トライアスロンの世界大会を目前に控えたパリのセーヌ川に、巨大化したサメが出現するパニック映画です。
セーヌ川の水面の下に (Sous la Seine / Under Paris) 2024
この週末からいよいよパリ五輪が始まりましたが、みなさまは開会式をご覧になりましたか? 私は時差の関係もあって、後からネットで流れてくるハイライトの部分を拾いながら見たのですが
エンディングを飾る、セリーヌ・ディオンの闘病を微塵も感じさせない圧倒的な歌声にノックアウトされました。レディ・ガガのコケティッシュなパフォーマンスも、彼女らしくてとってもチャーミングでしたね。
選手団がセーヌ川を船で下って入場する、というとてつもないアイディアにもびっくりしましたが、2週間前に表題の映画を見たばかりだったので、途中で巨大サメが現れるのではないかと、ひやひや、にやにやしながら見ていました。^^
特にこの度の開会式のパフォーマンスは、フランスらしい、アグレッシブでシニカルな表現がそここにあったので。
開会式では、映画に登場するパリの町並みやセーヌ河畔の風景はもちろんのこと、地下水路やカタコンベも登場して、大いに興奮しました。偶然ながらタイムリーな鑑賞となりました。
さて、本作では、本来 海水でしか生息できないはずのサメが、地球環境の変化に対応して巨大化し、淡水でも生きられるよう進化した、という設定です。
冒頭に登場する、チャールズ・ダーウィンの「生き残るのは、最も強い種でも、最も賢い種でもない。変化に適応する種である」という名言が、この映画をみごとに表しています。
本作は名作「ジョーズ」にインスパイアされて作られたそうです。「ジョーズ」では、夏の観光シーズンを前にサメの存在をひた隠しにした市長の判断ミスで、何人もの観光客が犠牲になりますが
本作では、パリが威信をかけて開催するトライアスロンの世界大会を、今さら中止することはできない!と主張する市長の判断ミスによって、その後の大惨事を招くことになります。
太平洋や大西洋に存在するゴミの巨大渦の影響で、サメが進化を遂げて巨大化したという設定は、人間のエゴのために巨大化した「ゴジラ」にもインスパイアされているように、私は感じました。
このゴミの巨大渦については、以前大学の社会人クラスでSDGsの授業を受けた時に知ってかなり衝撃を受けたのですが、ご興味のある方はこちらのWikiをお読みになってみてください。
映画は、こうした環境問題や政治家の判断ミスによる人災などを盛り込みつつも、シリアスではなく、エンターテイメントとして楽しめました。
今まさに見るのにぴったりの作品です。
お返事が遅くなってしまって申し訳ありません。
本作、「ジョーズ」にインスパイアされているというのと
あとはやっぱり、パリ五輪の開催のこともあって
楽しみにしていました。
開会式、ハイライトしか見ていませんが... 楽しかったですよね。
でもトライアスロンでは、セーヌ川が汚すぎて気持ちが悪くなる選手が続出したとか。
セーヌ川はやはり「見る」川であり、「泳ぐ」川ではないのかも...。^^;
すっかりお返事遅くなりました。
これはセレンさんらしからぬ映画!?と思ったけど、ある意味めっちゃタイムリーですね~
私も開会式見る前にこれ見たかった!
実際開会式は素晴らしかったですよね☆一貫したドラマも有ったし…あの気球の聖火はずっと上空にあがっているのかしら?
お返事がすっかり遅くなってしまって申し訳ありません。
コメントどうもありがとうございます。
本作を見る時、真っ先に瞳さんのことを思い出しましたよ!
サメ好きの瞳さんに是非とも見ていただきたいですが
ネトフリ・オリジナル作品というのがね~
パニック映画なのですが、環境問題入っているところに
ちょっぴりフランスらしさも感じたりして。
なかなかおもしろかったです。
パリ・オリンピック開催にあわせて作られたのかしら?
っていうくらい、今の気分にぴったりの作品でした☆
私も本作、偶然知って観たい~~!!と思っていました。夏に、そして今このオリンピック時にぴったりの作品ですよね。
セレンさんのレビューでますます見たくなっちゃいました(笑)ベレニス・ベジョも好き~、こういう役って珍しいですよね。
開会式のセーヌ川くだり、本作観てたら絶対ドキドキ、にやにやしちゃいますよね。セレーヌ・ディオンの歌声、感動しました。
本作は環境問題などを盛り込みつつ、でもエンターテイメントなんですね!!サメ映画好きとしてはあぁ、めちゃめちゃ観たいです。ネトフリだけのようなので・・・久々に入ろうかした?(*^-^*)