MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

HiGH&LOW THE WORST

2020-09-04 23:10:59 | 邦画
最近日本映画も積極的に見ていこうと
一念発起して、新作DVDはキラキラ映画以外は積極的に見ていこうとレンタルしてきたのがこの作品
今までニンキョーでの暴力シーンとかはとっつきにくいということで
こういったヤンキーが暴力で解決する作品は避けて来ていたのですが
 
嫌、食わず嫌いだったってことですかね
イヤに面白かったし、ヤンキーがただ勢力争いで抗争するだけでなく
なんとそこには友情と親孝行がテーマになっていたんですね
友情とかでのきゅうりの喩え話は染みるよねぇ
この作品
大体主人公が通う高校名が“鬼邪高校”普通に“オヤコウコウ”って言いまして変換すればマジ“親孝行”になるし、この高校の最寄り駅名が”鬼邪大寺“
これも”オヤダイジ“、変換すれば当然”親大事“になってくる
 
この作品の原作は漫画ですか、原作者の髙橋ヒロシさんが、自作品のいくつかを収斂させて自分で脚本を書いたオリジナル映画だそうで
今まで一連の「クローズ」とか「HiGH&LOW」を全く知らないで
私みたいにこの作品を初めて見ても、全体像がなんとか見えてくると
それなりに面白く見られたし
ヤンキー同士の100人超の戦闘シーンも十分に楽しめるんですね
アクション監督も大変やねぇ、ドローンで縦横に撮影してるし
まだまだ日本映画も捨てたものじゃないものの
その根本に流れているのは、日本人として綿々とDNAとして、知らないうちに受け継いできてる浪花節
結局娯楽の根本も、日本人としてもこのお涙頂戴に起因するプロット原理は
時代が変わると、時代に合わせた形で継承されていたとはねぇ
 
志尊淳と山田裕樹、小柳心とかしか若手俳優はわかんなかったけど
鬼邪高校は全日と定時で勢力争いしてるとか
志尊淳率いる鳳仙学園とを対立させる本当の敵に向かう前にちゃんと一戦交えておくという王道に
っていうか主人公が住んでいた団地の幼な馴染みの六人組がいいよね
6人なのに5人しかいない、一人は母親の入院費を稼ぐため悪の道に・・・
でも・・・
やっぱり浪花節やん
ってか鳳仙の志尊以下の子分たちの苗字の頭の一文字ずつを繋ぐと小沢仁志に
ってことで、なんと小沢仁志兄貴は特別出演されてまして
いきなり出てきたときにはこっちがびっくりした
 
映画HPを見たらあのストーカーに狙われてた女子って志尊淳ノ妹って言う設定だったのね
そしてラストでのずっこけシーン入院費つながるのね
ってかよく知らないんだけど、続編作る気満々でしょ
次は鈴蘭高校と・・・
 
2019年製作、日本映画、HiGH&LOW製作委員会作品
久保茂昭監督作品、高橋ヒロシ原作・脚本
出演:川村壱馬、吉野北人、福山康平、鈴木昴秀、龍、佐藤流司、うえきやサトシ、神尾楓珠、中島健、前田公輝、山田裕貴、小柳心、白洲迅、中務裕太、小森準、矢野聖人、冨田望生、塚本崇史、小沢仁志
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エージェント・スミス

2020-09-04 18:56:46 | 洋画
9月2日にDVDリリースされたこの作品、今年のコロナ禍で新たに企画された興行携帯である、<未体験ゾーンの映画たち>“延長戦”で上映された一本
ここに来て“延長戦”ノ作品が目白押しでリリースされ始めたようですね
ジャケットにエミリア・クラークの名前を見つけて、無条件でセットレンタルに組み込んだ一本です
私がエミリア・クラークを知ったのはTVドラマシリーズである「ゲーム・オブ・スローンズ」でしたねぇ
パッキンの竜を扱う女王様の肢体ドラマお顔に魅せられたものの
ブログには前「538ねん」で「ゲーム・オブ・スローンズ ファーストシーズン」だけはアップしましたが
セカンド、サードまでは見ていた記憶はあるんですが
血液型に反してというか、シーズンが重なるごとにエロ度が薄まってきていたのもあってブログアップしなくなったし多分シーズン4からは見てないんじゃないかな
シーズン8でした終了してますから
コロナ禍でのひま潰しにって一度は思ったものの、なっかなか実行してないなぁ
 
見る前は、邦題からしてエミリア・クラークがFBIエージェントとして麻薬組織を壊滅させるガーリーアクションだと思っていたんですが
なんとアメリカのそこいらに居る普通のお姉ちゃんやんけ
それも旦那(っても公金詐取のために)偽装離婚してて、ジャンキーで麻薬売人の元夫と同棲してるような小悪党のお姉ちゃんだった
そんなお姉ちゃんが閉塞感漂う元炭鉱ノ町でなんとかそこから脱出とかヲ狙って
新人FBI捜査官として妻子と共に赴任してきたマイクの洗練された都会感になんとなく惹かれて
 
彼に近づくために、なんと彼のSとなって、麻薬組織の情報を流すようになる
最初はマークも出世のため、そう田舎から都会のFBIに復帰するための出世のために
彼女からの情報が必要で
と両者ノ思惑が一致して、手柄を上げていく中で
そこは男と女ですからねぇ、危ない関係に落ちていっちゃうのは必然だったってことでしょうか・・・
開巻“ this is true story ”の文字が出ます
 
男女の関係に陥ってからの二人の葛藤がメインプロットになるんですが
映画自体事実ですから内容的には重たいし、画面が暗いためにエミリア・クラークの濡れ場もあるんですがレイティングはR−12ですから
ほとんど何にも見えない
 
一応エミリア・クラークのモノローグで映画は進行していくんですが
オープニングからなんとエミリア・クラーク演じるスミスの遺体っても白骨死体ですが、それが見つかって時制が戻って映画は始まります
女の深情けというか、なんだろう女自体子供二人もいるのに、ほとんど家族を顧みずに
男にのめりこんでいくものの・・・ある意味邪魔だよね
ってことで、実は最後まで死体になった女が事件の顛末を語ってきたという不思議な作品になっていたようですね
 
2018年製作、アメリカ映画
フィリップ・ノイス監督作品
出演:エミリア・クラーク、ジャック・ヒューストン、ソフィー・ロウ、ジョニー・ノックスヴィル、オースティン・エベール、ソーラ・バーチ、カール・グルスマン、ケヴィン・ダン、ブライアン・リー・フランクリン、オマー・ベンソン・ミラー
コメント (2)
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