さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

エゾビタキ(蝦夷鶲)など

2015年10月17日 | 野鳥
9月末ごろから、渡りの途中で立ち寄るヒタキの仲間やオオルリなどの夏鳥で賑わいますが、MFのM公園やK公園でもたくさんの鳥撮りさんたちが集まってきます。

今回は、久しぶりに、K自然公園に出かけてみる事にします。

この時期のK公園は本当に久しぶりですが、そろそろアリスイなどが入ってるのではないかと下見を兼ねての散策です。

午前8時頃から、園内を歩き始めますが、アリスイどころか、シジュウカラの声も聞こえず、閑散としてます。

まだ下草が刈られておらず、散歩の人もまばらで、実に静かです。

園内の所々には、こんな小さな花があちこちに咲いてます。



もちろん、名前は分からないのですが、調べて見ると・・・・・アキノウナギツカミ(秋の鰻摑み)

何とも奇妙な名前ですが、タデ科の植物で、水辺や湿地などに映える1年草とか・・・・

名前の由来は、茎に棘があり、「ウナギでも掴めそう」という意味から付けられたそうです。

何処からそんな発想が出てくるのか、不思議ですね。



園内のめぼしいところを周ってみたものの、鳥らしい鳥も見つからず、最後に、キビタキなどが出てるという水辺付近へ行ってみます。

土・日には、たくさん鳥撮りさんたちで賑わったと聞いていたのですが、この日は平日で、5~6人。(時間が経つと増えましたが…)

前日まではオオルリの若も出ていたとのことで、早速スタンバイ。



しかし、この日は前日に比べて、キビタキ雄の出が悪いらしく、皆さん手持無沙汰です。

キビタキ雌は、枝の上で一度見かけただけで、オオルリに至っては姿形も見えません・

唯一、水辺に降りてきてくれたのが、エゾビタキ(蝦夷鶲)です。水鏡に後姿を映してうっとり?

残念ながら、正面の姿は見せてくれませんでしたが、好きな鳥の一つなので、モデルさんになってもらいました。

日本では、旅鳥として、春秋に見る事が出来ますが、秋の方が見る機会が多いようです。

カムチャッカや千島・サハリン・ウスリーなど、北の方面でで繁殖するので、「蝦夷」が付いたとされています。(「野鳥の名前」より)




真上の、樹の枝に現れたのは、キビタキ(黄鶲)のお嬢さん。樹の中には、数羽の雌が飛び回ってますが、結局、下には降りてきてくれませんでした。



1時間ほど待ってみたものの、結局、キビタキ雄はその後も現われず、やむなく撤収。

キビタキやオオルリは、今までたくさん撮ってるので、特に、珍しい鳥でもないのですが、何故か、目の前でその姿を見ると、ウキウキするのは私だけではなさそうですね。



エゾビタキとキビタキ雌だけでは寂しいので、おまけに、A公園で撮ったモズ(百舌鳥)のお嬢さんも載せておきますね。

まさに秋の風物詩のモズ、あちこちで、高鳴きが聞こえます。










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