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さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

スズメの大群(?)

2017年04月02日 | 野鳥
春の田圃を歩いてると、こんな面白い光景に出合います。
一瞬・・・・「これは何??」・・・・と思われるかもしれませんね。
スズメの大群ですよ!
先が見通せないくらい重なってるところもあります。 
秋口の田圃で、時々こんな光景を見たことがありますが、春先にこれだけの数が群れてるところは初めて見ました。





そこで、今回はスズメの事を少し調べてみました。

スズメ(雀)
以前はスズメ目ハタオリドリ科に分類されていましたが、今は単独のスズメ科に位置しています。
同じ仲間には、イエスズメやニュウナイスズメがいますが、お馴染みなのは、このスズメとニュウナイスズメで、イエスズメは珍鳥扱いです。
人とともに暮らすスズメと、森に住むニュウナイスズメ、上手く棲み分けてますね。
スズメは、「ものさし鳥」としても有名で、鳥の大きさ等を比較する基準の鳥になってます。
一般に留鳥とされていますが、調査によれば、あまり移動しない留鳥集団以外に、100km以上を移動する移動性の高い集団もいるそうです。
このスズメ、人に近い所にいる割には、人に対する警戒心は強いのですが、人に傍に住んで繁殖することで、天敵などから身を守る事になってるのかも知れません。
そんな雀も、最近の家屋状況(マンションなど)の影響なのか、数が減りつつあるように感じます。




それでは、スズメの寿命は??
日本における自然条件下の最長寿命は、2293日(6.3年)だそうです。
これは初めて捕獲されて標識されてから、次に捕獲されたまでの日数だそうで、少なくともこれ以上生きたことは間違いがないと言われてます。
因みに、飼育下では、一般に自然条件下よりも長く生きするそうで、最長15年という記録があるそうですから、驚きです。


両足で飛び跳ねて(ホッピング)素早く移動する姿が可愛いスズメ。
昔から、人間に最も近い鳥で、民話や童謡、絵本などにも、たくさん登場することで有名ですね。
ネットで調べてみると、スズメに関わる言葉がこんなにたくさんありました。(ウィキペディア引用)

「雀の涙」 「小さい」「ごくわずか」などの形容として用いられる。
「雀百まで踊り忘れず」 幼い頃からの習慣は容易に変わらないことの例え。
「欣喜雀躍」 ヒトが喜びのあまり小躍りする様を、両足を揃えてぴょんぴょんと跳ね歩くスズメに例えたもの。
「雀の踊り足」 筆跡の拙さの形容。
「雀の巣も構うに溜まる」 量が僅かでも積もり積もれば大きくなることの例え(「塵も積もれば山となる」と同義)。
「雀の千声鶴の一声」 雀のようにつまらない千の声よりも、鶴のような優れた物の一声が勝っていることの例え。
「すずめ焼き」 同じ具材を幾つも並べて串焼きにした料理を、電線に多数並ぶ雀の姿になぞらえた呼び名。
「雀刺し」 将棋の戦法のひとつ。


*ニュウナイスズメの事は、後日載せる予定です。


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