MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

前田建設ファンタジー営業部

2020-09-09 23:08:52 | 邦画
日本映画を積極的に見て行こうっていう個人的な気持ちで
今回見たのは今年1月、まだコロナ禍で騒がれる前に劇場公開された作品ですか
いわゆる「下町ロケット」で大阪の町工場における記述大国日本を知ろうって
中小企業じゃない、従業員なんて片手以外の人数しかいない小企業である
っていうか家族だけでたった一つの製品だけは日本否世界のどの企業の製品にも負けないと言った、家内制手工業の工場主さんが
宇宙にロケット打ち上げてしまったって言ったようなサクセスストーリー的な作品
 
日本のドラマは全く見ないもののTBSの日八とか、運動靴を選手と共に作り上げるような作品と同じなんでしょうね
邦題のタイトルにある前田建設と言ったら実在のゼネコン建設会社
その営業目的として、一般に日本の建設会社の技術りょくを広く一般に知ってもらおうと立ち上げた企画が
なんと永井豪原作のロボット漫画“マジンガーZ”の格納庫を実際に現実世界で作ったら・・・
 
という営業部のweb上の宣伝企画
これに関わった5人の専従社員と、彼らの情熱というか、最初っからマジンガーヲタクの警備員とか、
ダムの設計技士とか、掘削の技術者たちを巻き込んで
ちゃんと設計図から土地の地質学から建設用地の選定とか
実際に作ったらどうなるこうなるとか蹇々諤々とかの会議の様子とか
プレゼントかの様子を克明に事実に基づいて映画は紡がれていくんですね
 
ある意味サクセスストーリーでもあり
主人公でありweb 担当の青年の成長物語にもなっていたんですね
個人的には漫画もアニメも見ない私ですが、随所に挿入されてるアニメの一部分とか
マジンガーを全く知らない人間でも、それなりに映画として十分に楽しめる作品になっていました
小木矢作の小木博明が、なんとこのプロジェクトの企画立案部長として、主役のお一人に・・・コントではなくて、そこは芸人さんですじゃら多少コメディははいってるもののちゃんと役者さんとして成立していましたし
ドランクドラゴンの鈴木拓もマジンガーヲタクの警備員を普段と違って熱演されてました
 
細かいことはどうでもいいんですが、”フンタジー“ってタイトルに入れてるからじゃないですが
夢オチのケレン的なプロットは個人的には不要だったかな
、こう言った夢オチシーン入れると一般受けはするんだろうねぇ
そういう意味ですかね、ポスターのどこにも実話ベースってコピーは入れてないのもあざとかったかなぁ
 
喰わず嫌いですね、この作品でも一応はちゃんと映画としての体裁は整っていたのも事実
 
見終わって調べたら前田建設もこのアニメ企画をweb上ではまだ続けていらっしゃるようですね
 
2019年製作、日本映画、バンダイナムコ作品
英勉監督作品
出演:高杉真宙、上地雄輔、岸井ゆきの、本多力、町田啓太、六角精児、鈴木拓、山田純大、鶴見辰吾、濱田マリ、小木博明
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セックス&タブー

2020-09-09 19:56:55 | 洋画未公開
この9月2日にクロックワークスからリリースされたエロチック作品
TSUTAYAさんには導入されていませんでしたが
GEOさんでは洋ピンの棚ではなくて、なぜかスリラー作品の中にさりげなく置かれていました
が、どう見たって、この「セックス&タブー」とつけてたら洋ピンでしかないですよね
ってことで、このブログでも久々洋ピンレビュー作品の二本目になります
 
意気込んで身始めたら、タイトルロール「OUTLAW」も
キャストロールも英語だったんですか
キャスティングやスタッフのスペルに変な感じ・・・
ってことで字面からもう分っちゃいました、完全にロシア映画でした
 
オープニングの数数の性的なシーンの羅列映像ではボカシまくられてて
これでは一体100分の尺で一体どうなるんや
って心配していたんですが、一部この心配が当たりました
って性的なシーンではありませんでしたが
この作品で監督さんが描きたかったのは性的マイノリティーの世界観だったのかしら
 
この作品でオープニングでボケボケで羅列していた性的なシーンの数々は
異形の愛の姿であり、LGBTの性的マイノリティーたちによる禁断の世界を
監督イメージで描いていたんですねぇ
さらに原題が表してるような治外法権の世界観でもあったんですね
 
お話が始まるとニキータっていうヒロインが、町のスーパーで子供を連れたお母ちゃん
子供の目の前で殺してしまうんですが
警備員が防犯カメラで警察呼ぶと、ニキータにつき従ってるMIBが“アウトロー”っていうと
緊急出動してきた警察官は慌てて引いていく
もう見てるこっちは“??????????っ”
そして車で颯爽とニキータは去っていく
 
また高校の美術の授業では、学生が美術の先生を授業で困らせているんですが
この先生、実は男子生徒とG関係にあって・・・
この男子生徒と友人関係にある男の子がガールフレンドと肉体関係ちゅうにMIB数人に拉致されて
その先でニキータがまってて・・・
まさに隷属物として扱われていく過程の中で
 
監督さんのイメージからくる映像をまんま映画としてるんで
実際になんでこんな映像っていうシーンばっかりで
監督のイメージについていくだけでもう疲れる疲れる
 
ケレンとして円形ベッドの四隅にポータブルプレイヤーでポルノ映像を流して
ニキータは思いを果たすんですが
これにボカシが楕円で入るもんだからなんか笑ってしまって・・・
結局MIBで娘ニキータを守っていたのは、父親でして
このお父さん相当な権力者だったみたいで結局彼の存在がロシアでは「OUTLAW」だったってことですか
 
プロットというよりも監督さんのイメージ優先で作った作品なんでついていくだけで一苦労な作品だったかな
 
2019年製作、ロシア映画
クセニア・ラトシュナヤ脚本・監督作品
出演:ヴィクトル・タラセンコ、エフゲニー・シュワルツマン、グレブ・カリュジニイ、リザ・カシンツェヴァ
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