大阪市立桜宮高校で、バスケットボール部主将の2年生が、顧問の教諭の体罰を理由に自殺したといいます。
人生これから、大きな可能性が広がっていた生徒が、大好きだったであろう部活動で命を落とす(殺される)とは・・。
生徒とご家族が不憫でなりません。
「おかしい」と声を出した人はいたようですが、大人が誰か強く主張していれば(周りからはきっと、とやかく言われますが)、報道されているほどの体罰は規制することはできたのではないか、と思うとやり切れない思いが溢れます。
言われている体罰の内容は信じ難いものですが、しかしその背景にあるであろう、体罰容認、スポーツにおける勝利至上主義は、鶴岡市にもまだまだ根深く存在していると感じます。きっと全国にも・・。
教育、スポーツ関係者、保護者、すべての国民が、そこのところを真剣に議論していくことが求められています。
すべての子どもたちのため、スポーツを愛するすべての人のため、生徒の死を無駄にしないためにも。
お時間あればご覧下さい。この件に関係する私の過去のブログ
「スポーツと健康」、全国で問われていますhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/s/%C2%CE%C8%B3
スポーツの喜び、スポーツの価値とはhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/740a4161384181475a682f84a768a379
スポ少か学校かhttp://blog.goo.ne.jp/sekitouru/e/9675da6ca8a5d0f84de1989b337683ac
ところで、この件で橋下徹大阪市長がさかんとテレビに出ています。
「教育現場の最悪の大失態だ」と高校を批判し、「教育委員会に任せておけない。僕が責任をもって引っ張っていく」などと、この問題をさも自分の意に沿わない重大問題として、解決のために大鉈を振るうような話しぶりです。
しかし、市長はもともと「体罰容認」を明言していたのです。
そして、「行政は自分の言うことを聞かなければダメだ」と言いながら、学校を乱暴に締め付けてきたのです。
そんなことはまったく知らぬ顔で(そこが恐ろしい)、シャアシャアと登場する本人も論外ですが、それを無批判に報道するマスコミの罪は、いつもながら重大です。
そのことを詳しく論証してくれている人がいましたのでご紹介。
BLOGOS秋原葉月氏http://blogos.com/article/53715/
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