MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

フェチづくし 痴情の虜

2019-10-20 23:59:15 | ピンク映画
先月の9月に日本映画専門チャンネルの深夜枠でOAされたRー15版を見ました
この時はTVOAということでOP・PICTURES作品ではありますが、Rー15用に濡れ場を別撮りして
再編集させてるOPフェス作品としてはエントリーされておりませんので
70分の尺の映画で
腰接している下半身部分の映像をカットして60分の作品にしたもので
このブログにも一応はレビューをアップしたんですけど
私の不徳のいたすところから削除してまして・・・

捨てる神あれば、拾う神あるの喩えもありまして
この10月2日にスターボードという会社から、なんとノーカットの70分、Rー18ヴァージョンのDVDがリリースされまして
改めてgooblogさんの規約に触れないように再レビューを・・・

TVで見たときには気づかなかったんですが
この作品なんと原作があるんですね
坂井希久子の『フェティッシュ』をもとに高原秀和が脚本を書いて自ら監督まで
高原監督と言えば結構なエロチック作品を私も見させて貰っていまして
ここのブログでも「焦燥」とか「グラグラ」とか感想を書いていますが
ここんとこのお仕事を見てると、この「フェチづくし」もそうですが
観客層に女性を意識して、女性目線での作品が多くなって来てるのかな
人を見かけで判断しちゃいかんのですが、
失礼を承知で言わせてもらうと、とても女性目線の作品を書けるような外観ではないんですが

”噛””声””匂”の3人んkフェチ女性の性体験をオムニバスで描いてる作品なんですが
オムニバスと言っても根底ではそれぞれの登場人物がひとつの共通した職場の人間ということで通低してるんですね
美夕と美晴は、あるインターネット通販勤めているOL、
気づけばもう二人とも三十路
会社の同期でもあり、既婚者の美夕は、独身の美晴を心配してるんですね
2人がいる居酒屋に、同じ会社で働く課長の晃と若手社員んk勇気が現れるものの挨拶だけ交わす

”噛”
かつて美晴は、課長の鹿山と3年ほど不倫していた
鹿山はいずれ妻と別れ美晴と再婚すると言っていたが、
行為中鹿山は上腕二頭筋を噛まれることが至極の快楽だった
美晴に噛んでもらうと鹿山は昇りつめるのだった
それが逆に美晴に火をつけ、美晴は噛むことで最高の快楽を得る女になってしまったのだった
美晴は部下となった勇気とふとしたきっかけで関係を持つようになっていたが
会社には内緒だったものの
噛むことで快楽を得ることを勇気に話せずにいtsものの
勇気をもってカミングアウトしたら、しっかりと受け入れるてくれる勇気だった

勇気を演じてるのが最近31歳の若さでなくなられた櫻井拓也クン
彼のキャラクターには得難いものがあったりするので実に惜しい役者さんでしたね


"声"
由美は、通販で購入した皿が割れて届いたためにクレームを入れるそこで対応したのが晃だった
晃の声と神対応に、声フェチの彼女はいつの間にか癒やされていて
処理に来た晃との謝罪訪問で晃の声を録音させてもらったことがきっかけで交際を始め
今では年の離れた恋人同士の間柄
今日はクリスマスで晃の誕生日
しかし、晃は雪深い長野にクレーム処理で出張中
電話で晃と話すうちに由美の手は自然と局部に伸びていき・・・

このエピソードは那波隆史アリキで作られたと言っても過言では無いような
そんな那波さんの声質と演技力が生かされたエピソードです

”匂”
夫の勝男とはセックスレスになっていた美夕は、
仕事関係のカメラマン宮本に誘われてつい、彼の家にいきBまで行ってしまうものの
なぜかCまで行かずにその場を立ち去る
匂いに敏感な彼女は勝男との結婚を決めたのも彼の放つ太陽に干された干し草の匂いだったから
その日の彼女は、勝本の匂いに惹かれ、セックスレスもあってつい誘いに乗ってしまったもののふと思いとどまったものの
後ろめたく帰宅した美夕は勝本に刺激されたのか
昔と変わらない勝男の匂いに、自責の念が湧き
久々の勝男とのセックスに酔いしれるのだった

それぞれのエピソードは主役の美晴を演じる涼南佳奈
由美を演じるNIMO
そして、美夕を演じる榎本美咲
の三人のモノローグで物語は進行していきます
榎本美咲さんの声優っぽいアニメ声が実に心地良かったなー

いや、やっぱ最近のピンク映画は新しい客層の掘り起こしを狙ってるよね
日本映画専門チャンネルに10分程度のカットの作品でも、女性目線での作品感は損なわれていなかったし

2018年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
高原秀和脚本・編集・監督作品
出演:榎本美咲、重松隆志、竹本泰志、涼南佳奈、櫻井拓也、NIMO、那波隆史
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36リミット

2019-10-20 23:06:21 | 洋画未公開
なんかどっかで見たような既視感ありまくりなフランスのアクション映画
仕事には冷静沈着であるものの、すぐキレてしまうアルフォンソ
お仕事はなんとシークレットサービスって言うか、要人警護専門の警察官
そんな彼が要人警護中に奥さんから別れのお電話
周りは着信音をキレというもののやり方がわからない
と、電話の内容からキレまして、警護の要人から私用電話の注意を受けて要人をぶん殴ってしまうものの要人警護の仕事は超一流

一方コレが刑事というか警察官というか銃を撃ったこともないような
口八丁のお調子者のワーテルロー
要人警護の研修で不合格の宣告中に教官が心臓発作を起こしたのをいいことに
自分の証書に合格印を勝手に押して、晴れてSPに

さてお話はそんな対照的な二人が
貧民街からのしあがってきた売り出しの女性歌手の護衛
なぜかというと彼女の売り出しの担い手であった暗黒街の大物が
護送途中に脱出し、彼女を拉致しようと画策しているから

パリからニースまでの36時間の護衛に指名されたのがアルフォンソとワーテルローのコンビだった
2人はってもアルフォンソは寡黙で、ワーテルロー一人が実によくしゃべる
フランスのジョークはあんまりよくは理解で来ませんが
ワーテルローはいつもジョークは必ずシモの方に流れていくんですね
ニースまでの車中色々と衝突を繰り返す二人と歌手たちのやり取りが実に長いのは
フランスのジョークがわかんないからだけども

彼女を護衛中、犯罪組織が色々と攻めて来るんだけど体と頭脳を駆使して護るのは常にアルフォンソ
ワーテルローは隠れてるだけですが・・・
なんとラストはワーテルロー名実ともに体をを張って歌手を助ける

そうだ、アルフォンソの奥さんは別の歌手のマネージャーでニースで顔をアルフォンソと
会わせるんだけど
この夫婦の離婚騒動は結局放置プレイのまま映画は終わってしまうのね

2015年製作、フランス映画
トリスタン・オリエ監督作品
出演:ジョーイスタール、マニュ・パイェット
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