9月に入って、そろそろ沼にも渡りのシギたちがやってくるだろうと、暇があればの沼を覘くようにしてますがいまだ収穫は無し。
9月5日も午前中、早い時間帯に覘いてみたもののゴイサギ(ホシゴイ)などサギの仲間だけ。(一部アマサギ)
仕方なく、そのままエリマキシギが長居してる休耕田に向かってみます。
肝心のエリマキシギは、草むらに入り込んだきりで出てきてくれませんでしたが、コチドリとオバシギが相手をしてくれます。
少し距離がありますが、右や左へ行ったり来たり。 傍らでは、コチドリが数羽動き回ってます。
オバシギ(尾羽鷸・姥鷸)
日本には春と秋の渡りの時期、全国的にやって来るシギの仲間。
海岸の干潟や河口周辺に、数羽から数十羽の群れでやって来ることが多いようですが、内陸部の埼玉にやって来るのは珍しいかもしれません。
春にやって来るのは、成鳥夏羽が多いそうですが、秋にやってくるのは幼鳥が多く、成鳥は少ないようです。
かって、九州北部では数百羽の群れが通過することもあったようですが、最近ではあまり見られなくなったとか・・・・
名前の由来で面白いのは、体型や動作がおばあさん(姥)を思わせるから「姥鷸」、また一方では、尾羽の特徴から「尾羽鷸」。
果たしてどちらが正しいのか?? 確かに地面を突っつきながら餌を探す様子は、おばあさんが腰をかがめて歩いてるように見えないこともないですね。
このオバシギ、警戒心があまりないのか?畦道を車が通っても人が通っても逃げる気配もなく、徐々に近づいてきます。
この子も秋に多い幼鳥??
シロチドリかと思って撮ってみたら、コチドリの幼鳥? 紛らわしい!!
稲の穂も垂れて、間もなく稲刈りが始まります。 そんな田園風景にはダイサギが似合います。
何年ぶりでしょうか? 久しぶりにAさんのお会いして、オバシギを横目に見ながら昔話に花が咲きます。お互い「歳をとりましたねぇ~!!」
まさかこんな広い場所で再会出来るとは思ってなかっただけに、お酒を酌み交わしながら鳥談義した頃が懐かしい。
「コロナが落ち着いたら、また飲みましょう!」と約束。