@仕事、同僚、恋人、家族等での「程よい距離」を保つ事が「良い人間関係を保てる」とある本書。現代人は様々な感情を持ち、表に出したがる人、隠したがる人など「物理的な程よい距離」と「心理的な程よい距離」は対人関係を心地よい関係にするには非常に難しく、双方にとって「心地よい距離」は尚更だ。昔読んだ本では全く知らない他人が自分の範囲80cm以内に入り込むと嫌な感情を持つのが人間だと知った。所謂相手を知って自分を制御する、嫌なときは仕事も、仲間でも即座に離れるのが現代風であり無難だ、と言う事になる。
『つかず離れず良い関係』和田秀樹
「概要」人との距離が近すぎると、見なくてもいい相手の
「欠点」や「わがまま」「無理解」「無神経」などが見えてしまいます。
相手との距離を縮めすぎると、時として相手の心に踏み込むことにもなり、
人と人との関係には「ほどよい距離」というものがあります。相手を少し離れて見ることで、その人のいいところ、悪いところといった、その人の全体が見えるものです。近すぎず、離れすぎず。そういう距離こそが人間関係を良好にできて、いい関係を持続させることができるのです。
「程よい距離」とは 人間関係の距離
一緒の時が長いと、互いに分かり合えなくなる「近づきすぎる」と悪い感情が生まれる
気を使いすぎないこと
近くにいても心が離れることがあると知ること
感情等を「押し付け」ない
会話に無遠慮に割り込まない
プライベートな話題は避けること
「仕事場での人との程よい距離」とは
嫌いな人とは割合わない
仕事のやり取りは最小限にとどめる
断る時は余計な気遣いをしないこと
指示待ちの人間位ならないこと
贔屓されたら距離を置く
仕事はちゃんとしっかりやり横のつながりを増やすこと
「友情・愛情の程よい距離」とは
独占欲的な行為はしない(尽くしてもいいが、犠牲になってはいけない)
見守る時間を持つこと(少し離れてみる)
離れて行く人は引き留めない(起きてしまったことに振り回されない)
自分、相手の大事なことを優先、受け入れる
正直な気持ちを殺さない
「孤独」は自分を豊かにする
一人の時間を大切に、自分の可能性を引き出し、伸ばす時間を作る
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