私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

2006年12月14日 12時53分09秒 | Weblog
僕は今、恋をしています。

恋ってのは楽じゃないですね。

僕には今、好きな女の子がいます。

その子は僕とは正反対の女の子です。

だからとても魅力的に思えてなりません。

誰とでも仲良くなれる、お茶目な女の子です。

好きで好きで仕方ありません。

もっと彼女と仲良くなりたいと思いながらも、どうすることもできない自分のせいで僕は毎日を苦しんでいます。

人をこんなに好きになったことがないから、どうすればいいのかよくわかりません。

好きだってことを隠そうとしています。

ばれないようにしようとしています。

だから彼女に話しかけることができず、そんな自分のせいで苦しんでいます。

朝起きて、何よりも先に彼女のことを考えます。

ああ、僕は今日も彼女のことが好きなんだなって。

毎日会いたい。

たいていの恋愛は減点方式ですが、彼女の場合は増点方式です。

だからどんどん好きになっていく。

だからどんどん辛くなっていく。

僕の頭の中は四六時中、彼女で侵されている。

彼女が喋っているところを見るだけで胸が苦しくなる。

どうしても抜けられない。

もっと距離を縮めたい。

彼女と僕との間にはかなりの距離がある。

彼女を見るとその距離を感じる。

その距離を感じるたびにすごく胸が痛む。

僕と彼女は大きく違っている。

彼女にふさわしい男になれるだろうか。

僕も彼女みたいにならなければならないのかもしれない。

僕はあまりにも今までその問題をないがしろにしてきた。

だからここにきてそれが爆発しただけに過ぎないのかもしれない。

彼女がそのスイッチを押した。

僕は結局、僕の今までの怠慢に襲われているだけなのかもしれない。

僕は今ここで変わらないと、もう二度と変われないかもしれない。

とてもとても困難で大きな壁を乗り越えられるだろうか。

僕にそれができるだろうか。

このままどこまで好きになるんだろうか。

この問題を解決せずに進んでも、きっとこの先辛くなる。

突っ込んで向こう側へと抜け切らないと。

世の中にこんなものがあるなんて知らなかった。