@ベンチャーの基本はこの「決断力と先見力」である。この書には多くの社長の経験からなる名言があるが、その中でも目に止まったのが「決断には勘とひらめき、そして度胸が必要だ」である。「勘とひらめき」発想から「度胸」行動に移るには勇気と自信を持って決断できることが何より重要であり必須だ。日本のベンチャーが育たない理由の一つはそこにある。また、投資家からの支援を得るには、まずこの「勘」と「ひらめき」を現実味を帯びた形にできる構想を纏め上げることだろう。往々にして日本のVCは単独投資する「勇気=高額投資リスク」が少なく、専門的な知識を把握しているVCも少ないからそれを念頭に構想(企画)を作り上げることも必要だ。それともう一つの名言は「なぜできないのか、ではなく、どうしたらできるのか」を自分自身で常に問うことだろう。 理由ありきの不可能より、実現できそうな可能性を是非追って欲しい。(ひらめきを形に)
『心を励ます社長の名言』
- 心を励ます、自分を磨き、人を育てる、人間力が身につく。道の分野にチャレンジするときの心の支えとなる書。
- 「決断には勘とひらめき、そして度胸が必要だ」樋口廣太郎
- 「実際に役立つのは失敗事例です」三宅占二
- 「好調の時こそ、次の準備をせよ」佐伯旭
- 「解雇されたことが最良の出来事だった」スティーブ・ジョブス
- 「決して志を失うな。人間、逆境の中でこそ成長する」佐久間昇二
- 「リスクのないところには利益も成長もない」似鳥昭雄
- 「余儀なくなる前に改革せよ」ジャック・ウエルチ
- 「情熱を注ぐことができる仕事で道は開かれる」ジェフ・ベゾス
- 「なぜできないのか、ではなく。どうしたらできるのか」小林陽太郎
- 「百見は一試にしかず、まずはやってみよう」深田浩仁
- 「何もしないことが一番のリスクになる」ラリー・エリソン
- 「人の評価は、最終に何を達成したかによって決定される」トランプ
- 「やっていることを否定しないと新しいものは生まれない」飯田亮
- 「北極でもうまい氷なら売れるそれをやるのが営業マンだ」小松万豊
- 「人は期待されるから一生懸命働くのだ」篠原欣子
- 「学歴はあった方が良い、ないことでバネになった」寺田千代乃