さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

秋桜

2021年09月09日 | 
8月26日、久しぶりの晴れ間、沼の近くを通りかかったので沼の様子を覗いてみました。
水は満水状態で、そろそろ姿を現すはずのセイタカシギの姿もなく、杭の上には1羽のアマサギとゴイサギが3羽。
ゴイサギは成鳥が1羽とホシゴイが2羽。ここで営巣してたのか?? あれだけ賑わっていたヨシゴイの姿は、まったく確認できません。

駐車場の横のコスモス畑では、コスモスの花が見頃なのに、長雨のせいか?かなり痛んでます。いくつか良さそうな花を選んで撮ってみました。



 






 




コスモス畑の横には小さなひまわり畑もありましたが、こちらも長雨で根腐れしたようで、蕾のまま枯れてます。
反対側のひまわり畑は健在なようですが、開花まで少し時間がかかりそうです。

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タコノアシの花

2021年09月06日 | 
鳥ネタがなくて、野草シリーズが続きます。
北本自然観察公園の植物たちをもう少し紹介しておきます。今年もタコノアシ(蛸の足)の花が可愛い花を咲かせてました。


この公園では毎年少しずつ株が増えてきてるように感じますが、秋がすすむと、茹蛸のように真っ赤に変身します。

 

ガガイモ(蘿藦、鏡芋、芄蘭)の花も咲いてます。
昔から、カガミまたはカガミグサとも呼ばれ、夏の季語になってます。
ガガイモの仲間は、種類も多く、約250属、2700種あるとされ、日本でよく道端で自生しているガガイモはつる性の植物。
花の表面には、びっしり毛が生えていて、見れば見るほど、ユニークな花です。



道端にはアキノタムラソウ(秋の田村草)が小さな花をつけてます。
同じ仲間で、 ハルノタムラソウ (春の田村草)やナツノタムラソウ (夏の田村草) があるそうで、比較してみたいですね。
シソ科の植物で、暗い林の中で咲いていたので、手持ちでは、上手くピントが合いません。

 

コウヤボウキ(高野箒)の花がほころび始めてました。咲くまで少し時間がかかりそうです。


コバギボウシ(小葉擬宝珠)の花もあちこちに咲いてましたが、少し花期を過ぎたかな??
名前の由来は、花の蕾の形が擬宝珠に似ているからだとか、葱坊主に似ているからだとか!


そして、ヒメキンミズヒキ(姫金水引)の花です。
花は直径約5mmほどで、花弁は細く、花の径が8〜10mmで、雄しべの数が10〜13本、花弁の幅が広いキンミズヒキとは、見た目も少し違います。
(キンミズヒキの写真は後日載せますね。)


他にもたくさんのキノコなど、多くの植物が見れれるこの公園も、植物愛好家にも人気があります。




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自然観察・虫たち

2021年09月03日 | 昆虫
北本自然観察公園では、植物以外にもいろんな生き物が観察できます。
クズの葉には、ハゴロモ(羽衣)の仲間たちが集まってました。 小さくて地味な虫で、蛾のように見えますが・・・・・
この半翅類の一群の昆虫は、美しい大きな翅をもつものが多く、広義ではカメムシの仲間で、セミなどに比較的近いそうです。
名前も優雅ですが、日本では、十数種が知られ、すべて本州以南に分布し、北海道には生息しないとか。
ここでは、この仲間のうち、アミガサハゴロモとベッコウハゴロモ・スケバハゴロモの代表的な3種類がいます。

アミガサハゴロモ
羽化した時は緑色の粉でおおわれているが、この粉は落ちやすくて、活動するうちに脱落して、暗褐色に変化します。


ベッコウハゴロモ
褐色地に2本の白線が特徴で、日本では一番ポピュラーなハゴロモ。 個体のよっては少し模様が違うように見えます。



綺麗なスケバハゴロモは、この3種のうちでは一番数が少ないそうで、この日は、残念ながら見つけることはできませんでした。

ゴマダラカミキリもクズの葉に・・・・


顔は宇宙人?


こちらの蜘蛛は??ワキグロサツマノミダマシ(脇黒薩摩の実騙し)でしょうか??


木道付近では、オオシオカラトンボ


よく探せばもっとたくさんの昆虫たちに出会えそうですが、まだまだ未知の世界。奥が深そうです。


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