私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

何かしらの変化の兆し

2012年08月30日 20時59分31秒 | 過食症
夢を見ました。

スーパーで過食のための食料を買おうとしている私。

ああ、また例の過食する夢か。

と思いきや。

かごに入れたそれらの食料品を元の棚に戻す私。

いつもの過食する夢とは違う。

こんな夢は初めて見た。

何かが変わってくれていることを祈ります。

涙と痺れる体

2012年08月29日 19時53分27秒 | Weblog
ここでの生活は苦しい。

ストレスがたまる。

もっと静かな場所で暮らしたい。

薄っぺらい壁の向こうが道路で、人も車もよく通る。

ひっきりなしに何かしらの気配を感じる。

落ち着かない。

通り過ぎる車より、停車する車の方がたちが悪い。

ドライバーの乗り降りに車のドアの開閉音。

開くドアより閉まるドアの方がたちが悪い。

何よりも不愉快なのは、エンジンをかけっぱなしで停車する車。

アイドリングが神経に障る。

今日の昼、そんな車が現れた。

すぐにいなくなることを期待したけれど、結局小一時間そこに居座った。

ストレスで自分が壊れそうになる。

抑えが効かない。

何かを壊したい衝動を必死に堪える。

その作業にストレスが摩擦する。

叫ぶ。

喉に痛みを感じる。

御本尊に向かい題目を挙げてみる。

ケータイを手に取る。

母親に電話した。

救ってほしかった。

手始めに祖母の容体を訊いてみた。

詳しく話してくれる母。

要はまだしばらくは大丈夫らしい。

お金に困ってないかと訊かれた。

まだ少しあるから大丈夫と答えた。

ほかに何か困ってることはないかと訊かれた。

「別に大丈夫」と答えた。

言えない。

とてもじゃないけど言えない。

通用しない身勝手な言い分をこの口が許さない。

電話を切って涙が溢れだした。

悔しかった。

もっと強くなりたいと思った。

自分がもっと強ければいいだけの話だと思った。

負けてたまるか。

負けてたまるか。

断ち切れない鎖

2012年08月24日 21時35分05秒 | 過食症
母が祖母の死期が近いことを告げてから二週間以上が経ちました。

あれ以来連絡がありません。

便りがないのは良い便り。

まだまだ御健在なわけです。


住みにくいここを離れて実家に帰ろうか。

最近そんなことを考えないでもない。

本当は別の場所に引っ越して引き続き独り暮らしをするってのがいいんだけど、そんなわがままは通用しないだろうな。

「ここうるさいから引っ越しさせて」なんて言ったところで、どうせ「実家に帰ってきなさい」って言われるのがオチだろう。

それとも、切実に訴えれば聞き入れてくれるもんだろうか。


創価学会の籍を実家においてあるから、実家で暮らすとなると学会活動をしなきゃいけないことになる。

むかし学会活動をしていたときは調子がよく、引っ越しを機に学会活動と疎遠になり、その頃に過食症に罹ったという事実がああります。

だから心底否定しているわけでもない。

そういえば、お祖母ちゃんの調子が悪くなったのも俺が引っ越ししてからっだったな。

妙法の力は信じている。

だから今でも勤行はする。

昔ほどではないけれど。


何も変わらない毎日に嫌気がさしている。

実家に帰って少しでも学会活動に関与して、そしたら今よりはマシになる。

そんな期待もどこかある。


久しぶりに聖教新聞を開いた。

載っているのは折伏折伏、仏法対話。

学会活動の体験談。

嫌になる。

創価学会への嫌悪感が思い出される。

強制してきて手足を雁字搦めにしてこようとするあの感じ。


今の状況を変えるにはどうしたらいいのだろう。

題目を挙げるときは静かな暮らしができますようにと祈るけど、ここに住む限り叶いそうにない。

自分で仕事して金稼いで引っ越すのが筋だけど、過食症でうまく働けやしない。

今はまだ通常状態に入って二十日目。

まだまだこの先どうなるかわからない。

確実に過食しないという保証が欲しい。

通常状態の過去最高の維持期間は三カ月と数日。

とりあえず今は「過食しない確実性」を築きあげるのが先決でしょうか。

心の底から過食せずにやっていけると自信が持てるよう。


それにしても日中落ち着かないこの部屋で何をして過ごせばいいのやら。

勉強ができれば、読書ができれば。

静寂が欲しい。

この願いを誰に言ったらいいかわからない。

何もできないこの部屋で魂を腐らせたくない。

気だけが焦ってその実何もできない。

不安と不満が過食衝動を育てている可能性は高い。

ここを抜け出そうとして働こうなんて考えても危ない。

そもそも「過食しない確実性」がないから働けない。

それでも強引に働けば過食がでる。

結局いつも同じところをグルグル回ってる。

結局何も変わらない。

御本尊に祈ったってここの住みにくさは解決されないから、この悪循環という名の堂々巡りは何も断ち切れやしない。

一体どこに出口があるのだろうか。

童貞じゃなければ泣かずにすんだのか

2012年08月21日 21時49分24秒 | Weblog
久しぶりに泣いた。


お見合い企画のテレビ番組を見た。

男女合わせて六十人ほどが参加しているお見合いで、女性陣の中に一人だけ美人がいた。

当然男性人気が集中する。

彼女はバツイチ子持ち。

それでも若くて美人な彼女に男性達は群がる。

十九歳の男の子から四十近いおじさんまで幅広い。

結局彼女は当初の狙いであった十九歳の男の子ではなく、四十近いおじさんを選んでカップルとなった。


涙を流した発端はそこにある。

四十近いおじさんが若い女の子に言い寄る光景に不潔感を感じる。

そんな自分は刻一刻とそのおじさんに近づいていっている。

それなのに私はセックスをしたことがない。

だから泣いた、ともいえる。

要は自分の不運に泣いたのだ。

泣いたら誰かがこの不運から救ってくれるとでも思っている節がある。


私は空っぽだ。

それは日に日に増していく。

どこかで歯止めをかけたいけれど、如何せんどうしようもない。

そんな気もないくせに自殺が脳裏をよぎる。

首つり用の縄を買うところを想像する。

購入の際、店内で一応その縄を自分の首にあてがってみる。

それを見た誰かが声をかけてくれるかもなんて淡い希望を抱かないでもない。

自分の部屋を見渡してみても、首を吊れるような柱が無い。

ここでは死ねない。

私が死んだら、その後どうなるのだろう。

家族は泣くだろうか。

しかしそれにしても、血縁関係の者意外に私の死を惜しむ者がいない。

一人としていない。

これは悲しい人生を歩んだものだと思う。


私は空っぽだ。

失敗作だ。

昔母に言われた言葉だ。

母の言ったことは正しかった。

自殺すれば、その死体の片づけやら葬儀やらで家族に迷惑がかかる。

精神的な苦痛も少なからず与えることになるかもしれない。

誰かを苦しめるくらいなら自殺ではなく行方不明となり、生きている望みを残してあげた方がいいのだろうか。

それなら自宅ではなく、どこか遠くでひっそりと死のう。

首つりは自殺の手段としては意外と苦しくないそうだからそれ以外の死に方をするつもりはないが、だがもし首つりで死んだとすると、たとえどこで死のうといつか遺体は発見されてしまうな。

それじゃ意味ないや。


遺書を残そう。

残された者が何も分からないんじゃ心が落ち着かないだろう。

遺書にこう書こう。

「あなたが仰ったとおり、私は失敗作でした」




想像がそこまで進んだとき、涙があふれた。

私は大バカ者だ。

リタ・オラ 「How we do(party)」

2012年08月19日 19時10分26秒 | 音楽
MTVの「U.S.Top50」や「U.K.Top20」なんかの洋楽番組を最近チェックしたりしています。

なんかいい曲ないかなってな具合に。

出会いの場ですね。

地上波では恐ろしいくらい洋楽が無視されている。

リアーナやニッキー・ミナージュ、ケイティ・ペリーなど、海外には優秀な女性ソロが多い。

そんな中、リタ・オラって人を見つけた。

「How We Do(Party)」って曲が好きでよく聴いてます。

イギリスの人だそうで、見た目のかわいさと曲の良さとが相まって見る分にも気持ちいいPVだと思います。

RITA ORA - How We Do (Party)


彼女はまだまだ新人だそうで、無名かもしれませんが、今後有名になるかもしれませんね。

ちなみに、このPVで私が個人的に一番印象的に感じたシーンは、愛嬌あるおじさんが一人カメラの真正面で軽く腰を振ってるシーンです。

カメラ見ながらなんかちょっと軽くニヤけてるし。

それもまたいいでしょう。

モテキ

2012年08月15日 20時09分37秒 | Weblog
「モテキ」を見ました。

ドラマも映画も両方とも。

「モテキ」といえば、世間的には長澤まさみみたいな感じになってますが、個人的にはドラマの土井亜紀がよかった。

演じてる野波麻帆さん自体が魅力的なんでしょうが、ドラマの役ものっかてすごいよかった。

「全部の回に土井亜紀出せや」ってなるくらいよかった。

好きだわ、あの人。

あんな彼女が欲しいって思わざるを得ない。

見終わったドラマなんかすぐにでもHDDから消去する私が、躊躇っている。

映画版はすぐに消去しましたが、ドラマの方はまだ消せずにHDDに残っています。

LCDサウンドシステム - サムワングレート

2012年08月11日 20時50分34秒 | 音楽
出会えたことに感謝したくなるような曲がある。

LCDサウンドシステムの「サムワングレート」という曲は、私にとってそんな曲だったりします。

聴いているだけでたまらない。

洋楽だから歌詞とかよくわからないけど、大好きです。

この感動を誰かと分かち合いたくなる。

だからここで紹介してみたりして。






インターネットで知ることができました。

ネットが無ければ出会うこともなかったでしょう。

そう考えると、ネットのない世界に寒気がする想いです。

まもなくというのに

2012年08月09日 20時00分07秒 | 過食症
一応、現在、通常状態。

今日で5日目。

毎日が暇だ。

没頭する何かが欲しい。

とはえい、ここじゃ環境が悪過ぎて何かに没頭することなんてできない。

ここはただ魂を腐らせるだけの場所だ。

数日前、母がやってきました。

お祖母ちゃんが、先があまり長くないらしい。

いつでも連絡が取れるようにケータイの電源を入れるように言われました。

不人情な話、その知らせを聞いてもあまり驚きもしなかった。

でも、生きているうちに会っておいた方がいいのだろうか。