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孤独から立ち直るには『それは誠』

2024-10-17 07:33:26 | 人生を「生かす」には
幼い時離婚と病気で両親を亡くした一人の学生がたった一人の血のつながったおじさんを探し求め修学旅行の日程に組み込む。「孤独」に対する希望を描いた書だ。「孤独」は自分自身の思い込みと行動の所為だ。だから孤独を解消する、乗り切るには何か一つでも他人よりもできることを一途にする事だと、思う。それが楽しくできるようになれば自ずと自信が生まれ、仲間にも褒め称えられていくはずだ。
『それは誠』乗代雄介
「概要」修学旅行で東京を訪れた高校生たちが、コースを外れた小さな冒険を試みる。その一日の、なにげない会話や出来事から、生の輝きが浮かび上がり、えも言われぬ感動がこみ上げる名編。
ー高校生の修学旅行に東京見学となり、男女3人ずつのグループが見学先を検討し始める。だがその一人の男子が「日野」に行きたいと一人での行動を願い出た。で、男子3人がその「日野にいるおじさんに会う」予定を実行する。見つかれば退学にされそうな男子3人の非グループ行動に女子3人も同意する。
ーその男子は幼い頃母を亡くし、その母方の兄が養子として引き取りを願ったが拒否され、その後祖父母に育てられる。その時3歳での記憶は生きている間に一度は会ってみたいと感傷すらあった「おじさん」なのだ。
ーその男子はいつも孤独で仲間も少ないことでグループでも異質の存在であり、異例の見学先に戸惑ったが、2人の男子が付き合う。



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