@月と火星。通常の望遠カメラ2000mm写真
@「弱いもの虐め」は過去どの時代にもあったし、現代でもその醜態は依然としてある。いつも被害者となるのは、何か人間的にハンディーを背負った者が選ばれる、「弱い者」だ。虐めるものは決して「独り」ではないが、その「独り」のため、周りが加勢する。「独り」には往往にして何かしらのハンディー(家庭内での問題)があるからかも知れない。 では「弱い者」はいかにして虐めに合わないようにするか。 とても難しく、複雑な問題で、明確な回答は無いが、あるとすれば、何か一つでもみんなより勝る才能がある事では無いだろうか。人に注目される才能・腕前、周りが違った目で見てくれる事で「弱い者」とはならない。それととても重要な事は、弱いものは引き篭もり控えめになってしまう傾向があるから、学校であれば先生、家庭であれば両親、兄弟姉妹がその変化を感じ取り早めの相談では無いだろうか。ただ、現状先生等にも問題を避けようとする姿勢も多い、それは、その対応に時間を割けないからという理由もあるが、どのように対応したらいいのか先生自体も複雑だからでは無いだろうか。日本は守るためのしっかりした保護策・組織がない事、また虐める人への制裁・評価等をもっと厳しくする必要もあるのか。 米国の一部学校では、第三者・外部のセキュリティー要員(警備兼相談窓口要員)に依頼、保護・補導・監禁等の権限を与えているところもある。
『まいまいつむろ』坂岡真