7月6日に新聞各紙で報道された記事です。
子どもがいじめを苦に学校外で自殺した場合も死亡見舞金が支給されることになりました。
つい先日も、テレビで夜回り先生こと水谷修氏の講演をやっていましたが、子どもの自殺、自殺未遂は年々深刻になっています。
学校外の自殺でも見舞金が出ることになった、ということは、ひとつの進歩かもしれませんが、しかし、それで、失われた命が戻るわけでも、遺された家族の気持ちが癒えるわけでもありません。
やはり、防止対策が必要です。
それには、“自殺予防教育”というものが必要である、と、私は3年前から議会で訴えています。「教育委員会が一番鈍い」とは、自殺対策に取り組んでいる人々の共通した感想ですが、何度も繰り返しになるけれど、「命の大切さを教えること」と「自殺予防教育」とは別のもの、です。
「命が大切だなんてことはわかっている。それでも、生きていけなくなってしまう」のが、今、子どもたちに起こっている自殺（または自殺未遂）なのです。
ここ、世田谷区では、10代の未成年者の自殺をゼロにしよう！というくらいの数値目標を立てて、特に区立小中学校における自殺予防教育を進めてもらいたい、と、切実に願っているところです。
話は変わって、今日は、昔の中学校の教え子たちに、25年ぶりぐらいで会いました。中学生だった彼女たちがすっかり大人の女性となっていたので（当たり前ですが）、私は変わっていないつもりなのだけど、すごーい時の流れを感じました。
今では“オトナの女友達”という感じで話題は尽きず、サンデーブランチ下北沢2F（北沢2－29－2、03-5453-3366）の料理＆デザートもおいしくて、楽しいひとときでした。
明日から、企画総務委員会の視察で、明石市、岡山県、佐賀県に行ってまいります。水曜日に戻る予定です。
