あけましておめでとうございます
東京は穏やかな新年の幕開けとなりました。皆さま、いかがおすごしでしょうか。
お正月は大きなバンを借りての恒例の家族旅行で、今年は伊豆・稲取で新年を迎えました。大晦日は雲が空を覆い、途中ではらはらと初雪が舞うほどの寒さでしたが、夜の間に魔法がかけられたのか、元日の朝は日本晴れと呼ぶのにふさわしいすがすがしいお天気となりました。
稲取は伊豆半島の東海岸にあり、海に面した宿のお部屋から、海から上る初日の出を見ることができました。この日の日の出の時刻は6時52分。6時半頃に起きて外を見ると、紺碧の空の下、水平線近くがほんのりと暁色に染まっていました。太陽の気配を濃厚に感じる神秘的な体験でした。
ちょうど太陽が昇るところに雲が鎮座していて、実際に太陽の姿を見るまでに10分ほどのタイムラグがありましたが、その分ようやく見えた時の感動が大きかったです。太陽の光が海に反射してまっすぐ伸びている様子に、モネの「印象・日の出」を思い出しました。新しい年の幕開けにふさわしい心に残る風景でした。
宿から近い”稲取文化公園 雛の館”で、この地に伝わる”雛のつるし飾り”を見ることができるというので、お雑煮とお節料理の朝食をいただいた後に、ぶらぶらと歩いて行ってみました。公園の入口には、たわわに実った夏ミカン?の木。柑橘類が名産の伊豆ならではの風景です。
雛のつるし飾りは、河津町に河津桜を見に行った時に知りましたが、稲取で江戸時代から伝わる風習で、母や祖母が娘の成長を願い、雛人形のかわりに手作りのつるし雛を作ったというのがはじまりです。一時すたれていましたが、平成5年になって婦人会の手で復刻され、今に伝えられているということです。
こちらの雛の館では、さまざまなお雛様とつるし飾りを組合せて飾ってあり、その華やかさ、愛らしさに顔がほころびました。入口にあった13段の段飾りとしめ縄のように太いつるし飾りは圧巻。稲取と同様、つるし雛を飾る風習があるという山形県酒田市の”傘福”、福岡県柳川市の”さげもん”もあわせて飾ってありました。
基本となる桃の飾りのほか、ほおずき、はと、鯛などいろいろな形がありましたが、それぞれの形に意味があり、娘の幸せを願う家族の思いが込められています。和布の柄の愛らしさ、手作りの温かさに、ほっと心が和みました。1月20日~3月31日は稲取で雛のつるし飾りまつりが開催されるそうです。
公園にはもうちらほらと早咲きの桜が咲き始めていました。(河津正月桜?) 寒空の下、懸命に咲く健気な美しさに心が洗われました。
稲取の海岸です。部屋と露店風呂からは下田の爪木崎まで見渡せて、寄せては返す波の音がずっと聞こえていました。規則正しく続く音は、海の鼓動に感じられました。
12時にゆっくりチェックアウトしてから、下田、天城と通って東京までもどりました。東名の混雑を避けるために、伊豆スカイラインを通り、途中で滝知山園地に立ち寄ると、ちょうど日没直後のマジックアワーでした。駿河湾の向う、西の空がほんのりと茜色に染まり、幻想的な風景でした。
ふと右の方を見ると、ほのかに赤く染まった空を背景に、富士山の薄墨色のシルエットが静かな存在感を見せていました。途中に光が数珠つなぎになっているのは、五合目のあたりでしょうか。眺めている間に、三島の街の明かりが灯りはじめ、ちょうど夕景から夜景へと移り変わるところでした。
帰られたばかりでお疲れのところ
早速お越しくださって恐縮です。
リンクの件、もちろんOKです☆
どうぞよろしくお願いします。
私もなんとなくここまで続けてきましたが
いまだに慣れないことばかりです。
またお邪魔させていただきますね~
楽しみにしています☆
ヌマンタさんは静岡と白樺湖に行ってらしたのですね。
宿の近くでミカン狩りをやってたので、不作とは知りませんでした。
手に入ってよかったですね。
上田出身の知人も、お正月はまったく雪がなかったと言ってました。
豪雪はもっと北の方なのでしょうね。
温泉でくつろいでいいお正月をすごされましたね。
今年もどうぞよろしくお願いします。
やっと自宅に戻りましたのでPCでお邪魔致します。
明けましておめでとうございますm(_ _)m
お写真で目の保養をさせて頂きました♪
かわいらしいつるし雛様たちにもほっこりです(*^_^*)
暮れにコメント頂いておりましたのに
伺うのが今日になってしまいましたこと
大変遅くなりまして申し訳ありませんでした!
思いがけず光栄なお申し出も頂きありがとうございます。
ヨチヨチと歩き出したばかりの拙宅ですが
こちらこそどうぞよろしくお願い申し上げます!
そしてもしよろしければ、
拙宅も“リンク”コーナーにセレンディピティさんのブログを
載せさせて頂ければ大変嬉しいのですが、よろしいでしょうか?
新年のご挨拶がこんなにドタバタとなってしまった様で
心苦しいですが(;^_^A
今年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m
セレンディピティさんの素敵な文章を楽しみに
通わせていただきますね♪
仕方ないので、52号線沿いの個人商店で売っていたミカンを一袋1000円で買いましたが、東京で買うよりも3割安の感じです。そのまま北上して長野の白樺湖で温泉に入って来ましたが、思ったよりも積雪は少なかったです。もう少し北上すると豪雪だったようです。
そんな訳で、温泉漬けの正月でした。本年もよろしくお願いします。
わざわざ初日の出を見に行くとなると大ごとですが
温かい部屋から浴衣姿のまま見れるのでラクでした。
今は日の出の時刻も遅いですしね。(^_-)-☆
穏やかなお正月となりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。
明けましておめでとうございます。
早々においでいただき有難うございます。
日の出前にちゃんと起きるなんて、さすが良い
心掛けですね。海・空・太陽・桜・雛飾り
とお正月らしさ満載で心が平和になりました。
今年もすてきな記事を待っています。
大晦日の初雪にはびっくりしましたが
元旦にはみごとに晴れ渡って、初日の出を見ることができてよかったです。
宇宙の神秘を感じながら、厳かな気持ちになりました。
雛のつるし飾り、愛らしかった。
帰りに富士山の神々しい姿で旅をしめくくることができてよかったです☆
今年もどうぞよろしくお願いします。
ご家族のみなさまともどもすてきな一年となりますように☆
今年もどうぞよろしくお願いします。
瀬戸口みづき先生、静岡のローカルまんがを描かれている方なのですね。
伊豆も冬は寒いですが、それでもこの時期に
アロエの花や菜の花が咲いているので、やはり暖かいのでしょうね。
サトウキビも栽培できるのですね??
思いがけず桜が咲いていて、ひと足早い春に出会えました☆
今年も家族そろってお正月を迎えることができて感謝です。
大晦日はあいにくの曇り空でしたが、元旦はきれいに晴れて
すばらしい初日の出を見ることができました。
雛のつるし飾り、愛らしかったです~☆
そして神々しい富士山で旅を締めくくることができてよかったです。
今年もどうぞよろしくお願いします☆
北海道や日本海側は大雪のところが多かったようですね。
ここ何年かお正月は家族そろって伊豆で迎えていますが
ほぼ毎年元旦は晴れて、みごとな初日の出を見る機会に恵まれています。
東伊豆だと温かい部屋から浴衣で見れるのがよいですね。^^;
伊豆は東京から車で3時間とわりと気軽に行ける距離ですが
山と海が近く、変化に富んだ風景が楽しめる場所です。
文豪たちもお宿に籠って小説を執筆されたのでしょうね。
今年もななさんとたくさんお話できたらうれしいです。
ご家族ともどもすてきな一年となりますように。
明けましておめでとうございます。
今年も心が洗われるような美しい初日の出のお写真、有難うございます~~!
本当に絵葉書の様に水平線が真っ直ぐで、心の底から清らかな気持ちになりました。
雛の吊るし飾りは本当に可愛いですね☆
富士山にしてもおめでたいお写真いっぱい♪
今年も素敵なレビューと美しいお写真期待しています。引き続き仲良くお付き合いの程よろしくお願いいたしますね☆
江戸時代後期にサトウキビが国産化されたとき、静岡県まで栽培圏が伸びたそうです(関東では、やはり育たなかったようです)。きっと温暖なのでしょう。もう桜が・・・・・・・
恒例のご家族旅行に行かれてたのですね。
毎年、本当にきれいな写真をアップされるので、羨ましいです。
水平線上の初日の出が素晴らしいですね。
雛の館もきれい~。
それに何と言っても富士山の神々しさは格別ですね。
素晴らしい1年になります様に。
今年もよろしくお願いいたします。
とても素敵なお正月ですね。
今年は北日本は荒れ模様ですが
太平洋側はよく晴れて、寒いけれど穏やかな元日となりましたね。
元旦を旅先で迎えるというのを一度やってみたいものだと思いつつ
なかなか実現できずにいるので羨ましいです。
アップされた写真がどれも素敵で、見とれてしまいました。
伊豆地方は行ったことがないですが、伊豆というとやはり
川端康成の「伊豆の踊子」や松本清張の「天城越え」井上靖の「しろばんば」などの小説が思い浮かびます。
一度行ってみたいところのひとつですね。
今年も映画やお料理などのお話をしたいです。
お互いに素敵な年になりますように!