前回に続き、こちらも六本木ヒルズに入っているベーカリー&カフェですが、私が今一番気に入っているパン屋さんです。
bricolage bread & co. (ブリコラージュ ブレッド アンド カンパニー)
けやき坂にあって、前を通るたびにいつも列ができているので気になっていました。
後から知ったのですが、大阪の人気ブーランジェリー「ル・シュクレクール」、三ツ星フレンチの「レフェルヴェソンス」、ノルウェイ・オスロのコーヒーブランド「FUGLEN」がコラボレートして誕生したカフェだそうです。
bricolage はフランス語で、英語で Do It Yourself という意味があるそうで、パンと料理とコーヒー、それだけでなく、空間を作る要素をすべてプリコラージュしたいという思いが込められているそうです。
中に入るとカフェの注文カウンターがあります。この写真の右の方にベーカリーが併設されていて、メニューはサンドウィッチやハンバーガーなど、パンを使ったお料理が中心でした。
外観はコンクリート打ち放し、注文カウンターはアメリカのノスタルジックなダイナー風ですが、食事のスペースは木の梁があったりして、意外にも日本の古民家のテイストが感じられました。それぞれ違うテイストながら、不思議と全体がマッチしていました。
コーヒーとカフェラテ。
大山鶏のシャクシューカ
トマトソースに卵を落として作るシャクシューカは、イスラエルの朝食メニューとして知られていますが、こちらのお店のシャクシューカは鶏肉のトマト煮込みに卵を落としていて、適度にボリュームがあってランチにぴったり。
クミンの風味が中東風で、私の大好きなお味でした。カリッとトーストしたカンパーニュが添えられていて、上にはいろいろなスプラウトがトッピングされています。
パストラミサンド
パストラミビーフを全粒粉のパンではさんだサンドウィッチ。アメリカでポピュラーなサンドウィッチで、懐かしくて食べたくなりました。パストラミビーフは牛肉を使ったハムのようなもので、ハムと同じくデリなどで手に入ります。
ハムも、パストラミビーフも、このように極薄切りにして、何枚も重ねてサンドウィッチにするのがアメリカ風。全粒粉パンがパストラミビーフによく合って、とてもおいしかったです。
藍色の絵柄の入った器が、どことなく和食器風ですてきです。
食事の後、ベーカリーで農民パンとバタールを買いました。ベーカリーの方は並ばずに買うことができました。お店の一押しの農民パンは、パストラミサンドに使われていたパンです。
お弁当用のサンドウィッチを作るのにぴったり。こちらのベーカリーは、ハード系のパンが充実しているのが私好みでした。