@時代とともに医療の業界でも「常識」だったものが「非常識」になりつつある。それは医学の進歩とともに技術的根拠が指摘されていることは勿論だが、医療の習慣的常識(昔からの言い伝え)もここにきて覆し始めている。この書で「高タンパク質・食」の摂取が必要とある、それは様々な要素が豊富で人間の体に必須なことだと言う。心臓病(心筋梗塞、動脈硬化)、脳卒中、ガン予防など、また高血圧の人に朝鮮人参の摂取はよくないとの事、など意外な記述にびっくりだ。 結果的に体をよく動かし(アイソメトリックス)心臓を鍛える事、さらにどの食品もほどほどに摂取しよく睡眠をとる事だ。言われてみると当たり前だが、なかなかできない環境にいる私達。となると要素に直結した「サプリメント」が有効なのか、疑問である。高タンパク食(低脂肪)で「ワニの肉」がベトナムで脚光を浴びていると言う。 一度食べた記憶があるが少々硬いが臭みはなかった。(溺れる者は藁をも摑む)
『医学常識は嘘だらけ』三石巌
- 健康のレベルアップを願うあなたに! 81歳で起業、92歳で毎日腕立て伏せ50回、95歳でスキーを楽しむ三石先生が科学的理論と自身の経験から、ズバリ答えます!
- 痩せる方法はあるのか
- 糖質や脂肪をできるだけ切り詰めて高タンパク食をとる
- 下腹は腹筋で強くする
- シミは取れないか
- ビタミンEやセレンを摂取する
- 気分が爽快でよく眠る方法
- ノールズ呼吸法(肺の中の息を最後まで吐く=無残気呼吸)6秒間を数回
- 朝鮮人参の効き目
- 高血圧の人には向かない(上昇する場合がある)
- 脳卒中は予防できるか
- タンパク質とビタミンC+ビタミンE
- 強いストレスでビタミンEやビタミンCは欠乏する
- がんは予防できるか
- インターフェロンの制癌作用
- タンパク質とビタミンC(高タンパク食と高ビタミン食)
- 心不全は予防できるか
- 高タンパク食(減塩食品)+ビタミンE
- 老化は予防可能か
- 植物油・リノール酸とリノレン酸
- 脂肪肝は予防できるか
- 動物タンパク質メチオイン
- 不眠はどうすれば治るのか
- ビタミンB12+コエンザイムQ10、セレン
- 白内障の予防
- ビタミンC
- 風邪は予防出来るか
- 高タンパク食とビタミンC
- 冷え性には何が良いのか
- ビタミンE
- 糖尿病とは
- 糖尿病は全身の代謝を狂わせ、眼底出血や脳出血を起こす
- 高血圧の原因は何か
- 底タンパク食が原因
- 高タンパク食のメリット
- 成人50kgのうち30kgが水、15kgがタンパク質+脂質
- 日本人の食事は「低タンパク食」だから
- 感染症、動脈硬化、胃下垂、貧血、リウマチになりやすい
- 茶
- 緑茶にはビタミンC、番茶にはない
- 紅茶には不飽和脂肪酸の自動酸化を防ぐ効果(ガン予防)
- 砂糖は怖い食品か
- 中性脂肪が増え、心筋梗塞の原因になる
- 白砂糖はビタミンB1が豊富
- 心臓を鍛えるとなぜ良いのか
- 心拍数を少なくすることで心臓が休まる
- 60代以上トレーニングを重ねると脂肪酸イオンが増加する、それは心臓機能が低下することになる
- アイソメトリックスとは何か
- 筋肉の力は自然に緩んだ状態の長さの時、最大の力を発揮する
- 筋肉が緩んだ状態で全力で緊張させる(等尺収縮)