一日一本任侠映画を見ていく企画
今日の一本はちょっと「極道の紋章」シリーズをおやすみして
丁度今月で9月からチャンネルNECOで3ヶ月連続全10作OAと言うことから
高橋英樹をスターダムに押し上げた「男の紋章」を
これって全シリーズ未パッケージ作品なんですね
1963年製作の作品ですと、丁度東映が鶴田浩二の「人生劇場」三部作が当たったのと同じ時期で
東映が着流し任侠映画への路線に舵をきった年ということで
日活にとっては高橋英樹を完全に売り出したシリーズでして
一応やくざを主人公のしていますが斬ったはったのヤクザ映画と言うよりは
人として人気任侠の世界に生きる若者の葛藤を主体とした作品になっていまして
背丈がありきりっとした主人公大島竜次が実に似合っていたんですね高橋英樹
基本シノップスは父と息子、息子とゆえあって生き別れていた母親との情愛のお話になっているんですね
実に日本映画が手を替えしなを替えて連綿と作り続けてきた古いシノップスですので
日本人の琴線に触れない訳はない
時代は昭和5年、日本が日支戦争を始める直前の東海道を牛耳る金看板大島組の嫡男竜次は
斬ったはったのやくざを嫌い医師として堅気の人生を歩き始めるものの
親元を離れた山奥の飯場の医師に赴任するものの
現場の仕切る西野組に人夫の待遇改善を申し込みにいくが暴力であしらわれるものの
大島組の若とわかった途端に手のひら返しされて
一人の人間の無力と金看板の重さをおもいしらされる
そこに以前から大島に敵対していた斎賀に父親を暗殺され
大島組の二代目を継承するのであった・・・
医師として人の命を救う人間と、ヤクザとしてのいのちのやり取りという
二律背反に葛藤する高橋英樹が実にいい
出世作と鳴ったのも頷ける作品に日活映画特有の本人歌唱の主題歌も・・・
実母役に轟夕起子さん、流石の貫禄です
ヒロインには和泉雅子さん、この作品では高橋英樹との二枚看板での主役なんですね
1963年製作、日本映画、日活作品
松尾昭典監督作品
出演:高橋英樹、和泉雅子、井上昭文、富田仲次郎、近藤宏、小池朝雄、名古屋章、杉江弘、雪丘恵介、武藤章生、藤岡重慶、玉村駿太郎、柳瀬志郎、八代康二、榎木兵衛、高橋明、石山健二郎、大坂志郎、轟夕起子
今日の一本はちょっと「極道の紋章」シリーズをおやすみして
丁度今月で9月からチャンネルNECOで3ヶ月連続全10作OAと言うことから
高橋英樹をスターダムに押し上げた「男の紋章」を
これって全シリーズ未パッケージ作品なんですね
1963年製作の作品ですと、丁度東映が鶴田浩二の「人生劇場」三部作が当たったのと同じ時期で
東映が着流し任侠映画への路線に舵をきった年ということで
日活にとっては高橋英樹を完全に売り出したシリーズでして
一応やくざを主人公のしていますが斬ったはったのヤクザ映画と言うよりは
人として人気任侠の世界に生きる若者の葛藤を主体とした作品になっていまして
背丈がありきりっとした主人公大島竜次が実に似合っていたんですね高橋英樹
基本シノップスは父と息子、息子とゆえあって生き別れていた母親との情愛のお話になっているんですね
実に日本映画が手を替えしなを替えて連綿と作り続けてきた古いシノップスですので
日本人の琴線に触れない訳はない
時代は昭和5年、日本が日支戦争を始める直前の東海道を牛耳る金看板大島組の嫡男竜次は
斬ったはったのやくざを嫌い医師として堅気の人生を歩き始めるものの
親元を離れた山奥の飯場の医師に赴任するものの
現場の仕切る西野組に人夫の待遇改善を申し込みにいくが暴力であしらわれるものの
大島組の若とわかった途端に手のひら返しされて
一人の人間の無力と金看板の重さをおもいしらされる
そこに以前から大島に敵対していた斎賀に父親を暗殺され
大島組の二代目を継承するのであった・・・
医師として人の命を救う人間と、ヤクザとしてのいのちのやり取りという
二律背反に葛藤する高橋英樹が実にいい
出世作と鳴ったのも頷ける作品に日活映画特有の本人歌唱の主題歌も・・・
実母役に轟夕起子さん、流石の貫禄です
ヒロインには和泉雅子さん、この作品では高橋英樹との二枚看板での主役なんですね
1963年製作、日本映画、日活作品
松尾昭典監督作品
出演:高橋英樹、和泉雅子、井上昭文、富田仲次郎、近藤宏、小池朝雄、名古屋章、杉江弘、雪丘恵介、武藤章生、藤岡重慶、玉村駿太郎、柳瀬志郎、八代康二、榎木兵衛、高橋明、石山健二郎、大坂志郎、轟夕起子