だいぶ間が空いてしまいましたが、島根旅行記の続きです。なんと2年越しになってしまいました...。これまでの記事はこちらです。
1.島根ひとり旅 出雲大社
2.出雲・稲佐の浜 ~ 松江へ
3.足立美術館
4.玉造温泉散策 ~ MOSOROのお刺身御膳
旅行3日目の最終日は、ホテルに荷物を預けて松江市内を巡りました。まずは松江駅前からバスに乗って、松江城を訪れました。県庁前から堀川を渡り、石垣に沿って遊歩道を歩きながら、徐々に天守に近づきました。
石垣越しに天守が見えてきました。
天守を中心に、堀川で囲まれた敷地は、松江城山公園として整備されています。石垣の周りは緩やかな起伏のある美しい遊歩道となっていますが、朝は人がほとんど歩いていなくて貸し切り状態。贅沢なお散歩となりました。
途中で石段を上がると、天守の横に出ました。
こちらが正面です。ちょうど開場がはじまったたばかりで、ほとんど一番乗りでした。
1611年、関ヶ原の戦で功績を上げた出雲・隠岐の大守、堀尾吉晴が築城しました。国内に現存する12天守のひとつで、2015年には国宝に指定されています。4重5階地下1階。落ち着いた佇まいのお城です。
築城ブームで木材が不足していた当時、心柱を使わず2階分を貫く通し柱を多用して天守を支えているのが特徴で、柱を鎹(かすがい)や鉄輪(かなわ)で補強して包板(つつみいた)で覆うなど、さまざまな工夫で築き上げた質実剛健なお城です。
また、石落としや鉄砲狭間など、実戦に備えたさまざまなしかけを設えています。
最上階は天狗の間とよばれています。望楼となっていて、松江の街をぐるりと見渡すことができました。
南には、宍道湖(しんじこ)がよく見えました。
下を見下ろすと、そろそろ見学の人たちが増えてきたので、下に降りることにしました。
天守と同じく松江城山公園にある松江神社です。松江藩松平家藩主の松平直政、松平治郷、松江開府の祖 堀尾吉晴、徳川家康など松江の発展に貢献した人たちが祀られています。
その隣には興雲閣(こううんかく)があります。1903年に明治天皇の行幸を願って建てられた洋館ですが、実際には皇太子(後の大正天皇)がご宿泊されました。ミントグリーンがさわやかなかわいらしい洋館です。
赤い絨毯が敷かれた風格のある階段。
2階は大広間と、皇太子が宿泊された貴顕室があります。秋の日差しが柔らかく、ベランダから見る紅葉・黄葉もすばらしい眺めでした。