私が死んだあとであなたが読む物語

基本的には「過食症患者の闘病記」、と言っていいでしょう。

マイプロテイン-バニラ味

2017年08月19日 22時06分08秒 | Weblog

通常状態51日目。

私は通常時、プロテインを愛飲しています。

本格的な筋トレなどはしていないのですが、単純にタンパク質を摂取するのに優れた飲み物なので飲んでいます。

特に私の場合、動物性の脂質でアレルギー反応がでるから控えるようにとむかし医者から言われたこともあって、あまり肉を食べられません。

そういった意味でも私にとってはすごく優秀な飲み物です。

とはいえ私に限らず、筋トレしているとかに関係なく誰もが当たり前にプロテインを飲む時代が、いつかは来るんじゃないかと思っています。


プロテインは乳タンパクから作られるホエイプロテインと、大豆タンパクから作られるソイプロテインがあります。

私はこれまでずっとソイプロテインを愛飲してきました。

ここ数年はニチガというメーカーのソイプロテインを飲んでいます。

コストパフォーマンスが優秀です。

それに一切余計なものが入っていない。

ただそのため決して美味しというわけではなく、普通の人が飲んだら飲みにくいと感じるかもしれません。

私の場合はもう慣れっこで普通に美味しく飲んでいますが。

ただこの度、マイプロテインというメーカーのホエイプロテインを購入しました。

キャンペーンが実施されており、バニラ味なら30%オフということでそれなりのコストパフォーマンスだったので買ってみました。

こちらはニチガのソイプロテインと違って人工甘味料などの添加物が入っています。

それになによりバニラという味付けもされています。

こういう飲みやすいように加工されたプロテインを飲むのはかなり久しぶりなのですが、めっちゃうまかった。

プロテインのおかわりが欲しくなるのは初めてです。

袋を開封した時点でバニラのおいしい香りが漂います。

通常状態のときは甘いものを一切口にしないのですが、そういった意味ではこいつがいい息抜きになってくれればありがたいです。


それと、マイプロテインのサイトにはプロテインの栄養成分がちゃんと載っていなかったりします。

これはカロリーやその他の栄養成分を把握せずに食べ物を食べることができない摂食障害の人間にとっては忌々しき事態です。

同じくバニラ味を購入したいけど栄養成分がわからなくて困っている人の為にここに表記したいと思います。

とりあえずパッケージに表記さている栄養成分の写真を貼っておきます。

 

 

海外のメーカーなので全部英語です。


順に説明すると、まず一番上がカロリーで100グラムで411カロリー。

次の7.3ってのが脂質。

そのうちの4.9グラムが飽和脂肪酸。

その下、6.2ってのが炭水化物。

そのうち6.2グラム(つまりは全部)が糖類。

その下0.3ってのは食物繊維。

その下の80グラムがタンパク質。

一番下の0.25ってのは食塩量を示しています。


日本の食料品の場合、食物繊維は炭水化物の一部として表記されます。

海外では、食物繊維は吸収されないからカロリーとしては計算しないってことにしてはじいているんでしょうか。

少し違和感があります。

私はこの食物繊維もあくまでも炭水化物であるとして計算しています。

なのでカロリーも若干変わってきます。

わたしはこのプロテインは100グラム当たり「カロリー412kcal、タンパク質80g、脂質7.3g、炭水化物6.5g」として計算しています。


ちなみにネットで、一回分だけのお試しサイズのバニラ味を購入した人が表記されている栄養成分を載せているのですが、私が買ったバニラ味と微妙に違います。

そんな古いブログ記事でもないので、おそらく同じバニラ味でも一回きりのお試しサイズと袋サイズとで全く同じものが入っているわけではないと思われます。


安井友梨

2017年08月17日 22時31分22秒 | 過食症
通常状態49日目。

普段は見ないのですが、先日たまたま「深イイ話」を見ていたら安井友梨さんという女性が出演されていました。

フィットネスビキニという肉体美を競う大会に2年連続で優勝した人だそうです。

もともとぽっちゃり体型だったそうですが10ヶ月ほどの短期間で体を仕上げ優勝したそうです。

それも30歳を越えてから目覚めたそうです。

食事、トレーニング、どちらの面でもストイックに生活されていました。


こういうのを見ているとなんだかモチベーションが上がりますね。

摂食障害になるような私は人一倍体型というものに執着している節があります。

だからこういうのを見ていると、ここに一つの答えがあるのかななんて思ったりもします。

許されるならジムに通ってみたいもんです。


こういったボディビル系の大会に参加していると、もし他の人たちと食事をすることになった時なんかでも「大会がありますんで」といって簡単に断れる理由になる。

反面、ストイックにやればやるほどちょっとしたことで過食状態へと崩壊する危険性がある。

一長一短ですね。

過食症を克服してからこういったのに手を出した方がいいのか、こういうのに挑戦しながら克服していくのか、どっちがいいのか難しいところです。

結婚式

2017年08月11日 20時42分29秒 | 過食症
通常状態43日目。


先日、親戚の結婚式に出席してきました。

その日はいつもの食事ができないため、危険といえば危険です。

普段と違う食事を摂ることが、過食状態への崩壊のきっかけになることが過去にも何度かありました。

なので前々からこの日を警戒はしていました。


結果からいえば、崩壊することなく自分で納得のいく食事の摂り方ができました。

結婚式の食事ってのは自分で好きなだけ取るビュッフェスタイルではなく、コース料理です。

つまり、すでに提供されるメニューが決まっている。

量やカロリーがすでに決まっている。

だから「枠」ってのがしっかり決まっていて、はみ出しにくい。

これが助かった大きな要因でした。

プロのシェフが適正な一人前の量を出してくれるから食べ過ぎになることはない、と。

ただ、当然といえば当然ですが、ケーキやパンなどは食べずに残しました。

他の料理に関しても何品か、少し残った状態でお皿を下げてもらったりもしました。

お皿に料理が残っているっていうのは摂食障害の人間にとってはとても安心できるものだったりします。

食べ過ぎていない、枠からはみ出ていない、と安心できる。


普段と違う食事にもかかわらず、普通に食べることができたことで少し自信が持てました。

そうかこうすればいいんだって。

あとは実家に帰ったときの食事ですね。

親は次々あれも食べこれも食べって言ってくることがありますから、適正な枠が決められていない上に、自分で設けた枠もはみ出し易い。


ちなみに、結婚式のときこんなことがありました。

一通り料理が終わった頃、切り分けられたウェディングケーキが一人一人に配られました。

するとまもなくして、列席者たちが席を立ち列を作って並び始めました。

どうやらウェディングケーキとは別に、デザートとして新郎新婦が自ら色んな種類のケーキをお皿にたくさん取り分けてくれるそうです。

並び終えた人たちが、いろんなケーキがのっかったお皿を手にして、みんな順番に自分の席に戻ってきました。

それを見て、一瞬だけ過食衝動が疼きました。

ケーキって値段が高いから過食状態のときだってそんなには食べられない。

今なら・・・ってそんな思考が一瞬働いた。

結局大丈夫でしたが。


これを食べたところで何になるんだ、残した方がよっぽど心が落ち着くじゃないか。