@新型コロナウイルス感染症の患者の大半は2週間以内に急性期から回復する。だが、ウイルスのかけらは必ずしもすぐに消え去るわけではない。一部の患者ではウイルスの残骸が数週間から数カ月間にわたって体内に残り続け、重症度や死亡率と関連があることがわかった。スタンフォード大学で行われた試験では、患者の4%において、診断から7カ月後にも便の中にウイルスのRNAが排出され続けていた。ウイルスの完全な排除に長い時間がかかっていることを示している。血液から検出されない場合でも、脳をはじめ複数の組織で7カ月以上にわたって低レベルの新型コロナウイルスが検出されている。「大半の人は新型コロナ後遺症を発症しませんが、リスクがあることに変わりはなく、コロナは感染後最初の10日間が過ぎれば終わりというわけではありません」とヘンリッチ氏は言う。「新型コロナ感染症に真剣に対処しなければ、人生が変わってしまう事態になりかねないのです」
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