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四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽

2018年08月25日 | 映画

先日、SNSで紹介されていた短編映画に、おお~!とハートを撃ち抜かれたので、ご紹介させていただきますね。タイトルは

四つの部屋と六人の打楽器奏者のための音楽
Music for One Apartment and Six Drummers (IMDb)

スウェーデンで2001年に作られた短編映画で、カンヌでノミネートされたほか、世界各地でいくつもの映画賞を獲得しています。

内容は、アパートに住む2人が犬の散歩に出ている10分間のあいだに、6人の打楽器奏者が彼らの部屋に忍び込み、キッチン、寝室、バスルーム、リビングの4つの部屋にある、ありとあらゆるものを使って音楽を演奏するというもの。

全部で10分強の作品なので、まずは動画をご覧になっていただけたらと思います。私が一番気に入ったのは、最初のキッチンのパートですが、この3分だけでも、かなりしびれます♪

Music for one apartment and six drummers.avi

先日行ったコンサートで、スプレー缶を打楽器として使う場面があり、衝撃を受けたばかりだったので、私にとってはとてもタイムリーな作品でした。

演奏中、6人は終始無表情で一言もことばを発しません。それがまた実にクール。もしもにこやかな笑顔で演奏したら、映画は全く違った風合いの作品になっただろうと思います。

ゲリラ的に演奏をはじめるところが、まさにバンクシーのアートの音楽版といった感じ。彼らは、Six Drummers というミュージシャンで、この作品の後 Sound of Noise という長編映画にも出演しているようです。こちらも機会があったら見てみたいです。


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