さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

妙高高原へ鳥見行(パート1)・キビタキ(黄鶲)

2016年06月03日 | 花と野鳥
毎年恒例になっていた妙高高原への鳥見遠征、昨年は、腰痛のためドタキャンしてしまいましたが、2年ぶりの鳥見行です。

もちろん、コルリ・オオルリ・ノジコなどが遠征の目的。

5月22日(日)午前8時頃、大宮を出発です。 同伴者は、中学時代からの友人Mさん。

Mさんとは初めての同行ですが、昔話に花を咲かせながらの、のんびり鳥見行です。

自分の車は、部品を3か所交換して直ったと思うものの、、長距離遠征で少々不安が残る為、今回はMさんの車を使わせてもらうことにしました。

天気も良くて、順調に妙高高原ICを降り、そのまま標高1300メートルの笹ヶ峰高原まで一気に登ります。

途中、例年見られる道端の残雪もなく、木々も予想以上に生い茂って、いつもと違う雰囲気に嫌な予感が・・・・・・・



笹ヶ峰高原から見た「焼山」です。

他の焼山と区別するために、「新潟焼山」とも呼ばれ、新潟県西部の糸魚川市と妙高市にまたがる頸城山塊の標高2400mの活火山です。

現在でも2つの噴気口からガスを吹き出しており、確か5月初めにも噴煙活動が活発化して、入山規制(?)された山です。



そんな焼山を見ながら、高原のレストランで昼食を済ませ、鳥見ポイントに向かいますが・・・・・やっぱり嫌な予感が的中。

鳥見ポイント周辺は、ハルゼミでしょうか、セミの鳴き声で野鳥の鳴き声がほとんど聞こえません。

気温も高くて、下界の暑さとあまり変わらないくらいで、セミたちも一斉に羽化した様子です。

しかも、例年より暑いためか、残雪もなく、辺りの草木はかなり高く成長していて、いつもと違う光景に唖然!!

それでも、気を取り直して、ポイント周辺を散策してると、かろうじてキビタキが姿を見せてくれます。



新緑のモミジを背景に、いい所に止まってくれました。





例年、この辺りはキビタキが多く、撮るのが飽きるくらいなのに、この日確認できたのは、ほんの数羽だけ。

コルリどころか、キビタキの鳴き声も、ほとんど聞こえません。 あちこちで、聞こえるのは、センダイムシクイの囀りだけ。

そんな中、やっと囀ってくれたキビタキです。



目線の高さで、背中も綺麗に見せてくれました。



この個体、盛んに樹の上にあがったり、下に降りてきたり、忙しく動き回ります。



そこで、上を見上げてみると、もう1羽の雄がいて、仲良く(?)並んでいます。

本来、こんなに接近すると、お互い威嚇し合うはずなのですが、不思議なことに争ってる様子はありません。



1羽が飛び立ったところを同行のMさんがミラーレスで撮った写真です。(上の写真とサイズを合わせるため、トリミング)



やっぱり新緑をバックに撮ると、キビタキが引き立ちますね。





元々、鳥見には厳しい時間帯だったのですが、例年この時間帯でも顔を見せてくれたコルリは、姿どころか声も聞くことが出来ませんでした。

仕方なく、ペンションのオーナーから事前に聞いていたオオルリポイントに移動。

そこではオオルリの姿は確認できたものの、はるか樹の天辺で、辺りは樹の葉が生い茂り、結局降りてきてくれませんでした。

この日姿を確認できたのは、キビタキ・オオルリ・センダイムシクイ・アカゲラ・コサメビタキ・キセキレイなどだけ。

こんな調子では、翌日もあまり期待できそうにありません。


今回の遠征の機材は、デジスコ・キヤノン456・シグマ150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary・ニコンV3ミラーレス

風景撮影用にキヤノン24-100mm

今回掲載の写真は1・9枚以外はすべて、7D+150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporaryです。

このレンズ、思った以上の働きをしてくれそうです。 もちろん手持ちでもOK!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・後日続く!


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