セレンディピティ ダイアリー

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ブレードランナー 2049

2017年11月15日 | 映画

ライアン・ゴズリング主演、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、1982年に公開されたSF映画「ブレードランナー」の続編です。前作の監督リドリー・スコットが製作総指揮を務め、前作で主演したハリソン・フォードが共演しています。

ブレードランナー 2049 (Blade Runner 2049)

2049年、環境破壊の進んだカルフォルニア州。新型レプリカントのK(ライアン・ゴズリング)は、かつて反乱を起こした旧型レプリカントを捜して解任(処分)するブレードランナーの職についていました。ある時、郊外で農場を営む旧型レプリカントのモートンを解任した際、木の下に旧型の女性レプリカントの遺体の入った箱を見つけます。

このレプリカントにあり得ないはずの出産した形跡があることがわかり、真相を探るべく調査を命じられたKは、思いがけない自分とのつながりを見出します...。

前作「ブレードランナー」とヴィルヌーヴ監督の「メッセージ」には、実はそれほど思い入れはなかったのですが、フラットな気持ちで見たのがよかったのか、思いのほか楽しめました。長い上映時間も事前にさんざん聞いていたせいか、まったく気にならなかった。むしろ美しくも悲しい映像が余韻を引いて、しばらくこのままでいたい気持ちにもなりました。

架空の未来を描いた作品ですが、環境問題、人種問題、人権問題など、今に通じるテーマがあって、いろいろと考えさせられました。前作では混沌としたアジアの街並みが強烈なインパクトを与えましたが、今回はターナーを思わせる荒涼とした黄色い風景が心に残りました。大気汚染が進行する未来の地球は、生命体には過酷な環境となっているのでしょうか。

ターナー「チチェスター運河」

不安を掻きたてる重厚な音楽も映像にぴったりでした。「ダンケルク」に似ていると思ったら、これもハンス・ジマーだったのですね。無機質的な音楽の中、Kが持っている通信機のコール音「ピーターと狼」が唯一有機的なメロディで目立ってました。イントロが一瞬鳴るだけなので、続きが頭の中で再生されて困りましたが...^^;

それからKが乗っているスピナーのデザインがかっこよくてしびれました。プジョーだと思ったら、デザインはコンセプト・デザイナーの田島光二さんという方が手掛けていらっしゃると知りました。ホログラムのキャラクターや、街並みのデザインも担当されたそうですが、たしかに変な日本語は見当たらなかったように思います。^^ (ビデオSALON)

ところでこの映画のレプリカントは、”妊娠できないように作られている”、”人間に絶対服従するように作られている”ということは、見た目は人間ですが、突然変異させたクローン、またはクローンではないまったく新しい生物ということでしょうか。

前作が公開されたのは、羊のドリー(1996年)より前ですが、再生医学が進んでいるであろう将来においては、倫理的な問題を度外視すれば、クローンを作る方がはるかに現実味があるような気がします。

最初のうちは個体管理が必要でしょうが、いずれは人間もレプリカントも区別されない世界が来るかもしれません。そのうち汚染された空気や水など、過酷な環境にも耐性がある人間が作られたりして...考えただけで恐ろしいです。><

Kの恋人、ホログラフィAIのジョイ(アナ・デ・アルマス)は魅力的でしたが、あのホログラムの広告看板はかえって逆効果ではないかな?と思いました。だって恋人は自分にとって唯一の存在でいて欲しいですものね。

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豪徳寺と、世田谷線散策

2017年11月12日 | おでかけ

三輪亭でお昼を食べた後は、住宅街をぶらぶら歩いて豪徳寺へと向かいました。

彦根藩主・井伊直孝が、猫に招き入れられて中に入ったところ雷雨を免れたことから、ここを菩提寺として再興したと伝えられ、招き猫発祥の地とされています。境内の一角には、大老・井伊直弼をふくむ井伊家の人々の墓所があります。

門をくぐると、境内はそろそろもみじが色づいていて、美しい紅葉を眺めながらの気持ちのよい散策となりました。

境内の中ほどに招猫観音を祀る「招猫殿」があり、その横に大小たくさんの招福猫児(まねぎねこ)が奉納されています。圧巻でした。

1677年、井伊直孝を弔うために建立された仏殿。

立派な三重塔は2006年に建立。屋根の下に猫の飾りが彫ってありました。(=^・^=)

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この後、最寄りの宮の坂駅へ。駅の横に古い型の世田谷線が展示されていました。

昭和44年まで玉電(現田園都市線・世田谷線)を走っていた車両で、その後1990年まで江ノ電で活躍しました。この緑の電車は江ノ電時代に乗ったことがありますよ。

昔の電車ってそういえばこんな感じでしたね。子どもの頃の記憶がよみがえりました。

豪徳寺においしいドイツハム・ソーセージのお店があったな~と思い出し、山下まで一駅乗って寄ってみました。なにしろ20年ぶりのことで、お店の名前も場所もうろ覚えでしたが、その場でスマホで調べて「冨永オリジナデリカテッセン」にたどり着きました。

どれもこれも食べたくなりましたが、賞味期限と相談し、この日はビアシンケンと、オリーブ入りのシンケンのみ購入。また近いうちに買いに行こうと思います。

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この後は終点の下高井戸まで乗りました。駅周辺に昔ながらの商店街が残っていて昭和の気分が味わえました。映画は見ませんでしたが、以前から気になっていた下高井戸シネマにも寄ってみました。

世田谷線は青・緑・チョコレート色といろんな色柄の車両がありますが、下高井戸から乗ったのは豪徳寺にちなんだ招き猫電車でした。車体に猫の顔がラッピングされ、つり革にも猫耳としっぽがついていてかわいい♪ 来年3月まで運行するそうです。(産経ニュース)

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最後に松陰神社前で降りて、駅前商店街をぶらぶらしました。昔ながらの商店と新しい感覚のカフェや本屋さんなどが軒を連ねています。途中で松崎煎餅さんのカフェを見つけ、ひと休みしました。北欧テイストの店内はお煎餅屋さんらしからぬ?雰囲気です。

松崎煎餅さんは1804年に芝魚籃坂に創業し、現在は銀座に本店を構えるお煎餅の老舗ですが、こちらは原点回帰・地域密着をテーマにオープンしたコンセプトストアの1号店だそうです。

コーヒーとあんみつをいただきました。たくさん歩いたので、黒蜜とあんのこっくりとした甘さがほっとします。少し甘めの瓦煎餅もコーヒーによく合い、小さな旅の締めくくりにぴったりでした。

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三輪亭

2017年11月10日 | グルメ

世田谷・豪徳寺にあるイタリア郷土料理レストラン、三輪亭(みわてい)にお昼を食べに行きました。めずらしい北イタリア・南チロル料理の専門レストランです。

このエリアには車で行くことが多いですが、今回は三軒茶屋から世田谷線に乗りました。せっかくなので一日乗り放題の世田谷線散策きっぷを利用することに。のどかなローカル線というイメージの世田谷線ですが、三軒茶屋駅はレンガ造りの立派な駅舎です。人待ち顔にちょこんと停まっている姿がかわいい。

世田谷線はわずか2両の小さな電車。三軒茶屋・下高井戸の10駅間を17分、住宅街の間を縫うように走ります。駅員さんのいない駅もあるので、バスのように運転席の横で運賃を支払います。途中の若林で環七を横切る時は、路面電車のように道路をそのまま走ります。

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世田谷線の山下駅が、小田急線・豪徳寺駅のすぐ目の前なので、山下駅で降りてお店まで歩きました。急のことで予約をしていなかったのですが、次の予約までの1時15分までならと案内してくださいました。

ランチはいくつかコースがありますが、私はここでしか食べられないという南チロルのパスタ2種がつくコース、もうひとつはパスタとメインが選べるコースをいただきました。

食前に小さいグラスに入ったホットワインをいただきました。本日の前菜盛合せは、菊芋のポタージュ、きのこのプリン、フリッタータ(イタリア風オムレツ)2種、ブリュスケッタ、プロシュート(イタリア風ハム)、ケーゼ(ドイツ風ハム)2種、そしてイタリア風肉じゃが。肉じゃがは煮物というよりマリネみたい。粒マスタードの酸味が効いておいしかったです。

南チロルパスタランチの1種目のパスタは、カネーデルリ。ドイツでクヌーデルとよばれている、パンのおだんごです。左はビーツ、中はブルーチーズ、右はほうれん草が練り込まれ、3種類のお味が楽しめました。右はスープに入っていて、イスラエル料理のマッツォボールみたい。どれもほっこりと優しい味わいでした。

南チロルパスタランチの2種類目のパスタは、スペッツレ。粒々の小さなニョッキでぷるんとした独特の食感が楽しい。上にのっているミートソースといっしょにいただきました。右上の小さな瓶に入っているのは赤唐辛子入りのジェノベーゼ。途中でちょこっと混ぜて、味の変化を楽しみました。

パスタとメインのコースのパスタ。こちらはいわゆるミートソースですが、ビーフシチューをほぐしたような、コクのある華やかなお味でした。

パスタとメインのコースのメイン。お店のお勧めのお料理(名前は忘れた)で、ぴりりとスパイシーなソーセージでした。粒マスタードをつけていただきます。数種のポテトやコーン、ラディッキョとともに。

デザートの盛合せは、左からチョコレートのテリーヌ、マチェドニア、トマトのムースにトマトのジャム。デザートにトマト?と思いますが、いちごのように甘酸っぱいお味です。ひと口サイズの小菓子がかわいい。コーヒーとともにおいしくいただきました。

南チロル料理はイタリア料理とドイツ料理、両方の特徴を備えていて、一般的なイタリア料理とはひと味もふた味も違って興味深かったです。家庭的な温かい雰囲気も心地よく、楽しくおいしいひと時でした。

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ゴッホ 最期の手紙

2017年11月08日 | 映画

ポスト印象派の巨匠フィンセント・フォン・ゴッホの死の謎に迫るアート・サスペンス。世界から集められた125人の画家がゴッホのタッチを忠実に再現し、描かれた62450枚の油絵をアニメーションにした前代未聞の作品です。

ゴッホ 最期の手紙 (Loving Vincent)

百聞は一見に如かず。まずはこの予告動画をご覧になってみてください。

ゴッホの代表作の数々が、独特の燃え上がる炎のようなタッチのまま命を吹き込まれ、動いています。ひと目見て衝撃を受け楽しみしていた作品ですが、期待以上にすばらしく夢のような時間をすごしました。19世紀の油絵が現代に飛び出し、3Dいや4D映画を見た時以上の強烈な映像体験を味わいました。

と同時にどうやってこの映画を作ったんだろう、と気になってしかたがありませんでした。あとからその方法を知って、さらに驚愕しました。メイキングだけで、一本のドキュメンタリー映画が作れそうです。

映画はまず、肖像画に似た俳優さんたちが同じ衣装を着て演じ、風景画をもとにしたセットを作って実写撮影します。この映像をキャンバスにトレースし、画家たちがゴッホのタッチを再現して油絵に仕上げます。それを高解像度カメラで撮影し、動く部分を描き直して次のコマを撮影。

こうして撮影された一連の写真をつなげることでアニメーションを作るのだそうです。1秒当たり12コマで、全部で62450コマ。それを世界中から選ばれた125人の画家たちが描いています。日本からも古賀陽子さんという方が選ばれ、参加されたそうです。

映画では「ローヌ川の星月夜」「夜のカフェ」「アルルの寝室」「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」などのおなじみの風景画を背景に、「タンギー爺さん」「郵便夫ジョゼフ・ルーラン」たちが生き生きと動きます。回想場面はゴッホの油絵ではなく、モノクロの水彩画で描かれ、区別されていました。

ストーリーは、銃で自殺したとされるゴッホの死の謎に迫ります。郵便配達夫の父から、ゴッホが弟タオに宛てた最後の手紙を届けるようたのまれた息子のアルマンが、画材商のタンギー爺さんや、ガシェ医師など、ゴッホと関わりのあった人たちを訪ねながら、人生の足跡をたどります。

映画を見ながら、これはゴッホだからこそできた作品ではないかと思いました。37年の短い生涯で800点以上の作品を残したこと。作品は具象画で、特に風景画と人物画が多いこと。ピカソのような抽象画家や、ルノアールのように人物画が圧倒的に多い画家ではなしえなかったかもしれません。

今は写真を油絵風に加工するソフトもあるので、CGでちゃちゃっとできちゃいそうな気がしてしまいますが、このタッチを表現するには手描きでなければありえなかったそうです。1枚の絵は映像の中ではほんの一瞬ですが、それがかけがえのない作品を形作ることの重みに圧倒されました。

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軽井沢の紅葉(雲場池・旧三笠ホテル)

2017年11月06日 | +軽井沢

こどうさんでお昼をいただいたあとは、軽井沢を代表する紅葉の名所、雲場池に向かいました。記録をたどると、ここを訪れるのは3年ぶりです。

【関連記事】 紅葉の軽井沢 (2014-11-06) 

紅葉のピークはややすぎて、だいぶ葉が散ってしまっていましたが、枯れ枝の間を彩る紅葉のグラデーションがとても美しかったです。底が見えるほど清らかな池に、筆でなぞったように紅葉が写っていました。

紅葉というと、つい赤いもみじに目が行ってしまいますが、今年は黄もみじの美しさに心を奪われました。

ドウダンツツジの目の覚めるような紅葉。

雲のようにたなびくもみじの紅葉。

青い空に透けるように輝くオレンジ色の葉。

池のまわりをドウダンツツジの真っ赤な紅葉が縁取っています。

細長い池のまわりをゆっくりと一周歩きました。川上の方はほとんど人の姿もなく、秋の弱々しい日差しの下、沈むような森と水の風景がバルビゾン派の風景画を思わせました。はかなくも美しい紅葉と、深々としたモミの木の香りを満喫しました。

***

山の日は陰るのが早く、そろそろ薄暗くなってきていましたが、せっかくなのでもう一か所寄ろうと旧三笠ホテルを訪れました。この日は文化の日だということで入場無料でした。

明治時代後期に建てられた純西洋式建築の木造ホテルです。設計は辰野金吾氏の門下生である岡田時太郎氏。政財界・文化人に愛され「軽井沢の鹿鳴館」とよばれました。戦後は米軍に接収され、のちに再開するも1970年に閉業。軽井沢町に寄贈され、現在は国の重要文化財に指定されています。

建物は正面側の約半分が現存し、調度品とともに当時の客室の様子を見ることができました。

客室の窓から見る紅葉もすてきでした。(こちらの家具は現在のもの)

八角搭屋が愛らしい。客室は大小ありましたが、バスルームのないお部屋はきっと共用で使っていたのでしょうね。西洋式の客室ですが、どのお部屋にも窓際に広縁があり、日本旅館の影響が垣間見えて興味深かったです。

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森の中のレストラン 軽井沢こどう

2017年11月04日 | +軽井沢

久しぶりに気持ちよく晴れた休日、軽井沢に紅葉を見にでかけました。連休に事故も重なって、関越自動車道は大混雑。いつもは3時間で着くのに、途中で別ルートを使っても4時間かかってしまいました。その代り、思いがけないものに遭遇しました。

(アクロバット飛行の)ブルーインパルスです。ちょうど入間基地で行われる航空祭に向かうところだったようで、ゆるい隊列を組んでゆっくり飛んでいました。頭上を通り過ぎるところをパチリ。

軽井沢に着いたのはもうお昼の時間だったので、予定を変更して先に食事することにしました。軽井沢バイパス沿いにある「森の中のレストラン 軽井沢こどう」を訪れました。

ここはジャムの沢屋さんが経営しているレストラン。森の中のコテージのようなかわいらしいお店です。写真はエントランスを入ったところです。左に見える階段を上った2階のダイニングに案内されました。スープにパスタかピッツァ、食後の飲みものがつくランチセットをいただきました。

この日のスープは、軽井沢産ビーツと地元野菜、牛すじ肉を使ったボルシチでした。野菜が同じ大きさのダイスにそろえてカットされ、洗練された雰囲気。トマトの酸味がさわやかで、ビーツ入りのミネストローネといった軽やかな味わいでした。野菜のおいしさがストレートに伝わってきます。

こどうの定番、ボスカイオーラ。蓼科豚の粗挽きときのこのスパゲティです。きのこがどれも大きくて、力強いお味にびっくりしました。粗挽きの豚肉のむっくりとした食感。それらをクリーミィなソースがこっくりとまとめています。

浅科かぼちゃと牛すじ肉のピッツァ。めずらしい組合せだな~と興味津々。浅科かぼちゃは初めていただきましたが、ズッキーニのように細長いかぼちゃです。牛肉とかぼちゃのこっくりとした味わいに、ルッコラとさらしたたまねぎがさわやかなアクセントを添えていました。

シュガー&クリームをのせたお皿がすてきだったのでパチリ。

落ち葉を踏みしめながら裏庭へ。林はだいぶ落葉していて、紅葉は見れるかしら...と心配になりました。カサコソとした音に秋の終わりを感じます。ストーブ用の薪がうず高く積まれ、冬の準備が万端整っていました。

隣の沢屋さんのショップでジャムを買いました。季節限定の和栗のジャムと、紅玉りんごバターです。今朝、早速トーストにぬっていただきましたが、優しい甘さの繊細なお味でした。

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キハチ カフェ 日比谷シャンテ

2017年11月01日 | グルメ

映画のあと、改装中の日比谷シャンテに先月オープンした「キハチ カフェ 日比谷シャンテ」でお昼をいただきました。場所は1階で、東宝劇場の目の前に面しています。外から見るより意外と広く、黒白グレーを基調にしたシンプルモダンな空間でした。

食事のメニューは大きく分けて、世界のごはん、パスタ、サンドウィッチの3種類。そのうち世界のごはんは日比谷店限定とお店のスタッフにお勧めされたので、今回はその中から選びました。

赤いサラダライス サーモンと共に。赤キャベツとトマトでほんのり赤く仕上げた洋風すし飯の上に、野菜とサーモン、キヌア、ナッツなどがトッピングされています。(写真ではお伝えできていませんが)アートのように美しい一品。ヘルシーなサラダ風のおすしですが、意外とボリュームがありました。

自家製サルシッチャのバジル包み焼きごはん。オーブンペーパーに包まれた状態で運ばれてきます。ペーパーのたたみ方がおしゃれですね。

紙を破るとハーブの香りがふわ~っと広がりました。タイのガパオライスに似ていますが、お肉にイタリアのサルシッチャ(ソーセージ)を使っているのがおもしろい。ハーブもガパオ(タイのバジル)とローズマリーが使われていて、タイとイタリアのフュージョンごはんといった感じでした。別添えのソースとアーモンドで味変させながらいただきます。

食後に私はめずらしくハーブティをいただきました。おすしにあわせて?こちらも赤いワイルドベリーハイビスカス。ティーバッグですが、最近はおいしいものがいろいろ出ていますね。さわやかな酸味とともにいただきました。

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今年の秋は初めてブラウン系のコスメを購入しました。

いつもはローズ系やベリー系が多いので、私にとっては冒険ですが、今年の秋はこういう色が欲しかったのです。特にブランドを決めていなかったのですが、ぱっと目についたお店でアドバイザーさんに選んでいただいたのが気に入ったので即決しました。

NARS(ナーズ)というブランドは名まえしか知らなかったので、アドバイザーさんに「どちらの(どの国の)ブランドですか?」とお聞きしたら「資生堂系列です」との答え。あとで調べたら、もとは1994年に誕生したニューヨークのブランドで、2000年に資生堂傘下となったと知りました。(VOGUE JAPAN)

リップのケースに磁石が内臓されていて、カチャッとはまるのが日本らしい心遣いと納得しました。

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