さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

運動不足解消で公園散策してみたけれど・・・

2023年08月04日 | 

酷暑日で自宅籠りが続くと運動不足が気になる中、7月26日、運動を兼ねて北本自然観察公園へ出かけてみました。

林の中の木陰散歩だと暑くないだろうと思ったのですが、これが大きな間違いでした。

この日は風もなく、林の中でもムッとするような蒸し暑さ!立ち止まって足元の花を撮ろうとするとやぶ蚊の襲来!

ウグイスの綺麗な囀りだけが、せめてもの救いです。

まず最初の出会いは、「自然学習センター」の前に咲いていたメハジキ(目弾き)。薬草として利用されることもあるとか・・・・

同じくセンターの前に咲いていたクサギ(臭木)です。

すでに花のピークは過ぎていたようですが、クロアゲハやナガサキアゲハなど大型の蝶が集まってきます。

道端には、日本の山野に自生するシソ科の多年草、アキノタムラソウ(秋の田村草)です。今回はいろんな角度から撮ってみました。

細長い穂を伸ばして、薄紫色の小さな花を付けるのですが、見栄えはあまり良くなくて、雑草のように見えるのは私だけ??

アキノタムラソウの花期は、夏の始めから秋の終わりまでなので、名前とはちょっとイメージが違います。

同じ仲間で花の様子が少し違うナツノタムラソウ(夏の田村草)という植物もあるそうですから、植物の世界は広いですね。

上からも撮ってみました。

よく見れば、可愛い花なのですが・・・・

さらに奥に進むと、キツリフネ(黄釣船)の花が咲いてました。すでに見頃が過ぎていたようで、花も傷んだものばかり。

湿地の木道の近くでは、お馴染みのタコノアシ(蛸の足)の蕾を見つけました。開花までまだ少し時間がかかりそうです。

一面に広がっていたのは、コナギ(小水葱)です。花期は花期は8~10月で、青紫色の花をつけます。

すぐ近くには、同じ水生植物のミズアオイ(水葵)生えてますが、コナギは水田の代表的な雑草に対しミズアオイは個体数が少ない希少植物。

同じ仲間でも扱いは違うようですね。花が咲くころに来てみたいものです。

クズ(葛)の花もそろそろピークが過ぎそうです。

ぐるっと園内を一回りしてみましたが、さすがにこの暑さでは、すれ違う人もほとんどなく、汗びっしょり。

「自然学習センター」に立ち寄って一休み!! 館内はさすがに涼しい~!!

 

 

 

 

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のんびり休息?ヨシゴイ(葦五位)

2023年08月01日 | 野鳥

ブログの内容が行ったり来たりしますが、今回は前回のクロハラアジサシの続きです。

例年だとこの時期はヨシゴイ撮りに頻繁に沼へ通ってるはずなのですが、今年は6月2回、7月は4回しか通えてません。

原因は沼の蓮の花が全滅してヨシゴイの観察機会が少なくなったのと、このところの猛暑。

さすがにこの暑さの中での、ヨシゴイ待ちは厳しいものがあります。地元の鳥撮りさん達も早朝限定のようです。

そんな中、14日帰り間際に立ち寄ったヨシゴイポイントで、すぐ近くに、のんびりくつろぐ雄と雌の姿が・・・・

手前に雌、奥には雄、分かりますか? 

雌の方は警戒心もなく表に出てきて、くつろいでる様子です。

長~い首を伸ばすと、フレームからはみ出すほど(引いて撮ります)。 こちらに気が付いてるようなのですが気にする様子もありません

周囲を見渡しながら・・・・かなり長く留まってくれます。

そろそろ飛び出しそう!!

飛んだ!!近すぎて、追えない!! すぐ隣の田圃に向かって餌を捕りに出かけたようです。

雌が居なくなったところで、今度は雄が出てきます。こちらものんびり羽繕い。

首を伸ばしたり・・・・

武者震い?? 雄の方はその後飛び立つ様子もなく、再び茂みの中へ消えます。

久し振りのヨシゴイを撮った後、駐車場に向かおうとしたとき、上空に飛ぶヨシゴイを見つけました。

こちらは田んぼから帰ってきたようです。

ヨシゴイの雛たちも、無事巣立ったようなですが、結局今年は巣立ち直後の幼鳥の姿は見ずに終わりそうです。

 

 

 

 

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