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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

殺し屋

2019-10-09 20:17:54 | 洋画
渋い、実にシ・ブ・イ
って言うかロートルだがたった一人で確実に仕事をこなすロン・パールマンの殺し屋
実にロン・パールマンの所謂キャラクターに似合った映画

新作未公開DVDだと思っていました。見終わって調べたら、なんと今年の<カリコレ>の一本だったようで
こう言う玉が混じってるんですねぇ企画興行には

原題は「ASHER」、単なる主人公の名前です、邦題も「殺し屋」と実にシンプル
そしてお話も長年殺しの請負を業としてきたアッシャー
街角のクリーニング店で標的の指示をもらい、
単独で依頼を遂行する男
他の殺し屋と組めば、”必ず失敗する”それがアッシャーの経験からくる心情だった

彼の殺しも実にユニーク、まずはパーラメントを購入して
標的のドアの前に立ちパーラメントに日をつけて
火災報知器に煙草の煙を・・・
スプリンクラーから避けるために折り畳み傘をさし、標的が火事と思ってドアを開けた途端
彼のサイレンサーが火を吹くという

実にシンプルかつ単純な作業だったようで
ある日また殺しを請け負い、標的のドアの前に立った時に過去の古傷が傷み標的の隣家のドアに倒れてしまうんですね
そんな彼を介抱してくれたのが、バレエ講師のソフィだった
それをきっかけに、アッシャーはソフィのことを気に掛けるようになる
殺し屋アッシャーのおいらくの恋の始まりだった

口説き文句も実にいい、毎晩8時に僕は料理するんだが明日は二人前用意する、来なかったら翌日もまた待っている”
が翌日もその翌日もソフィは来なかったものの
同じ殺し屋仲間の女殺し屋がクリーニングのオヤジから頼まれて夜伽に来たときに
ソフィが現れて・・・

ソフィと束の間の幸せな時を過ごす中で、他の殺し屋たちとチームを組み、対抗勢力を潰すという大きな仕事の依頼が舞い込む
彼の弟子で今では殺し屋の中核をなす男がリーダーだったので
最後の仕事と引き受けるが

仕事が成功すると次々とこの仕事に携わった殺し屋が殺されて・・・
ソフィの命まで危ういことになり

主役はロン・パールマンですが
ソフィにファムケ・ヤンセン、その認知症の母親役にジャクリーヌ・ビセット
そして最大のボスにリチャード・ドレイファスと
往年の役者が登場して映画を厚くしている

作品の印象としては、ソフィに仕事を聞かれたら"請負業"と答えるとか
彼はクルマなしでNYの地下鉄で移動し、殺しのアイテムの折り畳み傘をもち
普段は煙草吸わないのにパーラメントとメーカーにこだわってみたりと
随所ににブラックユーモアのスパイスを効かせている
殺しに躊躇はなくてどこかノワール感を醸していた作品

それにしてもジャクリーヌ・ビセットが認知症の母親とは・・・
そういっちゃ悪いですが期待はしてなかったんですが
かなりな拾い物の映画でした

2018年製作、アメリカ映画
ロン・パールマン製作・出演、マイケル・ケイトン=ジョーンズ監督作品
出演:ファムケ・ヤンセン、ピーター・ファシネリ、リチャード・ドレイファス
コメント
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