今日は本会議(中間議決)でした。
今回出されていた議案(45件)が、「賛成多数で全件可決」され、
その後、生活者ネットワークから提案されていた「資源循環と
地球温暖化防止に寄与する清掃・リサイクル政策を求める決議」
の表決がありました。
うちの会派(3名)も賛成した結果、27対24という3票差でギリギリ
可決されました。
…が、それって「議会の意思」としてはどうなのだろう?と、考え
させられました。
今回は反対意見を聞く限り、かなり苦しい論法だったので、もう
少し時間をかければ、あるいは、やり方に工夫をすれば、全会派
一致となったのではないか、と思ったんですよね。
というのは、昨年、区民からの請願(ほとんど同じ内容のもの)が、
「全会派一致で趣旨採択されている」のですから、今回、反対した
会派も、「その趣旨自体に反対のはずはない」と思うのです。
(一応私も議会運営の理事を務めておりますので、この間の経緯
は承知しているのですが、出す側の配慮というものが無ければ、
結局、多数会派だけで何でも決められてしまう議会運営になります。
つまり過半数を固めればあとの会派の言うことは聞かなくていい、
放置しておけばいいと。これは、少数会派としては非常に危険な
ことなのです)
とはいえ、「運営上の問題」と「表決における賛否」は別の問題
ですから、出されれば会派として賛成しましたが、運営上の問題
としては、引っかかるものがあったのは事実です。
条例改正や予算案など、議案の場合も、「議会の意思」に変わり
はありませんが、実態としては「執行」を認めるか否かという面が
あります。
例えば、駐輪場を作るとか保育所を作るとか、仮に1票差でも、
それで作ってしまうことになり、あとでもう一度議決ということは
あり得ません。
しかし、今回のような「決議」というものは何回でも出せるものです
し、何回でも議決できるのです。
それ故に、「全会派一致もしくは大方の賛成」というものが求められ
てくる、と思うのです。
(でなければその時々の多数派工作で決議内容がくるくる変わる
ことになってしまいます。過半数ギリギリで通っても、それが「議会
の意思」と言えるのかどうか、素朴な疑問が残ります)
議会運営上の問題と、決議内容に対する賛成。…そのはざまで、
とても疲れた一日でした。
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今回出されていた議案(45件)が、「賛成多数で全件可決」され、
その後、生活者ネットワークから提案されていた「資源循環と
地球温暖化防止に寄与する清掃・リサイクル政策を求める決議」
の表決がありました。
うちの会派(3名)も賛成した結果、27対24という3票差でギリギリ
可決されました。
…が、それって「議会の意思」としてはどうなのだろう?と、考え
させられました。
今回は反対意見を聞く限り、かなり苦しい論法だったので、もう
少し時間をかければ、あるいは、やり方に工夫をすれば、全会派
一致となったのではないか、と思ったんですよね。
というのは、昨年、区民からの請願(ほとんど同じ内容のもの)が、
「全会派一致で趣旨採択されている」のですから、今回、反対した
会派も、「その趣旨自体に反対のはずはない」と思うのです。
(一応私も議会運営の理事を務めておりますので、この間の経緯
は承知しているのですが、出す側の配慮というものが無ければ、
結局、多数会派だけで何でも決められてしまう議会運営になります。
つまり過半数を固めればあとの会派の言うことは聞かなくていい、
放置しておけばいいと。これは、少数会派としては非常に危険な
ことなのです)
とはいえ、「運営上の問題」と「表決における賛否」は別の問題
ですから、出されれば会派として賛成しましたが、運営上の問題
としては、引っかかるものがあったのは事実です。
条例改正や予算案など、議案の場合も、「議会の意思」に変わり
はありませんが、実態としては「執行」を認めるか否かという面が
あります。
例えば、駐輪場を作るとか保育所を作るとか、仮に1票差でも、
それで作ってしまうことになり、あとでもう一度議決ということは
あり得ません。
しかし、今回のような「決議」というものは何回でも出せるものです
し、何回でも議決できるのです。
それ故に、「全会派一致もしくは大方の賛成」というものが求められ
てくる、と思うのです。
(でなければその時々の多数派工作で決議内容がくるくる変わる
ことになってしまいます。過半数ギリギリで通っても、それが「議会
の意思」と言えるのかどうか、素朴な疑問が残ります)
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