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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

KESARI/ケサリ 21人の勇者たち

2019-10-02 23:27:03 | アジア映画
「バーフバリ」を日本でヒットさせた配給会社TWINが再び厳選して輸入した
インドのアクション巨編、なんと尺が2時間半もある戦争映画
それも史実に基づいた歴史映画
歴史と言っても近代のお話ということで

英国に支配されていたインドのアフガニスタンとの国境地帯を守る
シク教徒人のインド軍の兵士22人の戦士たちのお話となってます

お話としては1897年、イギリス領のインド北部国境付近に
辺境部族を警戒する砦がいくつか築かれ、
英国将校とシク教徒の兵士が警備していた
シク教徒の軍曹イシャル・シンは、英国人将校の命令に背いて
部族の女を救ったことで、砦と砦をつなぐ通信施設であるサラガリ砦の司令官を命じられる
そこには実戦経験の乏しいシク教徒20人と食糧係が1名配属されていた
部隊を鍛え直すイシャルだが、その頃辺境の部族が団結し1万人に及ぶ連合兵士がサラガリ砦に一斉攻撃をかけてきた
彼らは用意周到と圧倒的な人数で砦と砦との道を塞ぎ援軍支援をさせないようにしてサラガリを攻める訳で
21人の兵士の死力を尽くしてもサラガリ砦は全滅するにいたる訳で・・・

19世紀末ですから武器は銃器ですが・・・軍用銃は元込めの単発銃
劇中アフガンの狙撃兵はなんと銃口から弾と火薬を込める古いものですが腕はいい
一応イギリス軍は機関銃を持ってますがサラガリ砦にはイギリス人が一人も駐留してないから機関銃は配備されてません
雲霞の如く襲いくる一万のアフガン人に単発銃で応酬する様がすごいし

アクションシーンを「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のローレンス・ウッドワードをはじめとして
世界最高峰のアクション監督とスタントマンが総結集して手がけた戦闘シーンは、
実は銃が使えなくなってから本領を発揮されるンですね
ボリウッド映画も実は世界的になってきてるようで
って10億の民が唯一の娯楽として映画を見てるということで

やっぱ中国同様西洋の映画界的には無視できないということなんだろうな
ってことでいつものボリウッドとは違って突然唄い出したり踊り出したりしません
シク教徒の兵士が夜の娯楽として踊りまくるという
プロットに即したものだけ

インドはいまだに途上国ということで大金で西洋映画の面を張るわけでないのがいいですね
西洋の映画をも凌ぐスケールと迫力で見る者を圧倒させる映画になってます
中国はお金で映画を作り、韓国は国策として世界戦略としての映画製作を打ち出し
それぞれに成功してるような
所謂若いお姉ちゃんたちが、妄想的に感激するキラキラ映画ばっか作ってる日本だけはおいてけけぼりですか

命をかけてインドの歴史に名を刻んだシク教徒の勇者たちのお話となってますが
インドにもいろんな宗派宗教があるようですので
冒頭に一定の宗派に偏って作った作品ではないむねの字幕が出るんですね
長篇作品は好きではありませんが楽しく見られました

2019年製作、インド映画(日本公開作品)
アヌラグ・シン脚本・監督作品
出演:アクシャイ・クマール、パリニーティ・チョープラー、ケシュ・チャトゥルヴェディ・オーム、ミル・サルワール、スヴィンダル・ヴィッキー、ヴァンシュ・バラドゥワージ、ハリー・ブラール、ラージディープ・シン・ダリワル、スミート・パスラ
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