私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

今日もまた不採用

2009年06月24日 00時06分52秒 | Weblog

また今日も、派遣会社より不採用通知の電話が届きました。

「採用、不採用の通知が届きましたのでご連絡差し上げました」って言ってたけど、ということは、派遣先の会社に僕の履歴書なりの情報はいってるわけです。

書類だけで選んでるのかな。

だって実際に面接をした人は派遣先の人じゃなく派遣会社の人のはずですからね。

書類だけで派遣先の会社に選ばれるなら、逆に僕にもチャンスがあるんじゃないかと思います。

だって実際に会って面接するとなると、「こいつはダメだ」って思われてしまいそうですから。

今日は実は怒涛の面接三連発でした。

電車を乗り継ぎ、半日かけてあちらこちらへと歩き回り、足を棒にして面接を受けて来ました。

そのうちの一社は古本屋で接客業務があります。

ここ最近の面接の中では、だいぶ笑顔で応答できたのではないかと思っています。

ただ、大きい声でいらっしゃいませと言ってもらうことになるがちゃんとできるかという質問をされた際、そのときになって、どうも面接中の声が小さいんじゃないかと気がつきました。

でもそんな質問をされたとたん、急に大きい声にするのもわざとらしいので躊躇われました。

ほかにも、人間関係は得意ですかと訊かれ躊躇いがちに人と仲良くなるのには多少時間がかかるかもしれませんと言いました。

人間関係は得意ですかと訊かれて、僕がどう答えようかと迷った一瞬を見逃さず、「そうでもないですか」と言われてしまいました。

人見知りで人間関係が下手なのがもうたぶん如実に出てたんじゃないかと思います。

応募が多いので不採用の場合があります、どちらにしてもお電話を差し上げますと言われて面接は終わりましたが、どうもすさんだ気持ちになりました。

それが今日の二つ目の面接だったのですが、一つ目の軽作業のバイトの面接なんかは5人同時の面接だったのですが、3人の採用予定に対して30人以上の応募があったそうで、ということは大半の人が落とされるわけです。

採用された3人は特別なわけです。

あの面接の短い時間だけで自分が特別であることを伝えられたとは思えませんでした。

そんな自分がその3人に選ばれるとは考えにくいです。

どうも自分は無駄な事を繰り返してるのではないかとすら思います。

2社目の面接を終え、3社目の面接先に移動する電車のホームでケータイに先日面接を受けた派遣会社からの着信があったのに気付き、折り返して電話をして合否を訊いたのですが、不採用だったと知り、ショックを受けると同時に、

本当に自分を採用してくれるところなんてあるのか、

自分はもう本当にダメなんじゃないか、

電話で「採用させていただきますのでよろしくお願いします」と言われることなんて有り得ないことなんじゃないか、

夢のまた夢なんじゃないか、

そう思いました。

常に成功イメージを描いて行動した方がいいのはわかりますが、10社連続でアルバイト不採用になったとなると、自分のやってることは到底不可能な事なんじゃないかと思えて来ます。

だって現実的に有りえない。

応募が殺到するなかで、人見知りが見て取れる冴えない社会人経験のない人間を採用しようなんて、そんなわけがない。

時代とか社会とかのせいにはしたくない。

何度でも挑戦して採用を勝ち取ろうと思ってました。

何でこんなに仕事が少ないんだろう、

何でこんなに働こうとする人が多いんだろう、

そんなことを嘆きたくは絶対になかった。

でもとうとうダメだった。

これが正社員の就職活動じゃなくて、単なるアルバイトですよ。

ホントに僕は必要なのかな?

とりあえず、明日も2社面接。


面接の結果

2009年06月19日 19時19分48秒 | Weblog
今日もまたアルバイトの面接に落ちました。

派遣会社のバイトだったのですが、採用、不採用、どちらにかかわらず連絡をもらえるということだったので、いまかいまかと待っていました。

電話が鳴った瞬間胸躍り、頼む!と祈って電話に出た。

「結果が出たのでお電話させていただきました」

うん、それでそれで。

「今回は残念ですが他の方に採用が決まりまして」

もう、「今回は」の時点で苦虫を噛み潰したような表情をしてしまいました。

今まで不採用なら電話をしないというケースが多かったので、この「電話は必ずかかって来るパターン」は、その一瞬に気持ちが集まりすぎて、ほんと祈るような心境になる。

いつまでも期待を持たされ待たされるよりは、こっちの方が親切でいい。

ちなみに今日も一社、派遣会社の面接を受けてきたのですが、やっぱ俺みたいな社会人経験のないやつはダメかな。

どうでもいい幸せ

2009年06月17日 21時57分38秒 | Weblog

「どういうわけか、忘れられない場面」ってのがありますよね。

いまだに思い出すことがある。

そんなたいしたことでもないのに。

たぶん、匂いがそうさせるんじゃないかな。

そうだ匂いだ。

なんか煙たいにおい。

焚き火の煙みたいな匂い。

夏の暑い日の夜、15歳とか、16歳とか、それくらいの高校生のころ、部屋で一人でオンラインゲーム・ファイナルファンタジーⅪをやっていたとき、香ってきた。

不快ではなかった。

むしろ、幸せな気持ちにさせてくれた。

ちょうどゲームの中でセルビナっていう砂漠の中の小さな町まで行った時だった。

今でも思い出す。

そして幸せな気持ちになる。

あの香りをかぐだけで。

どうでもいいようなことなのに。


アルバイト難

2009年06月16日 15時57分14秒 | Weblog
私はいま無職でして、現在、職を探しております。

正規社員じゃなくてアルバイトを探しているのですが、これが上手くいきません。

もう8社から不採用をくらっています。

これも社会全体における雇用危機の余波なのでしょうか。

採用予定人数が何人で、それに対してどのくらい応募があったのか、当然ながら私にはわかりません。

競争率はわかりませんが、そんな競争率の高い低いに関係なく、自分は駄目なんじゃないかと思うことがあります。

アルバイトの面接官の人は皆、僕を見て「ああ、こいつは駄目だ」って思ってるんじゃないかなって思います。

土日も祝日も、朝も昼も夕方も夜も、とにかく働きますって言ったのに不採用ってことは、自分はよっぽど社会になじめないクズなんじゃないか。

基本的に人と接することが苦手で愛想笑いも上手にできない人見知りな僕は、どんどん卑屈に、どんどん弱気になっているような気がします。

そんな自分が過去に接客業をやらせてもらっていたのは、いま思えばたいへん幸運なことだったのかもしれません。

今週もまた面接のアポを取りましたが、派遣のバイトです。

これまでの経験上、派遣のバイトは競争率が高い気がします。

慰められることもなく、ただ時間がなくて心が焦ってる、そんな感じです。

路上シンガー

2009年06月15日 15時22分27秒 | Weblog

先日、梅田周辺を散策しておりましたら、歩道橋のとこで唄を歌ってる女の人を見かけました。

テレビの街頭インタビューなんかでもよくみられるあの歩道橋は、ストリートミュージシャンでおなじみの場所です。

バンドとかならまだあれですけど、そのお姉さんは仲間も連れずに、一人でした。

自分もそうでしたが誰も立ち止まらず素通り。

僕はなんか、鳥肌が立ちました。

だってこれ、罰ゲームみたいなもんですよ。

なんかこっちが恥ずかしい気持ちになりました。

歌ってる本人はそんなつもりないにしても、それでも最初は緊張して踏み出せなかったんじゃないかなって思います。

嗚呼、オレこのアグレッシブさ、どっかに忘れてきたな。

って、そう思いました。