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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

男の紋章 花と長脇差

2018-11-25 23:47:07 | 邦画
一日一本任侠映画を見ていく企画
本日の一本は「男の紋章」シリーズの第5弾です

前作に引き続いて滝沢英輔がメガフォンを撮ってるンですねぇ
ってことで前作で東海一円を手中におさめようと、
結城組親分や主だった貸元衆を闇討ちした村田きよの腹違いの弟の徳三の不始末から始まってます
今回の悪玉は東映では一躍山守親分としてその存在感を見せつける前までは
日活でその悪役百態を演じてきてる金子信雄がもう貫禄です
更に剣客として信さんをすけてる小高雄二と
悪玉に存在感があると映画としては実に面白くなるんですね

結城組のおじき分郷田万造は、徳三の暴挙を押えられなかったきよの責任をせめたものの
竜次に見事に裁かれ万造は村田組、大島組の縄張りを奪おうと更に奸計を巡らせて
村田と大島との分断を図り結構コレが見事にはまります

竜次は弾丸道路建設工事で、川辺村の七軒が立退きを引き受けたり
菅井一朗の縄張りを返さない万蔵とのやり取りの中で杉山俊夫が刺されてこのシリーズからFOしてしまうんですね
今までもあんまり目だっていませんでしたが、小池朝雄がなんでしょうか途中で代参と言う骨肉の理由ではけたために桂小金治との掛け合いを演じていましたが・・・

最終的に踏んだり蹴ったりの竜次も遂に堪忍袋の緒が切れてついに喧嘩を買って出て
なんと結城組の奥座敷に見事に少人数で忍び込み
竜次は万造の首に刀をつきつけた・・・
ものの完全に剣戟になってしまうものの大島一家のポン刀は全員峰打ち
唯一小高が槍で対抗してきた時だけ刃を下にしてきての槍斬りで小高は自分で穂先を刺して死ぬ
そんな中で結城組の外には喧嘩仕度に身をやつした村田組が囲みま
万造一味はなだれ込んできた警察の一団に捕縛されるんですね

ラストシーンは祭りの町をきよと春子と三人で歩く姿にエンドマークが被さります
井沢八郎が唱歌担当で芝居に参戦してきていましたが

1964年製作、日本映画、日活作品
監督滝沢英輔
出演:高橋英樹、和泉雅子、桂小金治、杉山俊夫、小高雄二、近藤宏、小池朝雄、井沢八郎、楠侑子、弘松三郎、郷鍈治、木浦佑三、伊藤寿章、高品格、上野山功一、深見泰三、高野誠二郎、原恵子、八代康二、金子信雄、山形勲
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スノーマン 雪闇の殺人鬼

2018-11-25 20:51:14 | 洋画未公開
ノルウェーの人気作家ジョー・ネスボ作同名小説の映画化ですが
実際にノルウェーである程度ロケしてるようですが、
舞台がノルウェーなんだけどアメリカ映画で色々と活躍してる役者さんが演じてるンですねぇ
監督は「ぼくのエリ 200歳の少女」を撮ってるトーマス・アルフレッドソンですので
面白くないはずの映画になるンでしょうが

実際にはテンポも弛いし、緊張感も殆ど感じられない作品に仕上がっている
って根本的にノルウェー人の登場人物たちが皆英語で喋ってる
これ自体違和感を感じて見てましたが、日本語音声で見れば違和感を感じ無かったかも知れませんが
私には変な癖がありまして、未公開作品でもTVフューチャーでも一応字幕版で見るものの
海ドラマは日本語音声が収録されてるものは必ず日本語音声で見るということで
これを日本語版で見たら違和感を感じなかったかも・・・

北欧のミステリー作品って描写にグロっぽいエグい表現がまま見られますが
お国違いではありますが北欧三国のお方が監督されていますのでくびきられる首根っことか
それなりに切り株ファンは堪能できる映像もままあったりしますが
エロもグロも実にものたりねぇやね
いくら年とったっていっても元旦那に着衣のまままたがるかねぇシャルロット・ゲンズブール
トリアー作品以外は脱がねぇってことなのか

どうやら原作では主人公のハリー刑事はかなり優秀な掲示のようで
この作品もハリーシリーズの7作目の映画化って言うことですが
マイケル・ファスベンダー演じるハリーはある中の冴えない刑事でしたねぇ
相棒になった女性刑事もこの10年続いてる連続"雪だるま殺人鬼"を違う意味でいっていたんですね

しかし、ある程度お話が進むと犯人は自然と読めてしまいますが
ノルウェーの雪景色だけが印象に残る作品
オープニングでの戦後ノルウェーに国王が凱旋帰国したとか
最近そういやノルウェーとナチスの映画を見ていたなぁ

2017年製作、アメリカ・イギリス・スウェーデン合作映画
トーマス・アルフレッドソン監督作品
出演:マイケル・ファスベンダー、レベッカ・ファーガソン、シャルロット・ゲンズブール、クロエ・セヴィニー、トビー・ジョーンズ、ソフィア・ヘリン、ヴァル・キルマー、J・K・シモンズ
コメント (2)
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