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MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

新・男の紋章 度胸一番

2018-11-24 23:41:03 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「男の紋章」シリーズの第二4弾です
なんと山本陽子さんが新人としてのご出演でしたねぇ

64年の8月公開と言うことで、前作が正月映画としての公開から8ヶ月ぶりってことで
「男の紋章」の前に”新”がついたってことなのか
調べると「新 男の紋章 若親分誕生」っていうのもでてくるけど
こちらはNYKって会社から単独でDVDリリースされてるんだけども、
高橋英樹主演の別シリーズ作品”関東シリーズ”の一本だそうですが
なんですかね、これだけDVD化されてるんですね

日支事変の昭和12年、軍医として従軍した大島竜次は自分の指揮ミスによって
清村組の一人息子を戦死させてしまった
若親分の兵役帰還を待ち構える子分を尻目に部下だった虎鮫だけが大島組に帰還をしてしまう

今作から桂小金治が参加して小池朝雄と掛け合いのコメディリリーフの担当
随所に掛け合いと言うかもう殆ど掛け合いでしかなく
ちょっとウザいんですけども・・・

で、竜次は清村に息子の遺品を届けていたのだったが、
今回清村組に荷担する竜次ですが
仇役には安部徹と浜村純、清村には信欽三
お盆映画ってことですか実に101分も尺があるのですね
軍に化けたりして清村に荷担していく竜次に完全に敵対する安部徹はなんと
竜次の母親村田きよの腹違いの弟と言う骨肉の争いって言う寸法ですが

竜次と春子との結ばれない恋模様も化なり具体的に描かれてるのは今後への伏線になっていくのでしょうか
山本陽子さんは竜次に味方する佐々木孝丸演じる近藤親分の娘

そして竜次に徳三から果たし状が届けられ、停車場の引込線で対決する竜次と徳三の姿を見てる村田の親分
徳三は竜次に敵わぬと必死になって逃げ出したが、逃げ損った徳三は列車にはねられていた

って言うか弟の死を目の当たりにして親子で語り合う母と息子のツーショットにエンドマークが被さる

1964年製作、日本映画、日活作品
滝沢英輔監督作品
出演:高橋英樹 、和泉雅子、白木マリ、山本陽子、杉山俊夫、平田大三郎、近藤宏、安部徹、佐々木孝丸、浜村純、弘松三郎、山田禅二、信欽三、藤岡重慶、加原武門、鈴木瑞穂、宮部昭夫、衣笠真寿男、亀山靖博、河野弘、桂小金治、小池朝雄、轟夕起子
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ

2018-11-24 21:12:15 | 洋画
買うと見ないと言う性格、いつ購入したのか覚えていませんが
ニコール・キッドマンとキルステン・ダンスト、エル・ファニングの共演と言うことで購入したことは覚えているのですが
購入したあとにallcinemaさんに”the Beguiled”で調べたら1971年のクリント・イーストウッドの「白い肌の異常な夜」が検出された
原題が一緒なんですので、リメイクなんですねぇ
11月9日からDVDがセル&レンタルリリースされてるようで・・・

そうなんですよねこのコッポラの作品に関してallcinemaさんには情報が上がって来ないような前に購入していたようです
イーストウッド版は見ていますがもう殆ど記憶がありませんが
北軍の傷ついた兵士が女子だけの学園に助けられる映画って言う記憶しか無いのですが・・・

今回新作のコッポラのリメイク版を見るとスリラーとサスペンスに溢れてる映画だったような作品がなんだか平板な映画になっているような気がする
これは描いてる視点がイーストウッドと言うスターから
女子学園の女子たちの視点に置き換えられてる点でしょうか・・・

ただコッポラが、南北戦争時代の光量に拘ったからでしょうか
実に画面が暗くて見辛かった欠点があげられるのかな

先にニコール・キッドマン、キルステン・ダンストそしてエル・ファニングの三人の映画みたいに書きましたが
キッドマンは女子学園長としてそれなりの役割が与えられていましたし
キルステン・ダンストは北軍の男からあいを3告白され千々に乱れる女心が最後に♂との情交に走ってしまうと言う重要な役所に比して

エル・ファニングは実に最初っから目立つ訳でもなくて・・・
彼女がこの映画ニコール必要だったのか、実は誰でもいいような役不足立ったんだと思ってましたが
映画を展開させるに必要な重要な役であったとは・・・
さすがあそこはやっぱ彼女でないと説得力が違う訳だ

それにしても女とはかくも恐ろしき生物なんですねぇ

2017年製作、アメリカ映画
ソフィア・コッポラ製作・脚本・監督作品
出演:コリン・ファレル、ニコール・キッドマン、キルステン・ダンスト、エル・ファニング、ウーナ・ローレンス、アンガーリー・ライス、アディソン・リーケ、エマ・ハワード
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裸の復讐

2018-11-24 18:35:23 | 洋画未公開
今月も下旬になって仕舞いましたが、ある程度今月のレンタルリリースも
あとは数本見残してるものはありますが
残すは海ドラマとオールインエンターテインメントの任侠Vシネマだけです
と言うことで場繋ぎ的に今月13日に北米でリリースされた80年代のセクスプロイテーション映画の2本組パックの輸入Blu-rayから

原題「NAKED VENGEANCE」がそのまま直訳な邦題ですね

所謂レンタルビデオ(VHS)のバブル期に未公開作品が発掘されていた時の一本ですか
VHSのみの発売で今じゃもうVHSは中古屋さんでも販売されてないんですね
邦題が示すようにレイプリベンジ映画です
それもレイプリベンジ作品としては今じゃカルト作品として夙に有名になってしまってる
「発情アニマル(悪魔のえじき)」をかなり意識した作品に仕上がってます

お話としては建築家の夫と結婚し、引退して主婦となった元女優のカーラは、5回目の結婚記念日に夫をチンピラに殺害される悲劇に見舞われ
傷心のまま実家へと帰るが
故郷の町でのカーラはいまや余所者
閉鎖的な田舎の高校時代友人からは絶えずセクハラを受けたり、イヤがらせをうける始末
近所の若者から覗きを受けても
保安官でさえまともに対応しテクれない

そのあげく昔からカーラに興味をを抱いていた連中をのぼせ上がらせ
両親が出掛けた覗きの若者を2含め6人の男たちから集団レイプ(輪姦)をうけていたときに
突然両親が帰宅して父母共に彼らに殺され
その時撃たれたははを受け止める際にカーラも机で頭を打って気絶したため
死んだと思われてしまい・・・

一人生き残ったカーラは精神喪失を装い病院を夜抜け出したりして
レイプ犯を一人、また一人と始末して行くのですね
執拗な6人による輪姦といい、
レイプリベンジをするときのカーラの始末の付け方が

マッパでレイプ犯を誘い、陰茎をちょんぎるとか実によく「発情アニマル」に似ていたりと
どう見ても「発情アニマル」の基本シノップスをいただいたような作品ですが

ヒロインがご覧のようにちっパイだったのはいいのですが
下半身の描写もないんですね
一応レイプリベンジも含めて父母の仇も討ってるってことで”Revenge”ではなくて”Vengeance”
ってことなんですねぇ
更にオチとしてはレイプリベンジで人を殺せることに躊躇がなくなり
夫を殺したチンピラをも”vengeance”しちゃうのですね

1985年製作、アメリカ映画
シリオ・H・サンチャゴ製作・監督作品
出演:デボラ・トラネリ、カズ・ガラス、ビル・マクローリン、ジョージ・E・マールバーグ、カーメン・アルジェンツィアノ、エド・クリック、ドン・ゴードン、デヴィッド・ライト
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