私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

「天地明察」 沖方丁

2011年08月31日 23時03分09秒 | 読書感想
沖方丁さんの「天地明察」を読みました。

前の非過食状態のときに図書館で予約していた本です。

それが遅ればせながら今になって順番が回って来て借りられる算段となったのです。


五日ほどかけて読みました。

騒音でまともに本も読めないなか読みました。

新しい暦を作るってお話です。

歴史小説です。

最初は完全な作り話の創作歴史小説かと思ってましたが、読み終えて軽く調べると、どうやら主人公の渋川晴海って人は実在の歴史上の人物みたいです。

よくこの人を採りあげたなって思います。

この人を主人公にしたら面白い小説が書けると思って書いたのか、誰でもいいからあんまり小説化されてない人物で小説を書きたかったのか。


私は今、ある意味において"人"というものに興味があります。

その人の"素"の部分といいましょうか、その人を支える本音の部分といいましょうか。

その人が行動を起こす際の原動力となっている部分、その人の一番人間臭い部分。

人としての営みとして生活している感じ。

人と接しない生活環境だからか、そんなことに興味があったりします。

この小説は登場人物が多いです。

主人公に協力的な立場にある登場人物が多いです。

そういった小説の中の人物にすら、僕の中にある「人への興味フィルター」を通して見ている気がしました。

個人的には酒井忠清なる人物が好きです。

八方塞がり

2011年08月29日 22時50分04秒 | Weblog
今日、一度もプレイステーション2の電源を入れませんでした。

ファイナルファンタジー11にログインしなかったということです。

ログインしたところで楽しさを見出せないように感じたといいましょうか。

過去にも例はあります。

非過食状態に戻ったことによる当然の作用ともいえます。

過食状態のときは、起きている間はひたすらログインしていたわけですから、それをやめてしまって、時間を持て余す格好となります。

さて何をしよう。


数日前、図書館から借りてきた本があります。

それを読むのがベターでしょう。

しかし、隣の建設工事がうるさくて集中できません。

遠くの方から小さく唸りながら近づいてきて最終的には轟音をとどろかせる飛行機の音もその都度、集中力を奪います。

そのうえ睡魔もあります。

文字を追ってると意識が遠のき瞼が重くなってきます。

騒音と睡魔のダブルパンチで、とても読書などの集中力を必要とする作業ができない。

睡魔に関しては寝れば済むだろうと思われるかもしれませんが、夜以外に寝ることは私の中のルール上、禁止されています。

なんでこんな眠いんだろう。

ああ、早朝のバイク騒音のせいか。


騒音と睡魔という二人の邪魔もののせいで、持て余す時間を活用することができません。

アルバイトに出ようにも、そっちはそっちで過食症という病魔が足を引っ張ります。

八方塞がりです。

あの手この手で八方塞がりにしてくる。

こんなに自由な身なのに八方塞がりです。

終わりのある音

2011年08月28日 10時32分30秒 | 過食症
ここは騒音がうるさいです。

集中力を必要とする作業には不適切な場所です。

集中しようとしているのにそれを遮られてすごいストレスがかかる。

ストレスをかけられていることにまたストレスを感じるという負の連鎖。

心なしか最近白髪が増えた気がします。

隣の建設工事の騒音は、なぜあんなのに人の気持ちを逆撫でするのでしょう。

でも、建設工事は今だけだ、って思わないでもないのです。

例えば、飛行機の騒音なんかは今だけでなくここに住む限りずっとあるわけです。

早朝のバイク野郎も、飛行機ほどではないにしろ、おそらくこれからもずっと続くでしょう。

でも建設工事の騒音は家が竣工すれば無くなります。

隣の家が出来上がれば出来上がるほど、無くなる日が近づいてるわけです。

終わりがあるとわかっているかどうか、これが大きいわけです。

終わりの日がいつのなのかということではなく、確実に終りに向かっていると思えることが重要なのです。

これは過食症に関しても同じようなことがいえると思います。

島田紳助、芸能界引退

2011年08月23日 23時52分38秒 | お笑い
島田紳助、芸能界引退。

私がこのニュースを知ったのは、リンカーンを見終わってスーパーへ食品を買いに行こうかなと思いながらチャンネルを変えた22時50分すぎ、テレビ画面の上にでたニュース速報のテロップでした。

驚きました。

にわかには信じ難かったです。

その後、記者会見で本人の口から説明されてるのを見て、引退という事実を少しずつ受け入れていきました。

島田紳助さんが芸能界を引退したところで、一般人の私にはなんら関係なく、明日からの生活になんら変化はないのでしょうが、ああそうなん、と流せるようなことでもありません。

これまでたくさん笑わせてもらった人です。

特別紳助さんのファンというわけでもなんでもありませんが、この人のおもしろさは揺るぎない確固たるものだと思います。

私は記者会見を見てかっこいいと思いました。

いけないことをして開かれた記者会見なのに、こんな大人になりたいとそう錯覚させるような。

寂しくなりますね。

騒音の復活

2011年08月23日 14時51分19秒 | Weblog
以前から頭を悩ませていた早朝のバイクの騒音がそういえばいつからか聞こえなくなっていました。

睡眠を妨げる不快な音。

それが今朝、復活しました。

もう無くなったのかと喜んでいたのですが、そんなことはありませんでした。

ただの夏休みで、今日から再開なのでしょう。

以前と状況は全く変わってない。

だからこそ意味があるのかもしれない。

タイトルをつけるのも面倒くさい

2011年08月18日 10時02分25秒 | 過食症
非過食の通常状態に戻してから、頭の視点が変わったような気がします。

それが証拠にFF11に対する思い入れが薄くなりました。

過食状態の頃はとにかくFF11だけしてればいいって感じだったんですが、どうもまともになろうとする感情が芽生えてきました。

過食状態から非過食に切り替わるときはたいていそうだったりします。

前回の非過食通常期のときは英語や漢字の勉強、読書や将棋などしてました。

とくに英語の勉強には力を入れていました。

今回も前回の続きをすればいいのですが、2カ月のブランクがあり、勉強した内容など抜け落ちてたりするでしょうし、単純に前回の続きから勉強を再開させるわけにもいかなそうな気がして、少し億劫です。

そしてなにより相変わらずここの騒音問題です。

今、隣が新築工事をしています。

薄い壁を隔てたすぐ向こう側で金槌で木材を叩く轟音が振動とともにやってきます。

うるさくてまともに生活できません。

夜になるとさすがに静かな時もあるのですが、そういうとき、心の底から静寂が有り難く感じます。

静寂に抱かれる心地よさが何よりも幸せで心安らぎます。

うるさい音が邪魔で集中できず、勉強もできない環境が、なにか私からすべてを奪っていくような気がします。

もともと私の命も人生もクズのようなものなんですが、それでも受け入れられない。

お盆に帰省

2011年08月16日 23時40分49秒 | 過食症
先日、実家に帰りました。

広い庭でもありませんが、みんなでバーベキューをしました。

実家に帰ったことで、生活の流れが変わりました。

独り暮らしの生活はFF11をするだけの日常となっていましたが、実家に帰っている間はそれができません。

実家ではすることがなく暇を持て余すことも多い。

それでも久しぶりに集まった家族の様子を見ることもできる。

年老いてボケたお婆ちゃんの世話を母親に任せて独り暮らしをしている俺を除いて、みんな立派にやってる。

私はこの家族のネックになっている。

だれも口にしないが、この家族の元凶になってる。

どうすれば立派な人間になれるのだろう。

はからずも今日、私は幾度目かになる非過食通常状態への挑戦を開始した。

3ヵ月神話が崩壊した今、どこまでやれば光がさすのか、保証がない。

不安は多い。

相変わらず住みにくい生活環境。

たまるストレスが怖い。

それでも今はただ、通常状態に切り替わったことを喜ぶことにしよう。