@「老後」、日本の年齢比率は次第に老年齢者が増えている。 ここに多くの老齢者(75歳以上を老齢と定義している)に向けたメッセージがある。それは老後75歳以上(日本の75歳以上の老人人口比13.8%)を楽しくする仕法である。それは「老後は、したくないことはやらない」とのこと。それで身も気も心も案外気楽になれるという。日本人はどうしても「世間体〜」「人並みに〜」「いい歳して〜」など余計なお世話、お節介をする人も会社も多いが、気にせず自分のしたいことを楽しむが良いとの事。 予防医学の発展で色々な予防薬も多い、例えば高血圧抑制剤など決して体には良くないと思いつつも医者の勧めで多種多品種の薬とサプリメントを常時服用している人が多くなっている。栄養バランス、筋トレ、睡眠など自分にあうと思うものが一番。 この書で別途気になり、賛同するのは、老後の夫婦生活。退職後の夫婦間は「近寄らないでなるべく離れた生活を・・・」とある。「妻の「非まじめ」が増えると困るのは夫かも知れない、だから夫はなるべく外に出て楽しむことが夫婦の円満ライフだろう。高齢化の推移と将来推計 CSV形式(3KB)のファイルダウンロードはこちら(内閣府出典)
『非まじめ老後のすすめ』大塚宣夫
- やりたくもない勉強や、強制されての仕事をしなくても良いし、今さら結婚をして子育てをせよよ言う訳でもない。早い話が、案外気楽。やりたいことをやりたい形でやっていればそのうちに終わりがきます。
- 医者が勧める「歳をとったらまじめをやめたほうがいい」。ちょっとだけ手を抜いてやってみる。
- 「歳をとったらしたくないことはやらなくていい」
- 風呂に入るのは3日に1度で十分
- 起きたい時に起き、寝たい時に寝たらいい
- 栄養バランスより、食べたいものを食べなさい
- 老人はドタキャンしてもOK
- 財産は残さず、使い切るのが子供のため
- 愛情だけで介護はできない。頼りになるのは第3者
- やりたいことは今すること
- 今したいことを楽しんで、したくないことはやらない
- 歳をとった今こそ発想の転換する時
- 「人並みに〜」、「いい年して〜」
- 気にせず楽しく生きることで長生きするもの
- 「やりたいことを探すより、したくないことをやめるといい」
- 「老人は短い睡眠で十分」
- 寝られないことを気にしすぎは健康に良くない
- 「歳をとったら無理に断捨離なんてしなくていい」
- 子供は実家に手をつけないこと
- 「栄養バランスは寿命にはほとんど関係ない」
- 食べる楽しみを作り、食べたいものを食べること
- 「夫婦は近寄りすぎないほうがいい」
- 定年後も亭主元気で留守がいい(亭主はなるべく外に出る)
- 夫婦水入らずの旅は無理していくべからず
- 男はなぜか名刺と会議があればしょぼくれない(名義と役割)
- 世の夫へ、妻からするといつも一緒はもうたくさん
- 世の妻へ、夫を執事として雇いましょう
- 「健康を気にしないほうが長生きできる」
- 75歳からやっと老後が始まる(実際の年齢は8掛け)
- 75歳を過ぎたら筋トレは意味がない
- 日々適度に体を動かし続けること
- 誘われたらとりあえずYESと言おう
- 歳をとってからの仲間も案外いい
- 老人に過労死はなし、頑張りすぎる程度が一番いい
- 「家族もお金も割り切りでうまくいく」
- 子供との同キュにはリスクがある
- 会社時代のプライドを捨てる
- 誰かに必要とされることが一番の活力源となる
- 老後の預金は今使う
- 年金をあてにせず蓄えより働け
- 同居ですることの一番は「感謝の言葉を発し続ける」
- 財産は残すな、使い切るのが子供のため
- 老後はキャッシュを用意する
- 愛情でけでは介護はできない、頼りになるのは第3者
- 看取る側、看取られる側の心得は「非まじめ介護」の勧め
- 「今こそ本気で死に方を考えよう」
- 遺影の準備から
- 何歳まで生きるかシュミレーションする
- ヨーロッパでは口で食べれなくなった時が限界
- 延命の処置(点滴や経鼻菅栄養補助)はしない
- 「長生きして何をするのでしょうか」
- 人生のくだり坂は案外気楽
- 「起きないことを心配するより、もっと気楽に「今」を楽しみましょう。「非まじめ老後」とはそう言う生き方です。