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霊媒師とマジシャンのトリック『第四の扉』

2022-10-21 07:53:24 | ミステリー小説から見えるもの
@「人の不幸」を裏手に霊能力者として金持ちに取り憑く。金持ちの息子(マジシャンに憧れた)にバレたことで殺害に発展するが、トリックを逆用して遂に殺害されてしまう。結末は意外な展開となる。「人の弱み・不幸」に絡んだ悪毒商法は多く、一度絡まれると「神頼み」のように全霊的に、深く取り憑かれていくのが恐ろしい。幸不幸は自分自身の行動次第、お金で解決する事はないのだ。
『第四の扉』ポール・アルテ
「概要」オックスフォード近郊の小村に建つダーンリー家の屋敷には、奇妙な噂があった。数年前に密室状態の屋根裏部屋で、全身を切り刻まれて死んだダーンリー夫人の幽霊が出るというのだ。その屋敷に霊能力を持つと称するラティマー夫妻が越してくると、さらに不思議な事件が続発する。隣人の作家アーサーが襲われると同時に、その息子ヘンリーが失踪。しかもヘンリーは数日後、同時刻に別々の場所で目撃される。そして、呪われた屋根裏部屋での交霊実験のさなか、またもや密室殺人が…。
謎の霊媒師夫妻が引っ越してくると霊媒に頼り多くの客が来て金儲けをするようになる。その引越し先がこの高名な作家の主人の館で先日その妻が自殺、夫は霊媒師からその妻の声を聞くため大金を払っていた。 夫の息子は騙されていると忠告するが父親は聞き耳もたず熱中する。
やがて霊媒師夫妻の妻と息子は好意になりま巻き込まれ、偽りの霊媒を隠すために息子を殺そうと企む。。。。結末は意外な展開となり驚愕するミステリー小説だ。



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