さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

ベルボンFHD-66Aを試す(トモエガモの飛翔)

2017年12月22日 | 機材
今まで長年使用していた雲台が、オイルが劣化してきたのか、動きが鈍くて操作が重くなってきました。
冬場になると、オイルが硬くなるため、特に顕著で、今回、思い切って買い替えることにしました。
出来るだけ軽くてシンプルなものを探していたところ、ベルボンから新しい雲台が発売されたので、早速購入。

FHD-66A(ベルボン)
重さ:983g(マグネシウム) 耐荷重:5kg
デジイチの場合、基本、手持ち撮影が多いため、使用するのは主にデジスコなのですが、今回はシグマ150-600mmを使ってみました。
使ってみて、気に入ったのは、パン・ティルトのダイアルが同軸にセットされてるため、操作性が良いことです。
しかもカウンターバランス機能(写真の赤字部分)が付いているため、このクラスのレンズだと手を放しても思い通りの位置で止まってくれます。


パン・ティルトのネジを緩めて、カメラを下に向けると、カメラがお辞儀してしまうのですが、カウンターバランスのスイッチをオンにすると・・・・
次の写真の通り、反発する機能が効いて、止まってくれます。(上に向けても同じです)
こうして、自在の位置で止まってくれると、デジスコの機能が最大限生かせるので、次回試してみたいと思います。


この雲台の面白いのは、こうして、縦位置にもすることができます。
実際長いレンズでは、三脚座を使って縦位置にする方が便利だと思うのですが、三脚座の無い中望遠などを使うときには便利かもしれません。
ただ要注意は、ネジをしっかり締めておかないと、肩に担いで歩いてる時など、突然動いてしまうことがあります。


早速、トモエガモの飛翔で試してみますね。
前述したように、普段は手持ち撮影が多いので、久しぶりの三脚装着での撮影です。
使用機材:シグマ150-600mm+7DMK2
データ:ISO800 F値7.1 SS1/640 焦点距離600mm 補正無し
カメラ設定:AIサーボ 領域拡大AF

飛び出しから最後の写真まで連写24コマのうち、14コマがヒット(目にピントが来たのは5コマ)。
もう少しSSを上げたほうが良かったかも知れません。
今回はそのうちの7枚を載せてみました。(ブログサイズでは分かり難いですね。)
全体的にピントが甘いのは腕のせい??
もちろん、純正レンズや、上位スペックのカメラだと、もっと確率が良くなるし、解像も良くなると思います。








今回はカメラやレンズを試したわけではなくて、雲台のお試しですが、すこぶるスムースで使い勝手が良かったです。
高価な大砲レンズには使えそうもありませんが、今回のようなレンズや、100-400・456などのレンズにはおすすめかも知れません。
デジスコでも、同じような感覚で使えるといいのですが・・・・・

ちなみに、機材の写真は、新しいスマホで撮ったものです。なかなかの写りでしょう!!(笑)


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