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書籍、映画、旅、最新技術から選んだ心に残るもの。速読者向けは、青文字表示。内容は小学生でも理解できる表現使用

気楽=非まじめな行動『非まじめ老後のすすめ』

2019-07-06 08:06:02 | 人生を「生かす」には

@「老後」、日本の年齢比率は次第に老年齢者が増えている。 ここに多くの老齢者(75歳以上を老齢と定義している)に向けたメッセージがある。それは老後75歳以上(日本の75歳以上の老人人口比13.8%)を楽しくする仕法である。それは「老後は、したくないことはやらない」とのこと。それで身も気も心も案外気楽になれるという。日本人はどうしても「世間体〜」「人並みに〜」「いい歳して〜」など余計なお世話、お節介をする人も会社も多いが、気にせず自分のしたいことを楽しむが良いとの事。 予防医学の発展で色々な予防薬も多い、例えば高血圧抑制剤など決して体には良くないと思いつつも医者の勧めで多種多品種の薬とサプリメントを常時服用している人が多くなっている。栄養バランス、筋トレ、睡眠など自分にあうと思うものが一番。 この書で別途気になり、賛同するのは、老後の夫婦生活。退職後の夫婦間は「近寄らないでなるべく離れた生活を・・・」とある。「妻の「非まじめ」が増えると困るのは夫かも知れない、だから夫はなるべく外に出て楽しむことが夫婦の円満ライフだろう。高齢化の推移と将来推計 CSV形式(3KB)のファイルダウンロードはこちらファイルを別ウィンドウで開きます(内閣府出典)

『非まじめ老後のすすめ』大塚宣夫

  • やりたくもない勉強や、強制されての仕事をしなくても良いし、今さら結婚をして子育てをせよよ言う訳でもない。早い話が、案外気楽。やりたいことをやりたい形でやっていればそのうちに終わりがきます。
  • 医者が勧める「歳をとったらまじめをやめたほうがいい」。ちょっとだけ手を抜いてやってみる。
  • 「歳をとったらしたくないことはやらなくていい」
  •             風呂に入るのは3日に1度で十分
  •             起きたい時に起き、寝たい時に寝たらいい
  •             栄養バランスより、食べたいものを食べなさい
  •             老人はドタキャンしてもOK
  •             財産は残さず、使い切るのが子供のため
  •             愛情だけで介護はできない。頼りになるのは第3者
  •             やりたいことは今すること           
  •             今したいことを楽しんで、したくないことはやらない
  •             歳をとった今こそ発想の転換する時
  •             「人並みに〜」、「いい年して〜」
  •                         気にせず楽しく生きることで長生きするもの
  •             「やりたいことを探すより、したくないことをやめるといい」
  •             「老人は短い睡眠で十分」
  •                         寝られないことを気にしすぎは健康に良くない
  •             「歳をとったら無理に断捨離なんてしなくていい」
  •                         子供は実家に手をつけないこと
  •             「栄養バランスは寿命にはほとんど関係ない」
  •                         食べる楽しみを作り、食べたいものを食べること
  • 「夫婦は近寄りすぎないほうがいい」
  •             定年後も亭主元気で留守がいい(亭主はなるべく外に出る)
  •             夫婦水入らずの旅は無理していくべからず
  •             男はなぜか名刺と会議があればしょぼくれない(名義と役割)
  •             世の夫へ、妻からするといつも一緒はもうたくさん
  •             世の妻へ、夫を執事として雇いましょう
  • 「健康を気にしないほうが長生きできる」
  •             75歳からやっと老後が始まる(実際の年齢は8掛け)
  •             75歳を過ぎたら筋トレは意味がない
  •                         日々適度に体を動かし続けること
  •             誘われたらとりあえずYESと言おう
  •             歳をとってからの仲間も案外いい
  •             老人に過労死はなし、頑張りすぎる程度が一番いい
  • 「家族もお金も割り切りでうまくいく」
  •             子供との同キュにはリスクがある
  •             会社時代のプライドを捨てる
  •             誰かに必要とされることが一番の活力源となる
  •             老後の預金は今使う
  •             年金をあてにせず蓄えより働け
  •             同居ですることの一番は「感謝の言葉を発し続ける」
  •             財産は残すな、使い切るのが子供のため
  •             老後はキャッシュを用意する
  •             愛情でけでは介護はできない、頼りになるのは第3者
  •             看取る側、看取られる側の心得は「非まじめ介護」の勧め
  • 「今こそ本気で死に方を考えよう」
  •             遺影の準備から
  •             何歳まで生きるかシュミレーションする
  •             ヨーロッパでは口で食べれなくなった時が限界
  •                         延命の処置(点滴や経鼻菅栄養補助)はしない
  • 「長生きして何をするのでしょうか」
  •             人生のくだり坂は案外気楽
  • 「起きないことを心配するより、もっと気楽に「今」を楽しみましょう。「非まじめ老後」とはそう言う生き方です。

中国・韓国の行く末『余命半年の中国・韓国経済』

2019-07-05 07:59:31 | 世界の動きから見えるもの

@世界経済が米国トランプ大統領の異様な動きで様変わりしつつある。特に中国・韓国は今後不安が残る記事、事件が多くなった。この書籍はその背景と現状調査から予測した内容である。特に中国の諸外国への投資で動き始めた政策課題(下記3つのポイント)がこの数年で大きく露出するようになり、且つ将来の世界経済に不安定な要因を残し始めている。中国の3740兆円の債務は今後どのような形で世界の諸国に影響するだろうか。 書籍に中には1、プーチンは「AIを支配するものが、誰であれ、世界を支配するだろう」2、米国は過去3つのイノベーション、コンピュータ・マイクロチップ・インターネットで発展したが、5G時代へのインフラ技術への疑問 3、政治家の危機管理不足 を指摘している。日本では特に世界の情報収集能力不足から時代遅れの政策・政治がまかり通る状況・環境になるのではないだろうか。政治家だけが特をする政策、また「新税」導入はまさに庶民の暮らしを向いた政策では無い。首相の無責任発言「今後10年消費税10%超必要ない」がその例。首相の迷言「しっかり〜」「確実に〜」「完全に〜」「全く〜」「必ず〜」など最近富に庶民を馬鹿にする「迷い」惑わす発言が多いと思っているのは私だけか。(有言無責任・言うは勝手か政治家の在り方)

『余命半年の中国・韓国経済』宮崎正弘

  • 制御不能の金融危機が始まる、中国・韓国の排除・撤退しかない「中国と韓国経済の崩壊は秒読み」
  • 『中国』
  •             「習近平批判」「米中貿易戦争」「海外流出の不正資金」「工場閉鎖・縮小・解雇」
  •             1、自給自足ができない国家(一帯一路・アフリカ開拓)
  •             2、国民性・エゴイズム&拝金主義
  •             3、「宗族」主義(一族の利益、繁栄が全て)
  •             GDPの信憑性・現実は1.67%(北京人民大学発表)
  •             「一帯一路」の息切れ(他国からの批判と相次ぐ開発中止)
  •                         中国の債務は3740兆円(BIS国際決済銀行)
  •             失業率国家発表は4.9%、現実は20%超
  •                         2018年企業倒産504万社
  •                         失業者およそ1千万人(農民工740万人)
  •             海亀派の就職難(海外留学生=過去40年で313万人)
  •                         84.6%が帰国、就職難(海外企業の中国工場閉鎖等)
  •                         2018年比人口減250万人
  •             中国鉄道建設の借金地獄(海外の投資停止など)
  •                         13兆円投資、9兆円の収入
  •                         ミャンマー計画中止、アジア諸国、アフリカ諸国含む
  •             中国の米国企業買収、95%減
  •                         ファーウエーなどスパイ活動露出
  •                                     7つのパスポートを持った孟晩舟・カナダで逮捕
  •                                     米国人に「whatapp」「wechat」の使用停止
  •             対アフリカ融資の600億ドルが実際は88億ドルのみ
  •             ソフトバンクの有利子負債13兆円(中国投資)
  •             対中貿易(新ココム)・株安・不動産暴落・社債不履行
  •             英仏独も対中貿易の見直し、ファーウエー機器使用停止
  •             ファイブアイズVS中国のインフラ(通信技術)見直し
  • 『韓国』
  •             「半導体・自動車・造船大手の不振」「反日暴言運動=半導体輸出規制(日本)」「金融制裁違反」「米国安保再考・=北朝鮮寄り」
  •             造船は世界1位だが、赤字でも提携、補填は国
  •             「瀬取り」(レーダー照射事件)北朝鮮への横流し現場
  •             韓国財閥への海外ファンド圧力
  •             現大統領の政策批判(韓国を売り渡す行動=最も醜悪で残酷)
  •             米国軍の韓国撤退もあり得る
  • 『台湾』
  •             「工場大量失業=FOXCOM=アップルショック」10万人解雇
  •             中国接近(「一つの中国」を反発=香港の情勢)
  • 『南太平洋諸国』
  •             中国の投資先状況(218件・17億8120万ドル)
  •                         最終的に軍事基地・港としての利用を目的
  •                         パプア6億3250万ドル
  •                         東ティーモール5216万ドル
  •                         バヌアツ2億4350万ドル
  •                         フィジー3億5900万ドル
  •                         サモア2301万ドル
  •                         トンガ1720万ドル
  • 『その他諸国』(借金の罠)
  •             サウジアラビア・イスラエル・イラン・オーマン・トルコ
  •             アフリカ諸国(パキスタンからジブチまでの海底ケーブル)
  • 『日本』
  •             金の輸入規制「輸出税金還付制度」悪用
  •                         2017年160トンが不自然な輸出量
  •             移民法の改定で今後中国・韓国・朝鮮から移民が増える
  •                         中国からの断末魔1百万人の難民が発生する
  •             「情報学」不足

自分でできる按摩効果『おひとりさま新按摩術』

2019-07-03 08:00:41 | 人生を「生かす」には

@「自分で按摩」はなかなか中身のある健康志向の書籍だ。書籍にある図解で説明できないのが残念だが医者が勧める按摩・手当が自分自身で簡単に、いつでもできる事はありがたい。「ツボ」を基本手技で按摩する、中でも効き目効果があるという数点は:「高血圧」(耳の裏側の橋弓)、「脚のむくみ」(脚の裏の湧泉)、「膝痛」(膝の陰陽陵泉)、「動悸・息切れ」(手首の神門)、「嚥下困難」(喉の廉泉)などの按摩は参考になる。 先日、整形外科に行った。それは腕から手にかけて少々痺れが出たからだ。実は最近その患者が増えたという。それはスマホ・PCなど前屈みの姿勢で首を支える軟骨等に劣化が症じているという。処方薬を頂いたが、首を回すのは良くないと言う。その代わり肩を回し、低い枕を利用するように言われた。

本書は図解入りの説明も多く、著作権等から図解を削除しています。

『おひとりさま新按摩術』孫維良

  • 体に「感動」を与えて、あらゆる不快を解消する。30万人の患者の痛みと苦痛を消した奇跡の手技を教えます。
  • 「按摩」
  •             自分の手が無料の薬にな理、鍼やお灸にもなる、副作用がない
  •             自分自身の手で症状を和らげる喜び(3分の治療、7分の養生)
  •             プラス思考の発想、発想転換、ネガティブな考えを持たない
  • 「手当て」とは
  •             「気」の流れを整えて健康になる・「経絡」
  •             ツボ(経穴・奇穴)からエネルギーを送り込む
  •             姿勢を整え、精神と統一し、呼吸を整える
  • 「注意事項」
  •             ツボは息を吐きながら押し、意識を向ける
  •             空腹時は避け、食後1時間くらい
  •             激しい運動の後は避け、入浴後がオススメ
  •             水分をしっかりとること
  • 「基本手技・動作」
  •             撫でる・摩る           
  •             ほぐす
  •             押しもむ
  •             押し弾く
  •             握る
  •             揺らす
  •             叩く
  •             タッピング
  •             動く
  •             止まる
  • 「5臓6腑」(旬の味覚を味合うことが大切)
  •             酸味=肝臓、酸っぱいものを補給すると心身ともにさっぱりした気分になる、筋肉や血液の循環に影響する
  •             苦味=心臓、野菜は養血作用があり心の働きを補助する、中枢神経系を刺激する働きがあり、気血の循環を正しくする
  •             甘味=脾臓、消化吸収の補助、ストレス過剰を知らせる
  •             辛味=肺、消化を助け毒素を消す働き、激辛は大腸機能を低下させ、下痢の原因になる
  •             塩味=腎臓、汗をかくと塩分の補給を促す、水分代謝機能
  • 「旬を味合う」
  •             春=野菜ふきのとうや竹のこなどは苦味があり心を活性化   
  •             夏=瓜類でキュウリやスイカなどは利尿作用で老廃物を排出
  •             秋=コメや芋など炭水化物、冬に向けて滋養を蓄える、柿やぶどうなどの果物は脾臓を刺激し食欲を増進させる
  •             冬=根菜類、大根や人参、牛蒡などで体を温める

無謀さは机上から『遥かなインパール』

2019-07-02 08:13:41 | 歴史から学ぶ

@このインパール作戦は極めて無謀だった。 それは軍司令は机上の地図から軍令を出すが、前線の現状が掴めないまま強硬に発していた事。また、糧秣補給の困難と武装装備に不足していることは当初から指摘されておりながら最終的には誰も責任を取らず目的を果たせないまま多大な犠牲を払って撤退した事。軍事行動とは一旦発令されると容赦無く机上論理で進行し、停止できなくなる。それは「軍令」(命令に背くことはできない=多勢に無勢)があるから。それと、これは日本独特の「無責任体制」(団体行動に対する)に起因するともある。現代、現政治の年金体制も然り、誰も責任を持たず、机上の数値を単に国民に伝えただけ・・など税金と年金、今後誰が責任を持って政策実行してもらえるのか。意志のある政治家はボランティアでも良いと思うが・・一人当たり所得を含め年間数億円の税金を使えるが、何もしない政治家は必要ない。 机上だけならそれだけで10%の消費税は無くても大丈夫だろう!!(無責任的な発言かもしれないが、また大手企業の税収調査を徹底的に行えば消費税は5%に戻すことも可能だ=「ソフトバンクの法人税は無い」の記事には唖然とした)

『遥かなインパール』伊藤桂一

  • 太平洋戦争末期、劣勢の戦局を挽回するべくビルマから東インド・インパールへの侵攻作戦が強行された。多くの人命の損失を招き、日本陸軍史上有数の悲惨な戦いとなったインパール作戦を枠組みに、主力部隊・祭兵団歩兵第60連隊の行動に焦点を絞って、その軌跡を忠実に辿る。風化してゆく戦争の現実と、激戦地に置かれた兵士たちの人間的真実を描き留めた入魂の戦場小説
  • 「インパール作戦とは」
  •             1944年3月15日に発起、撤退完了までほぼ半年を要した。ビルマ北西部のジビュ山系の西麓を縫うチンドウイン河を渡河して、アラカン山脈(幅2百メートル〜250キロ、標高2千〜3千メートル)を超えてインド領に入り、要衝インパールを占領して戦局を挽回したいとする林集団(第15軍)司令官牟田口中将の構想だった。兵団9個大隊(通常は1万人規模)だが実際はその5分の1の兵で出兵。
  •             小銃弾240発、背嚢に160発、それに鶴橋、ショベル総計重量60キロで1日20キロを進む、砲はともかく、重機関銃も2銃しか携行していない部隊、食料は10日分のみ。糧秣のコメは竹の表皮を薄く削り1合を入れ草で蓋をしてそのまま竹の葉の焚き火に入れて炊飯する。岩塩はタオルに包み、菜は粉味噌や粉醤油を水で溶く。
  •         敵は英軍人ではなく実際は高賃金と糧秣で雇ったグルカやパンジャンプの山岳民族やインド兵が前線で英軍はその後方にいた。
  • 「背景事情」
  •             英軍が北部ビルマに侵入、自由インド政府の士気高揚を測るための日本軍部の願いがあったが、牟田口中将の大東亜戦争に成功を納めたいという願望だった。(牟田口中将は日中戦争の発端となった盧溝橋での隊長であり、支那事変など対戦の勃発の遠因を作った)
  •         敗戦を目前に行った起死回生の誰もが反対した無謀な作戦であった。それは遠征が限られた兵器と糧秣(実際は現地調達のみ)だけで後方支援・補給は全くなかった。
  • 「戦況」
  •             時期は雨季で空からの援護も全くない地上戦のみで、昼は敵の陸空からの銃撃戦で身動きが取れず蛸壺にこもり闇の夜襲を基本としていた。敵との戦力比(弾薬、銃器)は1対20、よって指揮官・隊長等は如何にすれば部下を殺されず、弾、糧秣の消耗に耐え、戦えるかを考え前進、戦闘した。実際本多挺身隊は実に6千キロを踏破、弾薬糧秣の不備のまま作戦に参加しており、兵器も日露戦争当時のものを使っていた。6月以降には弾薬も尽き一部の大隊は全滅もあり無謀な作戦を敷いた軍部に対して前線の兵士は不満が上がった。(軍は武器の代わりに馬30等を提供したが山岳では使いもにならなかった)だが軍律を守るため奮闘するがある新たな指揮官は戦闘の経験がなく部下の戦況報告も聞かず、己の成果だけを報告していた。松村部隊は侵攻時2400名いたが戦没者1550名となる。軍司令の今岡参謀は「負けるのはわかっているじゃないか。しかし命令だからやるより他ない」と言った。
  • 「結果」
  •             砲弾、弾丸、食するものもなく飢餓状態となり万策尽きて撤退する。数千人の兵士は無謀な戦闘で多くが亡くなったが、糧秣が無く餓え等の病気で亡くなった兵も多かった。
  • 「食・身なり」
  •             火は煙が出ない竹の葉を利用、集落からので軍票との交換でコメなどを得たが、ご馳走はカエル、カメレオン、タニシ、バナナ、野いちご、ミョウガの花、ニンニクなどだった。下痢やアメーバー赤痢、マラリア、栄養失調症患者が増え、糧秣がなくなり塩でさえ舐めない日が21日間続いたとある。インパールへの血道は「白骨街道」と呼ばれ、多くの兵士が体力の限界から道端で倒れ死亡している。また、数知れないシラミが這い回り、服はボロボロ、半身裸、靴は蔦で縛り、裸足の兵も続出、顔色は青ざめ、目には力なく、頰は痩せこけ、頭髪、ヒゲは伸び放題で乞食の有様だった。中には小銃も剣もなく朦朧と歩いている兵もいた。そんな中で軍令部から貧困部隊に対して食料欠乏で軍司令に補給命令を出していたとある。
  • 「野戦病院」
  •         患者が多く、薬物も衛生材料も無くなり、重症者はそのまま寝かせ死を待つしかなかった。糧秣はお粥(白く濁ったお湯だけ)が唯一であった。