さきたま自然日記(別館)

埼玉中心になんでもありの写真日記です。
花鳥風月、自然を中心に撮ってます。

クロハラアジサシの飛翔

2024年07月08日 | 野鳥

ヨシゴイをたっぷり堪能した後、今度はクロハラアジサシの飛翔を狙ってみます。この日のクロハラアジサシの動きも活発でした。

前回、コアジサシに比べて、クロハラアジサシの方が一回り大きいと書きましたが・・・ちなみに比較してみると・・

コアジサシの全長:22~28cm  翼開長:47~55cm(翼開長とは、翼を広げた時の、左翼先端から右翼先端までの距離)
クロハラアジサシの全長:23~29cm  翼開長:67~70cm

全長は大きく変わらないのですが、クロハラアジサシの方が翼開長が長い分、ゆったりして大きく見えるわけです。

遠くを飛んでいても、コアジサシの飛び方に比べてゆったりしているため、すぐに判別できます。

日本では春先から秋にかけてやって来る旅鳥ですが、この沼では毎年姿を見せてくれるすっかりお馴染みになった鳥のひとつです。

小魚を捕食する時は、コアジサシのようにダイビングすることもありますが、コアジサシに比べて浅いダイビングです。

どちらかというと、水中の餌を捕食する時は、水面を嘴ですくうようにして食べることのほうが多いですね。

入院していたのと、退院後も猛暑日が続いていたので、暫く沼には行けてませんが、その後3度目の訪れもあったようです。

また、珍しくオオアジサシも一時的に姿を見せてくれたとか・・・・近いうちに出かけてみたいものですが、この暑さではね。

 

 

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ヨシゴイ(葦五位・葭五位)の飛翔

2024年07月06日 | 野鳥

連日の猛暑日、エアコンも1日中フル活動の日が続いてます。

昨日(5日)、術後2週間の検診。お陰様で経過も順調で、いよいよ、完全に日常生活に戻れそうですが・・・・この暑さではね!!

そろそろ在庫も切れそうなので、ヨシゴイの子育ての様子でも見に行きたいのですが、熱中症にかかりそう!!

 

そんな訳で、今回も6月半ばの沼の様子です。

6月12日、そろそろヨシゴイ(葦五位・葭五位)も頻繁に姿を見せてくれる頃だろうと・・・・・

案の定、現地に着くなり、ヨシゴイが頻繁に姿を見せてくれました。何度も葦の茂みの間を飛び回ってます。

時折、葦の茂みからも姿を見せてくれます。

カップルでしょうか??2羽仲良くランデブー飛行?(連射で追いかけてみました)

葦の中にいるヨシゴイもユニークですが、飛ぶ姿も・・・・

こちらは1羽だけ単独飛行?

ヨシゴイに気を取られて、見過ごしていたのですが、少し離れた杭の上にはクロハラアジサシ(黒腹鯵刺)がいました。6月4日以来の再会です。

隣のコアジサシと比較すれば、その大きさの違いがよく分かります。

コアジサシ2羽に挟まれて、のんびり休憩中です。

次回はこのクロハラアジサシの飛翔写真を載せますね。

 

 

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ヨシゴイはオオヨシキリが気になる?

2024年07月04日 | 野鳥

6月前半は、沼の様子を見に行くことが多く、同じような投稿が多くなりますが、あしからず!!

4日のクロハラアジサシを撮り直そうと、翌5日も沼に出かけてみましたが、クロハラアジサシはすでに抜けたようで姿は無し。

葦の茂みでは、こんな光景が見られました。偶然ヨシゴイとオオヨシキリが向かい合って・・・・

オオヨシキリの方は、ヨシゴイが居ても気にする様子はなく、相変わらず大きな声!!

一方のヨシゴイは、どうもオオヨシキリが気になるようで、姿勢を変えながら何度も覗き込んでます。こんな向き合った状態がしばらく続きます。

この沼のオオヨシキリも年々数が多くなってきてるようで、よほど住み心地がいいのかもしれません。

飛んで行った先は・・・・・珍しく、こんなロープの上に・・・・・

昨年からハスの花が全滅状態でしたが、今年はさらに状況が悪くなったようで、ハスの片鱗も見えません。

ヨシゴイも、これから雛が大きくなってくると、昨年同様、餌確保のため、巣と田圃の間を行き来することになりそうです。

 

 

 

 

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カイツブリ親子

2024年07月02日 | 野鳥

オオヨシキリの大きな鳴き声の合間に可愛いカイツブリの雛の鳴き声が静かな沼に響きます。

今年は例年よりカイツブリの子育てが少ないように感じるのは、やはりハスがないからでしょうか?

こちらはお母さん?

お父さん(?)も餌をいっぱい咥えて雛のもとへ・・・・

見た目が少し小さいから、チュウダイサギのようですね。

ダイサギ?とチュウダイサギ?、なんだか紛らわしいですよね。以前にも少し触れたことがあるのですが、この時期日本に姿を見せるのはチュウダイサギ。

東南アジア・オーストラリアに分布し日本に夏鳥として飛来し、春から夏に本州以南で繁殖し、一部越冬もします。

一方、亜種ダイサギ(オオダイサギ) は冬に冬鳥として北方より渡来します。春先や秋に一緒にいるとよく比較できるのですが・・・・

見かけも、冬によく見かけるダイサギ(オオダイサギ)より一回り小さく、冬羽の脚が全体的に黒いのが特徴でしょうか。

この日はコアジサシの数も少なかったのですが、相変わらず派手なダイビングが見られました。

沼のヨシゴイたちもそろそろ子育てが始まる頃でしょうか?これからが楽しみです。

 

 

 

 

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