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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ノー・サレンダー

2019-10-28 23:15:04 | 洋画未公開
ジャケット借りの最たるものでした
ジャケット見るとスコット・アドキンズが前面にでて来てますが
115分の尺でたった10分あるか無しかの出演時間
さらにあっという間に爆死してしまいますが
劇中では”野獣”って云われてましたが・・・

ま当然ですが警察VS軍隊の惹句とアドキンスで見始めたものの
なんとコレがエジプト映画でして、イギリスが駐留軍としてエジプトを統治?していた1940年のお話
一応はエジプトはイギリスから1922年だかに独立していたものの
イギリスは軍隊の撤退をせずにずーっと駐留して統治と変わらないような時代

一応はトルコ共和国として独立国家ですから、国の治安はトルコ軍が司法を受け持っていたんですが
ってことで惹句では警察になってはいるものの所謂司法は軍隊が受け持っていたようですが
各地にイギリスの軍隊が駐留してトルコ軍は完全にそのイギリス軍の統治下におかれていたようです
そんな歴史を知って見ると実に面白い作品でしたねぇ

トルコ娘がイギリス兵士二人にレイプされてるところに
トルコ人三人が助けに現れて、闘争の果てにトルコ人一人が射殺されて
イギリス兵も一人が撲殺され、かつもう一人は生け捕りにされてエジプト当局に逮捕される
コレがなんと駐留軍総督の甥っ子だったので
イギリス軍全員がエジプト警察を取り囲み、イギリス兵の釈放を求めるのだったが

正義感に燃える署長のユーセフは断乎拒否する
ってことで、イギリス総督は全軍に攻撃命令をだすわけで
エジプト軍とイギリス軍との攻防戦の火蓋がきって落とされる
そうなんですよジャケットの戦車も登場してくるわけで、
勝ち目のないような戦いが始まるものの

そこはエジプト映画ですからある意味プロパガンダ的に作られておるわけで
最終的にはイギリス軍の横暴に怒った市民が総決起する
総督は署長の家族を人質にとろうとしたりの、完全に悪者扱い
ってことでようやっとこの民衆とエジプト軍とがイギリス軍にたちむかっていくクライマックスで、営倉に入れらていた猛者のスコット・アドキンスのご登場
署長とタイマン勝負だけのご出演でした

2018年製作、エジプト映画
ピーター・ミミ脚本・監督作品
出演:スコット・アドキンス、エミール・カララ、ガーダ・アブデル・ラザーク
コメント
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