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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

片腕マシンガール

2019-10-25 23:38:18 | 邦画
私がガーリーアクションが大好きということで
mobileさんからこの映画を見てとリクエストがありまして
実は日本のDVDではなくて、米盤のDVDで見ており、日本のDVD発売というよりか、
日本での公開前に見ちゃってまして、既視のDVDの山のいくつかを探っていましたが
なかなか見つからなくて
24日にオールインの新作をGEOさんにレンタル行ったら
この日本版のDVDが置いてあったので税抜き100円でレンタルして来ました

井口昇監督がアメリカの製作会社からの資金援助を受けて
西村監督の特殊造形にその殆どの資金をつぎ込ん作り上げたバイオレンス・スプラッター
”This is just Japanese movie”と言ったジンガイさんの好きそうな無茶苦茶な
復讐劇ですか
リベンジという事ではなくていわゆる肉親の敵を討つアベンジの方の復讐劇を
切り株造形と過剰なスプラッターで明るく描いていきます
ヒロインのJKを演じる八代みなせは映画初主演なのかな
結構体がちゃんと動いてくれてますが・・・

首は飛ぶ、胴体は縦に横に筏れる、ヒロインの指は飛ぶし、腕までも一刀のもとに切断される。
料理人は自分の指を寿司のネタにして食わされる
片腕につけたガトリング状のマシンガンで撃つと、撃たれた相手の首から上が一発づつ破壊消滅していく、さらに人体の一部に穴が空くという
良心的な観客が見たら嫌悪感必至の描写がこれでもかと目白押し
そしてジンガイさんも日本人のオトーサンたちも大好きなヒロインのJK制服
必ずパンチラアリーノでしてそれがアクションに文字通り華を添えてる

いくらスプラッターと言えども血飛沫の過剰さ
画面までもが真赤に染まるほどの血の量が嫌悪というか、逆にギャグに昇華させてるのがすごいよね
これって計算なんだろうね、こう言う井口監督の感性には感心してしまいますよね

そういやこの映画を観てからですよね私が亜紗美姐さんのファンになったのは
穂花さんはこの時代的にはまだ現役のAV女優さんだったのか、実に美しいというか
その後エロチックOVとかでよく彼女の作品を見てきましたが
最近見かけなくなってるのは、芸能界引退されてしまったのかな
オールインのVシネマで見る島津健太郎さんは、実にいい役でしたが
同じくVシネマでは親分役の諏訪太朗さんはなんとクレジットではトメでしたが、役所ではチンピラヤクザだし、ヒロインの股ぐらに潜り込んで首をひねられての昇天
歌舞伎町ゴールデン街商工会の副会長石川ゆうやさんも、胴体が何分割かされてました

10年ぶりでの再見でしたが、実に楽しめました
最近の井口監督の作品はこれほどの面白さを感じないのは
幼児性に回帰したような作品が多いからなのかなぁ

2007年製作、アメリカ・日本合作映画、日活配給作品
井口昇脚本・監督作品、西村喜廣特殊造監督型作品
出演:八代みなせ、亜紗美、島津健太郎、穂花、西原信裕、川村亮介、秀平、石川ゆうや、菜葉菜、岸建太朗、岡本良史、デモ田中、木嶋のりこ、諏訪太朗
コメント (2)
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