MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

極道の紋章 第六章

2018-11-15 23:22:27 | Vシネマ
一日一本任侠映画を見ていく企画
今まで江波杏子さん追悼を兼ねて「女賭博師」シリーズを一昨日
この企画を含めて一応は17作品を完全に見終わりましたので
現在日本映画専門チャンネルで定期的に連続OAされていてシリーズ5でこのblogでも休止していましたが
本日より再会していこうと思いますのでシリーズ6作目からです

天王寺のシマ内で小倉組があくどいしのぎをしてることを巡って、
争いが勃発した徹夫の前崎組と小倉組。
小倉組の組長に新井康弘が演じており、おいしい方へなびき保身を図る
まるでコウモリのようなキャラクターとしてナイスなキャスティングですねぇ
津浪(白竜)を通り越して川谷会長直接に話をつける小倉によって
一度はまとまりかけた二つの組だったが、大手をふって悪徳しのぎをする小倉に
腹を据えかねた前崎に惚れて組員になった元谷口組の村井は
堪忍袋の緒を切らして小倉組の若頭を弾いてしまう

それによって小倉組組長は沖田連合本部長の風間に盃を求めたことから、
遂には沖田連合vs川谷組の一大抗争に発展する予兆もはらみ・・・・
前崎組、川谷組そして警察の三つ巴の村井捜索にも関わらず村井は見つからない
村井の行為に関して親分の命令に反したと言うことで徹夫は謹慎になり
それを怒った村井はなんと津浪に銃口を向けてしまう
津浪は一命をとりとめるものの・・・
村井は津浪に見つかり彼のあいくちの一撃に倒れてしまい

その事から沖田連合との戦争も回避されて小倉のシマは川谷に吸収されるものの
津浪に子分がチャカ向けたことの責任から徹夫にはなんと"破門"の処分が下される・・・

倉見誠の一途な親思いの作品でしたし、散りかたも見事でしたが
徹夫にはふとしたことで非情に生きていく津浪のルーツが組み込まれていて
結構面白い回でしたねぇ

2008年製作、日本Vシネマ、極道の紋章製作委員会作品
片岡修二脚本・監督作品
出演:白竜、松田一三、松田優、新井康弘、倉見誠、木村圭作、国本鐘健、宮村優、下元史郎、川地民夫、大和武士、桑名正博
コメント
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アンセイン ~狂気の真実~

2018-11-15 19:24:46 | 洋画未公開
なんなんだこの気持ちの悪いモニター画面に写し出された映像は・・・
まず最初に今までのBlu-rayディスクの作品ではフル画面だったものが
なんと上下左右に黒縁バーでの額縁画画になってるし
一応は画各調整して上下のバーを無くしフル画面に調整しましたが
それでも左右に僅かですが黒縁が残ります
でもBlu-rayのジャケットには"HDワイドスクリーン1920×1080p"と言う表示なんですけども

そうなんですねあんまりよく見てなかったけど
全編iPhoneで撮影!って書かれていた
スマホで撮影された映画だったンですねぇ、一応は35mmのイオスで全編作ったフランス映画のポルノ作品って言うものを見た記憶がありますが
そのDVDは左右のバーがなかったのよね
ま、デジタル時代ですから撮影媒体は何でもいいのですが
左右に黒縁が入るのだけは無くして欲しい

って愚痴らしてもらいましたが
物語は、ストーカーの被害に悩まされた主人公ソーヤが住む場所と職を変え、
新しい生活を手にしたした矢先、個人的に精神的に不安定になり、
精神病院で医師のカウンセリングを受けたところが
診察後書類にサインしたのをいいことに病院側は彼女を拘束し、
精神病者として強制入院させてしまう

そしてあろうことかなんとその病院にはソーヤーのストーカーであった男が
医療スタッフとして紛れ込んでおり投薬に幻覚剤を仕込んだりして
再びストーカー行為をはじめてと・・・

そんな馬鹿なというか、ある意味リアルにありそうだと思わせる保険会社からのお金を目当てに病院側が半ば強制的に入院させてしまい社会から隔絶させてしまう恐怖と
どうやってヒロインが強制的に入院させられた病院に職員としてストーカーが入り込んで来ると言う二重の恐怖が入り混じった物語構成が実に楽しめる

そもそもなんでストーカー男がヒロインがその病院に入ったことを知ってるんだよって話だけど、オープニング会社の廊下でふと見た背中リュックの男が多分にストーカーだったンだろうね
それだけで終わってるんだけどもあとから反芻するとそんなシーンが思い出される

無理矢理訳もわからぬままに精神病院に閉じ込められるだけの話だったら
チープなホラーになっていてあんまり面白い映画にならなかったンだろうね
そこにストーカーの話を上手くミックスさせたところがこの映画のplotのミソ
あのヒロインに肩入れし味方になってくれてた黒人は内偵のルポライターだったんですか
ジュノー・テンプルは相変わらずの演技巧者やねぇ

最初に画角で一応は気持ち悪いとは書きましたが
スマホでこれだけのものが作れちゃうんだから、もう誰でも映画が作れちゃう時代なんですねぇ

2018年製作、アメリカ映画
スティーブン・ソダーバーグ監督作品
出演:クレア・フォイ、ジョシュア・レナード、ジェイ・フェイロー、ジュノー・テンプル、エイミー・マリンズ、エイミー・アーヴィング
コメント (2)
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