さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

コホオアカ(小頬赤)に会う

2016年04月21日 | 野鳥
3月下旬辺りから、A公園近くにコホオアカがやって来て賑わっていたようです。

そんな中、4月6日、そろそろ人の数も減ってるだろうと、まだ居るかいないか分からないままに出かけてみました。

公園の桜を楽しみながら、ゆるゆるとポイントに行くと、鳥撮りさんたちが6~7名ほど・・・・

なかなか茂みから出てきてくれないらしく、皆さんちょっと手持無沙汰の様子です。

双眼鏡で見ると、茂みの中にチョロチョロ動くコホオアカの姿が見えますが、外には出てきてくれそうにありません。

そして・・・・デジスコをセットして間もなく・・・・・

突然茂みから飛び出してきた鳥・・・・・ホオジロ??ホオアカ??それとも本命のコホオアカ??

取り敢えず何枚か撮ってみます。(背景が悪く、分かり難いですが…)

ホオアカも一緒にいたという方もいて、初見の私には、これがコホオアカかどうか判断が付かないままパチリ!パチリ。



自宅で調べてみると、褐色の頭頂線や、腹部分にある縦斑が脇だけでなく、腹の部分にまでありそうなことからコホオアカと判断。

耳羽を囲む線も黒褐色ですし・・・・(雄か雌かまでは自信がありません)



コホオアカ(小頬赤)

ホオジロの仲間で、日本では見る事は少ない冬鳥または旅鳥ですが、見かけはカシラダカやホオアカとよく似てますね。

比較的良く見るホオアカと比べて、体が小さく、茶褐色の頭央線が特徴です。

名前は、まさにその名の通り、頬が赤い小さいホオアカと云うことからコホオアカと付けられたのでしょうね。

トリミングして少し大きくした写真を載せてみますね。下に載せたホオアカと比べてみて下さい。



次の写真は、頭の向きを変えてくれたので、後頭部が良く見えます。頭頂線もくっきり分かりやすいです。

この後、西の方向に飛び立って、チャンスはこの1回のみ。



久しぶりに途中で会ったAさんと談笑しながら、周辺を探してみたものの、その姿鳴見えず。

お昼になったので、このまま撤収!!

いったん帰ったものの、この1チャンスだけでは気が済まず、昼食後再び出かけてみましたが、やっぱり姿は見えず。

その日はこの1回きりだったようです。

翌々日の午後にも出かけてみましたが、その日も、朝早く僅か顔を出しただけとか・・・・・

隣にいた女性のバードウォッチャーさん曰く、「今日で3回目なのに、まだ一度も見てないんです!!」とのこと。


今回は、在庫から、夏羽のホオアカ(頬赤)の雄を載せておきます。比較してみて下さい。



頭頂線はないですね。





そして、お馴染みのホオジロ(頬白)の雄も・・・・・・ホオジロの雌だと紛らわしいかも知れませんね。



辺りにはアオジ(青鵐)も多くいましたよ。



暖かい日だったせいでしょうか。イタチも顔を出してくれました。






*何せ初見初撮りのコホオアカです。もし、間違ってたらご指摘くださいね。
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