@社会が抱える様々な問題、課題に真正面から取り組みその成功事例がまとめられている。「子供を守る24時間電話」「知的・身体障害者用の施設」「貧しい村への環境整備(病院・インフラ整備)」「低所得者への大学支援」などなど起業家の地道な努力によって寄付、支援、保護などを受けている。日本にも多くの社会起業家が増えているがイマイチ政府始め大手企業・団体からの寄付・支援が残念ながら少ない。それは「物事を変えるのは必ずしも歓迎されない。一部の人々を脅かすことになるからだ」と言っているが正に日本の社会システムはリスクを恐れて何も前に進み出す社会構造になっていないのは残念だ。
『世界を変える人たち』デービット・ボーンスティン
「概要」この本に登場するのは、貧しい人に自分の財産を寄付した慈善家ではない。「困っている人を生み出している世の中」を変えてやろうと挑み、成功した人たちである。小さな波から大きなうねりを巻き起こす社会起業家の、「世界の作り変え方」がここに。
ー「社会起業家」とは社会的な課題に、事業として取り組む
ソーシアル(社会)+アントレプレナー(起業家)
ー「アイデアではなく人が世界を変える」ビジョン、誠実さ、周りを説得する力、目を見張るほどの体力などを備えて人物(情熱、決断力、倫理観) 6つの資質
間違っていると思ったらすぐに軌道を修正する
仲間と手柄を分かち合う
枠から飛び出すことを厭わない
分野の壁を越える
地味な努力を続ける
強い倫理観に支えられている
ー「世界を変える4つの特徴」
苦境にある人々の声に耳を傾ける
予想外の出来事からひらめきを得る
現実的な解決策を考える
適材を見つけ出して大切にする
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