@孫との生活を夢見ていた夫婦が見たのは卑劣な夫のDV(虐待)との遭遇だった。唯一血のつながりのある孫が何も言わず突然引っ越してしまう。そこは卑劣で冷淡な夫で、孫を守りたいが一心で身を投げ出す老夫婦のサスペンス映画だ。
法的に解決できること、そうでない事が世間には数多くある。最悪、条理に反し解決できない様、「力」関係が判断を鈍らせ不条理な判決となる場合だ。日本も法の下に働く者ほどその道理を知っている筈だが弱者を守る傾向が一向に変わる気配もない。
『Let him go』
息子を亡くした老夫婦、引退した保安官ジョージ(ケビンコスナー)と妻マーガレット(ダイアンレイン)は、突然何も言わず引っ越しをした孫と嫁、その新たな暴力的な夫を探しに出かける。ようやく見つけたその夫の家族は、異様な雰囲気で冷たく、マーガレットに対しても孫を近づけない様にした。ジョージとマーガレットは嫁と孫を連れ戻そうとするが、逆に相手の家族から攻撃を受け斧で指を切り落とされる。地元の警官は単なる事故だと何もせず、ジョージは決心してその家族の元に乗り込む。
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