私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

厄介事は次から次へ

2011年06月19日 18時56分27秒 | 過食症
過食状態に陥ったとき、いかにしてそこを脱し通常状態へと戻すかが重要だ。

過食しているときはたいていは精神状態が狂ってる。

通常状態へ戻ろうとするその裏側には、精神面をはじめとする通常状態への羨望がある。

今私はそれに欠いている。

通常状態に戻ったところで、と考えてしまう。

何がある?

通常状態へ戻ったところで何がある?

またあの雑音にまみれた住みにくい暮らしじゃないかと思う。

以前のような自分に合った生活環境であったなら、状況は変わっていたろうか。

あるいは3ヵ月の神話崩壊が大きいのだろうか。


そこかしこに絶望が転がっていると、どこを見ていればいいのか分からなくなる。

目の前の難問に目を背けて、頭を何かに没頭させたい。

私にとってのオンラインゲーム[FF11]がそれです。

それを求めますが、うまくいきません。


ここでいう「うまくいかない」とは実際的なことで、単純にオンラインにアクセスできないのです。

以前PS2が故障したため、今ではFF11をすることは不可能です。

そこで、ネットでPS2を新たに購入することにしました。

数日後、PS2が届きました。

新たに届いたPS2に、以前から使っているHDDを接続します。

このHDDにゲームの内容がインストールされているのです。

しかし、このHDD内のデータは以前使っていたPS2でなければ使用できないようになっているため、新たに購入したPS2ではゲームを起動できないようです。

一旦HDDをリセットしてから、もう一度、新たに買ったPS2でHDDにゲームのデータを入れ直せばいいのですが、HDDをリセットするためにはそれ用のソフトが必要です。

どうやってそれを手に入れたらいいかメーカーにメールで問い合わせました。

数日後、返信が来ました。

やっときた遅い返信に書いてる通りの方法でソフトの入手を試みます。

数日経った今日、そのソフトが来ました。

さっそくHDDをリセットしました。

それから新たに買ったPS2にて改めてゲームのデータをHDDにインストールしました。

データ量が大きいのでインストールも楽じゃありません。

数時間が経過。

インストールを終え、ようやくHDD内のFF11を起動させることに成功しました。

が、しかし。

いざオンラインににログインしようとするのですが、なぜかエラーが出ます。

こちらに不手際があるとは思えませんが、エラーが出ます。

今度はなんだ?

メーカーに問い合わせしたいのですが、今日は日曜で電話がつながりません。

一つの問題をクリアすれば、またすぐに次の問題が発生して、ゲームを楽しむに至らない。

過食症患者の願望

2011年06月16日 02時39分53秒 | 過食症
今もなお過食な日々を過ごしています。

過食の発作が出る前に借りた図書館の本があります。

もうそろそろ返さないとなりません。

全部で6冊。

そのうち3冊は発作が出る前に既に読み終え、4冊目に手をつけた頃に過食。

あの昼下がり、「アヒルと鴨のコインロッカー」を読みながら、本に集中できずに過食。

文字を一つずつ読んでみても、頭の中に入ってこない。

頭の中は違うことを考えている。

粘るには粘りましたが、結局最後はポケットに財布を突っ込んで家を出ました。

私がこの世から無くなってほしいと思うのは、いじめでも殺人でも戦争でもなく、過食です。

最後の砦にて

2011年06月06日 19時19分34秒 | 過食症
また過食。

3ヵ月以上止めることができたらっていう最後の砦は崩れました。

青春を謳歌している人への嫉妬とそれとの比較によって如実になる自分の虚しさに生きる気力を失いそうになる。

夜空に輝くたくさんの星があって、それらの星から少し離れたところにぽつんと小さな星が一つあって、仲間はずれのように消え入りそうなその星がある日消えて、誰もそれに気づかずに忘れ去られる。

それが俺だって思う。

誰もが味わい、俺も味わうはずだった人生の美味が並ぶレールの上からこぼれた自分が悔しいのか寂しいのか、一人部屋で涙を流す。

何かが足りなかったんだと思う、何かが。