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芝大門 更科布屋 &芝公園散策

2020年11月26日 | グルメ

江戸の老舗蕎麦店で構成される 木鉢会 のお店をコンプリートしたいという夫のつきあいで、この日は芝大門にある創業寛政三年 更科布屋 さんにお昼を食べに行きました。場所は先日訪れた 新亜飯店 のお向かいです。

老舗といっても気取ったところはなく、蕎麦屋本来のお客である庶民のためのお店、といった雰囲気。窓に面した2階の明るいテーブル席に案内していただきました。この日は小春日和の温かさで、冷たいお蕎麦がきゅっとのど越しよかったです。

大きな穴子の一本揚げがついている、穴子天せいろ。お蕎麦は大盛りです。

私は天せいろをいただきました。天ぷらが少なめに見えますが、お蕎麦をメインにいいただきたかったので、私にはちょうどいい量でした。更科といっても白すぎないのが私好み。そばつゆはやや濃いですが、江戸のお味を堪能しました。

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お昼をいただいた後、すぐ近くの芝公園を散策しました。

日比谷通りから、増上寺の台徳院霊廟惣門を望んで。壮麗な門を額縁にして見る紅葉の風景もまた美しい。

階段を上ると芝生の広場があり、目の前にはすっくと天を刺す東京タワー。赤と白のストライプが青空によく映えます。

広場のバラ園では、赤やピンクの冬バラが美しく咲いていました。冬のバラ園は春ほどの華やかさはありませんが、花の少ない時期だけに思いがけないうれしさがあります。

芝生ではファミリーが思い思いにお弁当を食べたり、寝転んだり、遊んだり。平和なひと時でした。

芝公園というと平らな公園というイメージがありますが、実は公園の一部に丸山古墳という、都内最大級の前方後円墳があるのです。形は崩れて元の姿は留めていませんが、小高い丘となって痕跡を残しています。意外と高低差があって驚きました。

日比谷通り沿いにある大銀杏と東京タワー。

同じく日比谷通り沿い。今年はもみじ以上に、桜の紅葉に心惹かれます。

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