@大胆な行動と一人の女性の為に自分の執念で銀行強盗を続け、将来の夢に酔う。男のロマンといえば聞こえは良いが、やはり恋人との将来の夢を実現させようとした、その欲が、最悪な結果を招く映画だ。 「夢・ロマン」現代社会人には少々欠け始めていると感じる。「戦争」世代がいなくなり平和が長く続くと人は国家・社会・人間関係の苦労・苦痛を知らず、「夢・ロマン」に逆行する利己主義的行動が噴出するのはとても残念だ。
『パブリック・エネミーズ』
1933年大不況の最中、銀行強盗ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)の半生アクション映画。ジョンと仲間が刑務所から集団脱走。ジョンを含め6人は銀行強盗団としてシカゴの銀行を襲っていく。 FBIは新たな捜査官を指名、大規模に捜査を始める。ジョンは正直で嘘が嫌い、だから初めての女性でも自分をそのままで紹介「銀行強盗のジョン」だと紹介する。その一途となった恋人ビリー(マリオン・コティアール)のために時代遅れになった「銀行強盗」を大胆不敵に続け、男の意地と生き甲斐を求めて挑戦する、だが結末は悲惨な最後となる。
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