ハリソン・フォード主演の、アドベンチャー映画です。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル (Indiana Jones and the Dial of Destiny)
このシリーズはそこまでのファンというわけではないのですが、一応全作見ています。^^ そしておそらくは今回が、ハリソン・フォードがインディを演じる見納めの作品となることと思い、最後の花道を見に行ってまいりました。
前作の「クリスタル・スカルの王国」を見たのがつい最近のように思っていましたが、あれからもう15年も経っていたのですね。メインとなるストーリーははほとんど覚えていないのですが、ケイト・ブランシェットの能面のような表情が美しくも不気味で印象に残っています。
それから、黒いアリの大群が、サルバドール・ダリのアートのようだな~と感心したこと。
今回は、ミッション・インポッシブルとバック・トゥ・ザ・フユーチャーを合わせたようなテイストでしたが、お約束のシーンもそこここに散りばめられていて、シリーズの集大成にふさわしい作品となっていました。
ハリソン・フォードはアクションもがんばっていましたが、終盤のパジャマ姿にはさすがに年齢を感じてしまって一抹の寂しさを覚えました。でもおかげで心残りなく、ハリソン=インディにさよならできたような気がします。
ヒロインはちょっぴりグリーディなところがあって、あまり私の好みではなかったのだけれど、ナチスの高官を演じるマッツ・ミケルセンはやっぱり魅力的でした。
そしてアルキメデスがテーマになっていたところが、個人的にはツボでした。(水を掻き出して、アルキメデスの原理を使う場面も出てきましたね。)そして終盤、なんとご本人?!が登場し、インディならずとも大興奮しました。