MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

ザ・スパイ・ゴースト・エージェント

2020-09-02 23:14:35 | 洋画
これも<未体験ゾーンの映画たち2020>“延長戦”で上映されたロシア産スパイ映画
っても結構銃撃戦とか、カーチェイスとかふんだんに組み入れられてて
なんら西側で作られてるスパイ映画とさほど変わらない
ってのは時代の趨勢なんでしょうか
違っているのはヒーローが不死身の超人ではないところかな
ってことで、活劇アクションを見せてくれてるのは、ヒロインの超美人なお姉ちゃんとなってましたから
個人的には121分もある尺の映画でもしっかりと最後までスマホとかに浮気せず、寝落ちせずに最後まで見てられた
 
やっぱ盛り上がるような主人公のバッタバッタ的なアクションシーンがあってもいいのではと思うのですが
そこはロシア映画ですが、ヨーロッパ各地をロケしてて映像的にもそれなりに違う意味でスピード感を観客に与えてくれているんですが
スパイ映画と言っても、根幹となす基本プロットは血の繋がりと血が繋がってないものの親子愛のお話でしたねぇ
 
この映画の中で錯綜するロシアの公的組織である情報局と
こんな組織があったらいいなぁって言う、子供時代から擬似家族としてスパイとして育てられてきた子供たち
大人になると各地にスリーパー(日本の忍者で言う所の”草“ですね)として送り込み、地元の住人として溶け込み生活に根をはやし、あるパスワードを聞いたらスパイとしての役目をはたすというスパイ学校を開いていた凄腕スパイだったロダンという創設者が15年前に死に
 
各地日本送られた子供たちはその名の通りスリーパーと化していたんですが
そのスリーパーを動かそうとした組織が出てきて
まずはロダンの息子でスリーパーであるアンドレイのとこに刺客が現れて
かろうじてその魔の手を逃れたアンドレイは
偶然パラシュートの会で見つけていた女スリーパーでドイツで企業の社長をしていたサーシャを訪れた
サーシャと一緒にロシア情報局からの魔の手を逃れて
彼らがスリーパーを動かすためのパスワードを知りたがってることを知りつつ
なんとドイツからぽランドを通ってモスコーに・・・
この時サーシャが“ヒットラーと同じ道をたどるのね”って粋な台詞を吐いてくれるって
かなりないいセンスっていうか、サーシャって完璧な美人だし
もう美貌と武力に優れてて
劣等生で記憶力だけのアンドレイは兄弟同様に育ってきたサーシャに首ったけ
 
父親が実は生きていたり、情報局が実は味方であったりと
スマホに浮気してたら置いてけぼり食いそうな展開を経て
味方だと、恋人だと思っていたサーシャがなんとWスパイだったとは・・・
 
各所にツッコミどころがあるんですけど、全体に気楽に気張らずに見られるし
娯楽作品としてこれは一番なんですが、サーシャ役の女優さんを筆頭に敵味方共に女エージェントが皆さんお美しいお方ばっかでこれだけは好み映画で高得点でしたねぇ
主演のアンドレイを演じていたのは「T -34/レジェンド・オブ・ウォー」のアレクサンドル・ペトロフさんだったんですね
ロシア映画あんまり見てないのに彼の顔に既視感があった理由が見終わって調べてて理解しました。
 
2019年製作、ロシア映画
カレン・オガネスヤン監督作品
出演:アレクサンドル・ペトロフ、トビアス・アスペリン、スヴェトラーナ・コドチェンコワア、ウラジミール・マシコフ、コンスタンティン・ラブロネコ、マリナ・ペトレンコ
コメント (2)
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色情霊 ~カノジョノシタタリ~

2020-09-02 18:51:05 | ピンク映画
9月1日の日本映画専門チャンネルの深夜枠で
2019年のテアトル新宿の恒例企画である<OP・PICTURES>で「アノコノシタタリ」というR -15作品として上映された作品を
TV上映ということで同じR -15作品として「色情霊 ~カノジョノシタタリ~」というタイトルでOAされました
一応録画しておいたものを録画視聴ですが
いわゆるピンク映画+怪異譚的な作品、怪談映画としては10月公開ですから
オカルト作品として、後半に繋がったりするシーンとか
オープニングでの主人公が友人たちのsex終わって足音立てて・・・
さらによくわかんないアパートの管理人とかが様子伺ってたりで
やっぱり怪談映画というよりは階段映画だった(笑
 
どうなんでしょう、先輩が探してきてくれた物件はお値段が安かったってことで
なんと“事故物件”だった
ってことで、引越し早々、飯買いに出ていた間に先輩カップルはsex 楽しんでいたってのもあって
寝苦しい夜を過ごしていた主人公に
なんと妙齢の美女(なつめ愛莉)が出てきて、主人公と・・・
いわゆる怪談譚日本よくある、幽霊殿肉体関係によって、生気を吸い取られていく主人公
しかしsex の喜びを知った彼は友人の先輩の忠告を聞く耳持たない
友人は結構この物件の過去をしってつようで・・・
 
彼らは主人公が一人裸でsexしてる姿を写真に収めて
なんとここだけの出演に榊英雄さんに相談すると
なんとも不思議な除霊師を紹介してくれる
その後除霊師に川瀬陽太さん
もうこの格好でお分かりのように、後半はこの川瀬陽太さんの一人舞台です
なんでもできる川瀬陽太さん
彼とこんな化け物の正体を表したなつめ愛莉さんとのバトルシーン
これが延々と続くため後半にはピンク映画のケレンである濡れ場は全くありませんが
この後半が実は好み映画の本当のケレンであって
このシーンだけで十分お腹いっぱいになります
R -15にしたのもよくわかる作品
 
一応ピンク映画ノお約束で三人の女優さんが出演されてるものの
このR -15版ではなつめ愛莉さんと、加藤絵莉さんしか脱がれていなくて
瀬乃ひなたさんってどこに出演されてたやら?
 
切り口の違う記事はコチラ

2019年製作、日本ピンク映画、OP・PICTURES作品
角田恭弥脚本・監督作品
出演:なつめ愛莉、加藤絵莉、瀬乃ひなた、増田朋弥、可児正光、石橋侑大、春園幸宏、中山祐太、石田武久、加藤毅、榊英雄、川瀬陽太
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