私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「赤い指」 東野圭吾

2011年01月16日 22時20分23秒 | 読書感想
一日、というか半日で、あっちゅう間に読んでしまいました。

滞ることなくスラスラ読ませる文章力のある作家です。

そして内容も面白いときてる。

こりゃ人気作家になるわけです。

倒叙ものということなんかもあって、「容疑者xの献身」となんとなく同じ雰囲気を感じました。

しかし「容疑者xの献身」の方が仕組まれているものがしっかりしていて、やはり一枚上手といった感じです。

ただ、「赤い指」でも爽快的な仕組みは隠されており、なおかつミステリとかとは違う枠組みでの感動もあります。

感動と言っても、別に泣いたわけでもないですが。

ただ、正月、実家に帰ってのお婆ちゃんのこともあり、私自身もう若いわけでもないこともあって、「介護問題?そんなの知らねえ」とも言ってられないかったり、そんな状況もあったのでしょう。


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